エピソード4:上京編11ーレミィさんとの出会い、なおきとの別れー
こちらは『エピソード4:上京編11』になります。
『フクロモモンガを取り扱っているペットショップに行こう。』
そうなった私となおき。その段階ではまだ迎えることについて決断はしていなかった。
今でも思う事であるが、ペットとの出会いはご縁、巡りあわせなのである。
その際行ったペットショップには犬猫以外の…いわゆる’’’エキゾチックアニマル’’ばかりいた。
その中でお目当てのフクロモモンガコーナーに行き…ある子と目が合った。
カラーはホワイトフェイス、約三万円のメスのフクロモモンガちゃん。
私は即決した、店員さんに声をかけて「この子お迎えさせてください!」と。
その後飼育に必要なゲージ、餌入れ、給水機などもろもろ購入した。
そして、連れ帰った。
名付けたのはなおきである、’’レミリア’’と。
レミリアはちょっとなぁ…となって私は『レミィさん』と呼んでいた。
最初こそ警戒した鳴き声を出し、嚙みつかれ流血させられていたが…まだレミィさんがベビーだった為だろう。懐いてくれるのにそう時間はかからなかった。
よく服の袖から私の服の中へ侵入し、私の背中にへばりついて寝たり…胸元からひょこっと顔を出したりしていた。
年末年始など実家の関西へ帰省する際は、虫かごのようなものに専用ゼリーを入れ、またその虫かご専用の鞄に入れて新幹線で連れて帰っていた。ゲージを入れたキャリーケースと共に。
なおきとは次第に喧嘩が増えていった、今思えばかずまさんの時も同様だがワンルームや1Kでの同棲は難しいものがある。
なおきには私の中絶経験を伝えていた…というか付き合う人全てにカミングアウトしているため知っていたのだが、「人殺しのくせに」そう罵倒されたこともある。
ある時、スマホをバキバキに壊されたことがある。私は持っていたノートパソコンから’’スマホ壊されました、連絡取れません’’と旧Twitterでツイートした。
その夜も喧嘩していた、そんな時珍しく玄関チャイムが鳴った。
『警察です』インターフォン越しにそう言われた。
どうやら、遠くに住む親友が警察に通報したとのことだった。
その時私はリストカットをし流血していたため、婦警さんに「救急車呼びますか?」そう言われたことを覚えている。
私は「大丈夫です…」と返答し…後の記憶はあまり無い。
その一件がきっかけでなおきとは別れることになった。
半年にも満たない付き合いであったし、酷いこともされたが…レミィさんとの出会いに関してだけは今でも感謝している。
ここまでお読みくださりありがとうございます。
『エピソード4:上京編12』に続きます。




