エピソード4:上京編10ーペットのこと(番外編)ー
こちらは『エピソード4:上京編10』になります。
なおきは、元ペットショップ店員であり実家で‘’フクロモモンガ‘’を飼っていた。
それまでその存在をほぼ知らなかった私は、なおきが見せてくれるその子の写真や動画にメロメロになった。
「私も飼ってみたいな…」その私の一言から、ペットショップに行くことになった。
後述になるが、私は動物が昔から大好きであった。
小学生の頃は「犬が飼いたい」そう何度も親にうったえたが、許可はおりず。
ただ、あれは小二の頃か…父親が農家であり、ある時弱っていた野ウサギを保護してきた。
残念ながらその子はすぐ天国に旅立ってしまったが…それが私の初めてのペットロス。
そこで親がうさぎを迎えることを検討し始め、当時地元にうさぎを取り扱っているペットショップがなかったので’両親、弟と共に車である程度遠いところまでうさぎ探しの旅をした。
『うさぎは寂しがりやだというから、二羽迎えよう』親がそう言った。
オス、メスの性別は私が決めた。メスを二羽迎えることにした、理由は『赤ちゃん沢山できてほしいから』。
当時の私は交尾しなければペットに子供ができないことさえ、理解していなかったのである。
うさぎを迎えたことがきっかけで、我が家は動物に対してある程度寛容になりはじめた。
あれは小学校何年生のクリスマスだったか…朝、プレゼントを楽しみに起きるがそれらしいものがなかった。
よくよくベッドの周りを見回していると、見慣れない何かがあった。
プラスチック製の…ゲージだった。中にはジャンガリアンハムスターがもぞもぞと眠そうに布にくるまっていた。
それが私の今までで一番嬉しかったサプライズプレゼントだろう。残念ながら寿命は短く二年を全うし天国に旅立ってしまったが。
二羽迎えたうさぎ達は、寿命なのか立て続けに天国に旅立ってしまった。あれは中学二年生の頃。
私がその後不登校になり…両親がペットロスの影響なのでは?と今度はついに犬を迎えることになった。
名前は‘’琥珀‘’私の第一の愛犬である。真っ白なポメラニアンでとてもお利口な子だった。
数年後には『1匹じゃ寂しいかもね』ということで二匹目のポメラニアンを迎えることになった、高1の終わりごろだったと思う。
二匹目の子は私もよくわかっていないのだが…’’チャンピョン犬’’の血筋の子でまあ値段がお高かった。
カラーはオレンジの元気なポメラニアン。
母と相談し、当時私にはバイトで貯めた貯金があったのでそこから折半してお迎えすることになった。
’’玻璃’’と名付けた。
また、元カレであるれんと付き合っていた頃には両親に隠れてこっそりと’’セキセイインコ’’をお迎えに行った。
れんからの誕生日プレゼントか何かだった気がする。
その帰路は母に迎えに来てもらっていたので、鳴き声を隠そうと必死に口笛を吹いていたのを覚えている。
暫くして母にカミングアウトするも、そこまで驚いていなかった気がする。
うさぎ、ハムスター、犬、インコ…。そんな動物たちに囲まれて暮らしていた私は実家を離れてペット達に会えないことに寂しさを感じていたのである。
その為、なおきからのフクロモモンガ情報にのめり込んだ。
ここまでお読みくださりありがとうございます。
『エピソード4:上京編11』に続きます。




