表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
15/21

エピソード4:上京編8ー1人暮らしー

こちらは『エピソード4:上京編8』になります。

一人暮らしを始めるにあたり、まさとさんの協力もあり私は初めての’’物件探し’’を開始した。

家の場所に関しては、くだらない理由化もしれないが…私が虫恐怖症なため、いざという時に助けてくれるからとまさとさんと同じ地域にすることにした。


不動産に行って、家はすぐ見つかった。

1K、ユニットバス、都内では破格のインターネットや管理費込みの…なんと4万円。

当時未成年だったので家は親名義、両親には事情を話して初期費用を立て替えてもらった。


最初は何にもないすっからかんの6畳半。

そこから…当時、私はメンヘラらしくマイメロが好きだったので、ピンクと白を基調にした部屋作りを開始した。

薄ピンクのカーテン、お姫様チックな白いペッドフレームにピンクのシーツ…白いテーブル、カラーボックスは白とピンクの色合いのもの。


それらが落ち着いた後、私はまたバイト探しを始めた。

選んだのは清掃系の現場仕事。

『誰でもできる簡単なお仕事です、棚を拭いたり…』そんな求人広告だったと思う。

実際始めてみて思った感想としては…『なんて体力勝負なお仕事!』。


9段ある脚立に業務用掃除機を抱えて上ったり、真夏のオープン前の空調設備されていないアウトレットでひたすら作業したり…。

そういうのが無理で辞めていく子も多い職場だったが、私は割と楽しかった。

その職場はシフトの融通が利くことを売りにしており、その為かいわゆる夢追い人がおおかったのである。

お笑い芸人、アーティスト、女優志望、役者をやっている方など様々な人たちがいた。


その頃もまだコミュ障が抜けきっていなかった私が個人的に話せる人は少なかったが、一人だけ仲良くなった年上の女性がいた。

その女性に言われた言葉を今でも覚えている。

「しえるはさ、孤立してると思うかもしれないけど美人だから皆から一目置かれているよ。」

私は応えた、「私は美人なんかじゃないよ、そうだったらとっくに…結婚できているはずだもの…。」

そうするとその女性は少し怒ったように、「私がそう思うから伝えたの、人の意見をそんな風に否定しちゃ駄目だよ」そう言ってくれた。

その言葉は私の中で今でも残り続けている。


その為、私は今でも自分のことを大して美人だなどと思ってはいないが…『綺麗だね』というような言葉を人から受け取ったときには『ありがとう』と素直に返すようになった。

ここまでお読みくださりありがとうございます。

『エピソード4:上京編9』に続きます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ