第五章のまとめ
第五章 迫り来る影
― 魔族の策謀と水都の試練 ―
第五章では、水都セントポルを舞台に、エリス達「新たなる星座」が数々の試練に立ち向かいました。
魔族の暗躍。
スタンピード。
キメラの襲撃。
そして、前世から続く因縁との再会。
エリスは聖女として人々に認められ、新たなる仲間も加わり、物語は大きく動き始めます。
⸻
あらすじ
セントポルへ向かう道中、エリス達は百名を超える野盗の襲撃を受ける。
しかし、それはただの野盗ではなかった。
帝国騎士を思わせる装備を持つ集団を撃退したエリス達は、襲われていた馬車を救出する。
その馬車に乗っていたのは、セントポル領主ヴァルディス・レインハルト辺境伯の妻、セレフィーナだった。
クラリスと旧知の仲だったセレフィーナの案内により、一行はセントポルへ迎え入れられる。
だがその裏では、魔族達の策謀が静かに進行していた。
魔族の研究者グリムヴァルによって生み出されたキメラ。
そして魔王ゼルヴァークの命を受けた者達による暗躍。
やがてセントポルは大規模なスタンピードに襲われる。
エリス達は騎士団や冒険者達と共に街を守るため戦いへ身を投じた。
その戦いの中でエリスは数多くの負傷者を救い、人々から「聖女」と呼ばれるようになる。
さらに前世でエルシアに仕えていた二人の側近――レオネリアとメルキオラが再びエリスの前に現れる。
二人はゼルヴァークに反旗を翻し、エリスの仲間となった。
戦いの後、エリスはセントポルの栄誉市民となり、その功績を称えられる。
そして王都へ向かうための準備を整えた一行は、新たな旅立ちの日を迎えようとしていた。
⸻
主な登場人物
エリス
本作の主人公。
前世は魔族の女王エルシア。
境界の子として転生し、人族の世界で育った。
スタンピード後、多くの負傷者を癒したことで、セントポルの人々から「聖女」として認められる。
セントポル栄誉市民に選ばれた。
⸻
セラ
白きフェンリルの聖獣。
エリスの相棒。
キメラの核を感知する能力を持ち、今回も戦いで大きな活躍を見せた。
⸻
マリン
エリスの親友。
風と炎の魔法を操る少女。
スタンピードでも前線で活躍した。
スイーツ好きは相変わらず。
⸻
クラリス
エリスの母。
元王国騎士にして二つ名は
「白銀の剣姫」
セレフィーナとは旧知の仲。
娘を支えながら共に戦った。
⸻
ミリア
マリンの母。
元Sランクパーティ「白銀の聖剣団」の一員。
優秀な神官であり治癒魔法の使い手。
⸻
ルシアン
元Sランク魔導士。
二つ名は
「蒼導のルシアン」
常に冷静に戦況を分析し、一行の参謀的存在として活躍した。
⸻
カイル
元Sランク弓使い。
二つ名は
「鷹の目」
優れた索敵能力と射撃技術で仲間を支えた。
⸻
ガルド
重騎士。
高い防御力と前線維持能力を誇る。
スタンピードでも壁役として活躍した。
⸻
レオネリア
元魔族軍の女騎士。
前世のエルシアに仕えていた側近の一人。
現在もエリスを
「エルシア様」
と呼び忠誠を誓っている。
正式に新たなる星座へ加入した。
⸻
メルキオラ
元魔族軍の魔導士。
エルシアの側近。
魔道具や魔法陣の開発を得意とする。
通信機や転移魔法陣、異空間馬車などを製作した。
正式に新たなる星座へ加入した。
⸻
セントポルの主要人物
ヴァルディス・レインハルト
セントポルを治める若き辺境伯。
エリス達へ深い感謝を示し、セントポル栄誉市民の称号を授与した。
⸻
セレフィーナ・レインハルト
ヴァルディスの妻。
王レグナスの従妹。
クラリスとは旧知の仲。
エリス達を全面的に支援した。
⸻
アウグスト
セントポル大聖堂の大司教。
エリスの力を目の当たりにし、
「境界の子が聖女と呼ばれる理由が分かりました」
と語った。
⸻
魔族側の動き
ゼルヴァーク
エルシアを殺害し魔王となった存在。
人族への侵攻を進めている。
⸻
ディアゼル
魔族軍を率いる将軍。
帝国侵攻に向けて軍の編成を開始した。
⸻
シャドウウォーカー
諜報活動を担当する幹部。
魔族の斥候達を統括している。
⸻
グリムヴァル
キメラ開発の責任者。
聖獣セラの核探知能力への対策を進めている。
⸻
エリスの世界の通貨価値観
通貨 円換算(目安)
銅貨1枚 約10円
銀貨1枚(100銅) 約1,000円
金貨1枚(100銀) 約10万円
白金貨1枚(100金) 約1,000万円
* パン 銅貨5枚(50円)
* 宿代 銀貨2~5枚(2,000~5,000円)
* 普通の剣 金貨3~5枚(30~50万円)
* 魔剣 金貨100枚以上
* 家一軒 金貨300~500枚
* 馬車 金貨30~50枚
次章へ
第六章では、いよいよ王都を目指す旅が始まる。
新たな仲間達と共に進む街道。
その裏で動き続ける魔族の陰謀。
そして王都で待つ新たな出会い。
エリス達「新たなる星座」の旅は、さらに大きな舞台へと進んでいく。




