メアリとジェントルと俺と……
「ジェントルさん?が言う限りここはダンジョンと言う事でいいですよね?」
「はい!そうですね合っています」
「このダンジョンと共存関係と言うのも?」
「合っていますが、違います私達魔物はダンジョンの一部であり常にダンジョンに従っています」
「そんなの初めて聞きました」
「他のダンジョンは知りませんがここではそうですねダンジョンが
絶対ですね」
「ここはダンジョン?いや、空気の魔力がとても薄いですね
最初ダンジョンだとは気が付きませんでした」
「ここは魔術師対策として魔力が薄いんですよ」
ジェントルさんの言う通り最初ここがダンジョンと聞いてびっくりしたが
今ではかなり居心地がいい私を襲う人がいないし
何より一つ一つの事を気にかけてくれる
ここのダンジョンは生きているらしくダンジョンマスターはいないそうだ
「それでこのダンジョンに住まうとは本当ですか?」
「もう何処にも行くところがありませんしね」
やはり魔女というのは不便なものです
人に蔑まれますからね
でもこのダンジョンなら私を迎えてくれる
「大丈夫ですよ。魔術はちゃんと教えますから」
そんなことを聞きたいわけじゃないのはわかっています
でも私の気持ちを察してくれたんでしょう
だから笑いながら何も聞かれなかったのだろう
彼らは優しいのだから
ジェントルマンゴブリン
メアリさんが元気になった本当に嬉しいです。
最初主にメアリさんの接客と世話をしてと言われた時は
何故?と思いましたが主はここ付近の情報が無いようでそしてメアリさんから情報を聞き出そうとの事です
でもこの私はごまかされませんよ!
状況を大雑把に説明され分かりました!
元は人間らしいですね…ズバリ!人間の話相手が欲しかったのですね!
私には分かりますよ。
ふふふふふ
この主はまだまだ青臭いですね
多分まだ若いのでしょう、
もし主が道を間違った時は私が身を持って正しましょう
主の成長を見守るのも楽しい物ですね
あとメアリさん
あの方はかなり厳しい人生を辿っていますね
呪い子と言われているが呪いらしい所はないのですが?
何か危険な匂いがしますね…………
まぁ、その時は頑張りましょうか
主や貴女の危機は私が受け持ちます
何故なら私ジェントルですから。
ダンジョン(俺)
今のこのダンジョンの状況を把握した
というか話はジェントルマンゴブリンいやジェントルが聞き出した
のを聞いていたんだが魔女てそんな扱いの!
とびっくりしたが大体のことは分かった。
この大陸では戦争の事が気掛かりだ
この大陸は魔王がいてその魔王が軍を率いて国に進軍
少国を2つほど潰した後
各国は事態を重く見て小国は連合を組み
大国は戦う準備をした
そして二大国の王国グレドウスと帝国アクサメルクの内
帝国が潰され
王国が遂に連合を組んだらしい
連合国でどうにか今力が拮抗しているがかなり危ないらしい
もし王国が征服されたら
もっと強い魔族が攻めてくる
だがそんな王国を動かす魔女て何なんだよ
そして人間に見つかったからには毎日攻めてくるのか
少し面倒くさいな
王国報告塔
「どういう事だ?」
目の前には血の跡が散乱している
「魔女は死亡したと思われます
魔女はダンジョンに逃げ込みました
そのダンジョンに魔女を確認しようとした所
索敵能力に特化したジャイアントラット
いや………変異か進化したラットによって王国兵達はダメージを受け
撤退しました」
「本当にラット如きに負けたんだな」
「あのラットは異常でした。連携もで」
「黙れ!そんなことが聞きたいのでは無い!この任務が失敗した事が関係している
しかもその原因はラット!ラットごときに負けただと!
この無能が!」
そして報告した兵士が殴られまた血が飛び散る
「すみません……」
「もいい出ていけ」
「はい…」
この部屋から誰もいなくなると
いきなり何処にもないところに話しかける
いるのだろうが聞いていてもそれは答えない
「聞いたとうり魔女は死んだか確かめろ
それとラットごときに負けるのは異常だ奴らは無能だが弱くは無い
気を付けろ
生きていたら魔女を排除しろ行け」
そう言うと人の気配が消える
「ちっ!どう上に報告したらいいんだ」
そう愚痴りながら報告書に手を付けるのだ
代理人
我々は代理人と呼ばれる特殊な職業についている
やる事は代理人として
人手が足りない
暗殺、魔物の排除、家庭教師、料理人
色々な事をする
何でも屋だ
複数人の人間で構成されているが
動く時は一人の時が多い
ん?今何してるかって?酒飲んでるんだよこんな泥沼みたいな仕事してて
飲んでなんかいられるか~てな!
仕事?仕事なんて少し頑張ればすぐ終わる
自分で言うのも何だがこの代理人の中で一番の実力者だ
なんだって最古参だからな!
ああー…………
死ぬには良い日だ




