エピソード4:上京編21ー哀しい知らせー
こちらは『エピソード4:上京編21』になります。
ゆうきの家に転がり込むことになった私。
ゆうきは非喫煙者だったため、煙草は一階のベランダで吸っていた。
暫くそんな日々が続いたある日…母から突然、LINEで連絡がきた。
『しえる…落ち込まないでほしいのだけれど、琥珀が天国へ旅立ちました』…と。
琥珀…我が家の初めての愛犬。私は頭が真っ白になった。
『明日実家に戻るから』、そう返信すると『今はコロナがあるから何を言われるかわからない、我慢して』…そう母から返信がきた。
今、こうして文章として打ち込んでいるだけでも泣けてくる。それは大きなペットロスだった。
どうやら肺に水が溜まっており、それが急変して急逝したらしい。
まだ9歳だった。
『ごめんね、最後そばにいてあげられなくて…お見送りもしてあげられなくて。』…そう心で呟き私は泣いた。
そんな中、ゆうきと…レミィさんとの生活の中で、変化があった。
弟が就職で上京することになったのだ。
私は悩んだが、このままゆうきの家…社宅にいるわけにもいかないと思い、また両親への心配もあり地元の関西へと帰ることにした。
ゆうきは、自分も関西圏に引っ越すと言ってくれた。
荷物を全て段ボールで実家に送り…私は4,5年の東京生活に幕を閉じた。
ここまでお読みくださりありがとうございます。
『エピソード4:上京編22』に続きます。




