エピソード4:上京編13ーガールズバーでの出会いー
こちらは『エピソード4:上京編13』になります。
私は在籍していたガールズバーでは売り上げ上位の方にいたと思う。
ランキングなどはなかった為、不透明なところではあるが…。
同伴、指名なども有難いことに多かった。
(ガールズバーなので本来指名とは言いませんが、ここではわかりやすくそう表現します。)
そこであるお客さん二名組と知り合った。
「ガールズバー初めてらしいから、楽しませてあげて。」ボーイさんにそう言われもう一人の女の子、’’あけみ’’と席に着く。
ちなみに私の源氏名は’’こずえ’’。
「初めましてー、お席失礼します。こずえって言います。」
あけみも同様に挨拶する。
お客さん二人…’’谷ちゃん’’と’’だいちゃん’’と私たち四人は会話に花が咲いた。
谷ちゃんとだいちゃんは羽振りもよく、ドリンクも沢山入れてくれた。いわゆる良客。
そのまま谷ちゃんはあけみを、だいちゃんは私を指名してくれることになりそれぞれLINEを交換した。
私たちはよく二人に同伴してもらっていた。四人で。
その内、谷ちゃんもだいちゃんも、一人で来店することが多くなった。
ある日、だいちゃんが一人でお店に来店したことがある。
その時私は「ドリンク作る時間が勿体ないから、シャンパン入れていい?」と聞いた。
だいちゃんは快くそれを受け入れてくれた。
その頃には、私とだいちゃんは個人的なLINE(営業ではないもの)もするようになり、仲良くなっていた。
その日のお見送りの時、「また来るね」そう言ってだいちゃんは帰っていった。
今思えば…その時、私はだいちゃんのことが好きになっていたんだろう。
私は自分で言うのもなんだがちょろいし、綺麗な遊び方をするお客さんが少なかったせいもあると思う。
ある夜、だいちゃんにLINEをした。
『私…だいちゃんのことが好きみたい。』と。
返信は覚えていないが、だいちゃんは色恋営業かと疑っていたように思う。そんな返信だった。
『今からだいちゃんの家の近くまで行くよ、そしたら信じてもらえる…?』
そんなこんなで、私はだいちゃんの最寄り駅まで行くことになった。
ここまでお読みくださりありがとうございます。
『エピソード4:上京編14』に続きます。




