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ファンタジーなら700年もひと昔  作者: 春花
魔法使いレイ
15/24

レイの研究

 一週間と半ばも経てば周りも奇天烈な恰好をしているレイにも慣れ、笑い話にもなるというもの。そのほとんどがファッションや彼のリアクションについてだが、その一部にはこういったものもある。

「あのレイっていう奴、この前ホウキで空飛んでたってよ」

「ウソに決まってんだろ。鳥人間コンテストみたく魔法で勢いつけて跳んでるだけだろ。ホウキで飛ぶとか推進力どうしてんだよ。重力中和とか都市伝説だぜ。翼があるわけでもないのに、そんな非常識なこと出来るか」

「でも、飛べるんなら飛んでみたいよな」

「F組のカレアラさん、最近調子いいでしょ。あれってあのマントの人のおかげなんだって」

「何それ? 愛の力とか?」

「中等部でカエルになった奴がいるって」

「仮装大会の話か?」

「この前天気予報思いっきり外れたね」

 そのような噂が、いくつもイリアルの耳に入ってくる。そして、それは現実の学園内に留まらない。

 彼は面白半分に学生が投稿するレイの魔法を使っている画像の消去依頼をしている。この手の奇抜な恰好で魔法を使う――ネタ画像は珍しいものではないが、短期間に多くアップされれば興味を引いてしまう。

「ようやく、先々週末のホウキで飛び立つ画像がなくなったと言うのに…………最早、一刻の猶予もない!」

 パソコンの画面に、表に出ることがない衛星写真のデータが張りつけられている。それは、崩れる雷雲の中にいる人物を捉えた一枚だった。



 食堂の隅で昼食を食べていたレイ達の所へ、ミスリムがやって来た。

「御機嫌よう」

 ミスリムは挨拶をしながら、彼女を視認した時から立ち去ろうとしていたカレアラの制服を掴んで引き留めている。

 そしてミスリムはそんなカレアラを無視して話を始める。

「宝闘祭でのわたくしの雄姿を見ようと、おじい様が来てくださるの。それでカレアラさん、もしよろしければ一緒に出ませんこと?」

「パス。あんなのに出るよりバイトでもしていた方がいいわよ。それに出るにしても、どうしてあなたと組まないといけないのよ」

 即答の拒否にも怯むことなく、ミスリムは口元に手をやる。

「圧倒的に勝ってもおじい様にわたくしの凄さが伝わらないではありませんか。やはり適度なピンチに陥り、わたくしの活躍で大逆転。頼みますわよ、ピンチ担当」

「ふざけるんじゃないわよ」

 目の前でそんな様子を見せられ、レイとコスモスは頭に大きな汗を流す。

「コスモス」

「ん? あ、リュサック」

 気軽に挨拶をかわすコスモスとリュサック。組はAとFで違うが、数回あった実技や身体強化トレーニングの合同授業で、二人は一緒にいることが多かった。身体能力がトップクラスのリュサックと張り合える者が他にはおらず、教師達も二人を一緒くたにするのだ。

 リュサックも拳で戦う実力が近い相手というのは助かるようで、素っ気ない素振りは変わらないが、授業中によくコスモスとコミュニケーションを取っている。

 他にも、コスモスは退院したベスター教師のトレーニングに誘われたようだが、レイと一緒にいる時間が減るからと、すぐに断った。

「宝闘祭に出て俺と戦わないか? まだ決着がついてないだろ」

「イヤだ。疲れる」

 こちらも即答の拒否。すると、リュサックはすんごい力を入れた目でレイを睨む――何故だ?

 それから、勧誘した相手にフラれた二人の視線がふと合う。

「見事にフラれましたわね。目も当てられぬほど可哀想ですし、わたくしが組んで差し上げてもよろしいですわよ」

「俺は群れるのは嫌いだ」

「それを口にする人を始めて見ましたわ」

 A組同士で話している隙に、レイ達三人はその場から消えていた。



 午後の授業中に一つ問題が起こった。レイがいきなり体調を崩して倒れたのだ。

 もちろん保健室に運んだのはカレアラで、放課後に様子を見に来たのも彼女だ。コスモスはすごい駄々をこねたが、掃除当番で来られない。

「どうしたのよ?」

 ベッドの脇の丸椅子に座って、顔色が戻ったレイに聞く。

「何でもないよ。ちょっとフラッときただけだよ」

 そう言ってレイは上体を起こし、懐から取り出したクリスタルをギュッと握りしめる。

 ……気になる。普段の様子からレイが持病を持っているようには見えないし、体力が無いとは言え体が弱いわけではない。突拍子もなく顔色を失って倒れるなんて変だ。

「さっきの歴史の授業、産業革命以前の内容だったわよね。つまり、レイがいた時代に近い」

「そうだね。な~んか変な気分だったよ」

 と、苦笑するレイ。カレアラは彼の顔に手を伸ばし、頬を引っ張って笑顔を崩す。

「誤魔化すんじゃないわよ、まったく。レイって曖昧に聞くとすぐはぐらかすからストレートに聞くけど、あんたは一体何の研究をやっていたのよ? そのクリスタルが関係しているの?」

 レイはつねられた頬を撫でながら、

「僕は大したことをしていないよ。薬師の真似事だよ。ほら、フィリオラにアレを作ってあげたり、コスモスの手当てをしていたって言ったでしょ」

「薬師が頻繁に実験で爆発させる?」

「……」

 痛い所を突かれて、レイは視線をさ迷わせる。そして、観念したように肩を落としてため息をつく。

「実はさっきの授業がショックでね。僕がいなくなって六十年ほど先で、魔法使いが過酷な労働を強いられていたなんて……もしかしたら、僕の知り合いもその中にいたかもしれないと思うと、けっこうクルものがあったんだ」

 レイがいなくなって六十年程のち、魔法使いは年齢・性別問わず、毎日のように昼夜休まず働かされていた。もちろん、力仕事をさせるためではない。機械を魔法力で動かすためだ。

 魔法力で動く機械の理論が確立して工場が増えると、必要となってくるのが魔法使い。当時は魔法力を溜めておく装置がないため、機械を動かすとなるとその都度魔法使いが魔法力を注がなければいけなかった。

 だが、元々体力がない魔法使い。連日のように酷使されれば、当然過労で倒れる。ヒドイ職場では、まるで奴隷のように魔法使いを使い潰していたと言われている。

 しかし、その事態を数十年後『魔導王』ガーベラ=マサラが解決した。彼は魔法力を溜めておく装置を開発したのだ。それは魔法力こそ魔法使いが溜めないといけなかったが、魔法力を機械に流すのは誰でもできるようになった。それが広く普及し、機械制大工業と相まって産業革命が成立し、新たな暦『トゥーラ』が始まった。

 寂しげな目で遠くを見つめるレイ。

 カレアラはすっかり勘違いをしていた。未来に来ても知り合いが多く、いつも笑っているからレイが時間移動について深刻に捉えていないと思っていた。だけど、違った。当然だが他にも知り合いや友達がいただろうし、もしかしたら恋人だっていたかもしれない。馴染みの村だって、名前すら残っていないのだ。

 察するにあまりある想い。カレアラはかける言葉が見当たらずに、押し黙る。

「ちょっとトイレ」

 だから、レイが立ち上がって保健室から出て行くまで、彼が過去に何をやっていたのか結局話していなかったことに気づかなかった。

「はぐらかした」

 戻って来たら今度こそ問い詰めてやると、カレアラが頭上に小さなキノコ雲を作りながら待っていると、

「パパは!?」

 コスモスが駆け込んできた。よほど急いで来たのだろう――片手に回転ぼうきを持ったままだ。

「トイレに行ったわよ。ところでコスモス、レイって何を研究していたの?」

「コスモスは知らない。パパとそんな話、したことない」

 こうなってくると本気で気になってくる。戻ってきたレイにはぐらかされないためにも、事前に情報を得ておく必要がある。そう思ったカレアラは携帯を取り出し、フィリオラにかける。

『お~どした? 風呂を覗かれたぐらいだったら一回や二回ぐらい許してやってくれ。あいつの場合、たぶん悪気はないから』

「違います!」

 まさかそれが「もしもし」の代わりじゃないでしょうねとカレアラは思ったが、相手は自然環境保護協会の会長。グッと注意の言葉を呑みこむ。

「レイが歴史の授業中にいきなり倒れて」

『どこの範囲だ?』

「産業革命以前の所です」

『…………』

 やはり何か心当たりがあるのか、重たい沈黙が電話口から聞こえる。

「レイは一体、何の研究をやってたんですか?」

『…………ま、あいつにバラされたし、俺もバラし返しておくか』

 カレアラはテレビとかでフィリオラに厳格なイメージを持っていたのだが、けっこう根に持つタイプらしいと知ってちょっとやるせなかった。

『あいつは『魔法力で動く機械』と『魔法力を溜める装置』の研究をしていた』

 思わず、カレアラの口から「え」という声が漏れ出た。そして、首を上下左右に動かしながらうなり、ため息と共に頭上に渦を上げる。

「そうですか。レイにしてみれば一晩経ったら自分の研究が確立していたんですから、ショックだったんですかね」

『先を越されたぐらいであいつはショックを受けねえよ…………それにあいつは当時、魔法力で動く機械はもう作れるって言っていた』

「それじゃもしかしてレイは、歴史上の記録よりも早くそれを作ったんですか?」

『いや、本格的には作らなかった。あいつは、順番にこだわっていたからな』

「順番?」

『魔法力を溜める装置を作る前に魔法力で動く機械を作ると、魔法使いが大変なことになる。奴はそう言っていた』

「!」

 驚くと同時に、カレアラはレイをすごいと思った。自分は結果を知っているからその順番でないとダメだと分かるが、当時のレイが未来を予測するかのようにそんなことを言うなんて。

 だが同時に、カレアラはその順番が不可能だという答えも知っている。

「でも、魔法力を溜める装置の核となるものは」

『そうだ。レイの時代には作りえない合金だ』

 ガーベラが開発した核――『魔法力を吸収しやすく、なおかつ自然に放散しにくいもの』は、自然界に存在しなかった。特殊な効果を持つ数種類の鉱石を高圧力で圧縮し、不純物を研磨させる必要がある。その技術は、レイの時代にはなかった。

 つまり、レイはどうやってもその核を作ることが出来なかったのだ。

『だけど、俺はずっと思っていた。もしレイが生きていれば、別の装置を作り出したんじゃないかってな。あの一族の努力の前には、無理も道理もなかったからな……しかし、アレがあったからこそそれまで疎遠だった魔法使いが都市部に集まり、魔法力の効率について考え、魔法が大いに発展するキッカケになった。どっちが良かったなんて答えは無い』

 …………そういうものかもしれない。最早そんな仮定を言い出しても仕方がない。過去の魔法使いによる過酷な労働があったからこそ、労働に対する法律も整えられたんだし。

 それとなくレイに甘いものでも食べさせて機嫌でも取ろうと、カレアラはこの話を終わらせようとする。最後に――

「あの、レイは知り合いの魔法使いが過酷な労働をされていたんじゃないかって心配そうだったんですけど……どうだったか知ってますか?」

『…………なら、中等部にいる『魔導王』の子孫には会わせるな』

「え?」

 なぜそこで、『魔導王』の話が出てくるのだろう。

『おそらく知りたいのは弟子のことだろう。レイの弟子が、『魔導王』の親だ』

「弟子? え? それって……え? 親?」

 レイ。弟子。研究していたのは『魔法力を溜める装置』。開発して歴史に名を残し、巨万の富を築いたのはレイの弟子の子ども。開発途中。爆発事故。いなくなったレイ。

 カレアラの頭の中で、グルグルと思考が回転する。

 携帯を切ったカレアラは膝の上に手を置き、ジッと携帯を見つめる。

「パパ、遅いね」

 隣で待つコスモスの声で、カレアラはハッと気を取り戻す。

「そう言えばそうね」

 時間を見ると、もう二十分は軽く経っている…………遅すぎる。


 トイレに行くと誤魔化して校舎を抜け出たレイは、ある人に会うため中等部へ向かっていた。その人とは『魔導王』の子孫であるアイリス=マサラだ。彼は初めて会った時のテスラのセリフをしっかり覚えていた。

(マサラの家は、ここらの領地の隣の領地を治めていた領主だ。有名な魔法使いが仕えていたわけでも、魔法やアイテムに特別関心があったわけでもない。それなのに、一〇〇年ほどで『魔法力を溜める装置』を開発したなんて……どうやったんだろう)

 レイは教科書の記述だけでは分からない経緯を知りたかった。どうして一領主でしかなかった家が『魔法力を溜める装置』の開発に携わるようになったのか、どれほどの失敗と歳月をかけたのか。

 今まであえて抑えていた知的欲求が、先程の授業をキッカケに溢れていた。

 もちろん、フィリオラが考えたようにレイも弟子のことは気になる。しかしレイは、弟子ならば大丈夫だろうと、それほど心配はしていない。

(教えられることなんて何もないって言っているのに、連日「弟子にしろ!」ってしつこかったな)

 レイが折れたのは、豪雨の中馬車にも乗らず、びしょ濡れで玄関に現れたのを見た時だった。

 と、思い出を懐かしんでいる間に中等部の校門に着いた。だが、そこからどうしようと悩む。学園のデータベースにアクセス出来れば、生徒のステータスを閲覧して所属クラスも分かるが、当然レイはそんなこと出来ない。

 下校する人に聞こうにも、遠巻きにされて近づこうとすれば足早に避けられる。

 このままアイリスが出てくるのを待つか、校舎に入って捜し歩くか……もう帰ってしまった可能性もある。

 と、悩んでいたら突如背中を思いっきり叩かれた。振り返ると、息を切らしたテスラが体を曲げて膝に手をついていた。

「どうしたんだ、テスラさん?」

 体を起こし、必死な形相のテスラはレイに寄りかかるようにマントを掴む。

「帰って――いたら、ア、アイリス、が」

「落ち着いて。アイリスさんがどうかしたの?」

「アイリスが、さらわれた」

「!」

 涙を溢れさせたテスラは、レイの胸元に頭を押し付ける。

「携帯、捨てられて……どこに行ったのか……追えない。早く先生と、警察に、連絡を」

「分かった」

 力づけるように、レイはテスラの肩を強く掴む。

「その警察は、すぐにアイリスさんの場所を把握できるの?」

「車のナンバーを覚えたから、その車を見つけられたら……でも、乗り換えられていたら……」

 それを聞くとレイはテスラから離れ、アスファルトに杖を使って図を描く。光る線はレイの魔法力で綺麗にひかれ、一つは円。もう一つは三角形だ。

「人さらいにさらわれたら他国に奴隷として売られる可能性が高い。国を出られる前に追わないと」

 奴隷とかいつの時代だ! と、ツッコめる人はこの場にいなかった。テスラもそんな精神的余裕はない。

 レイは円の方に入って杖を構えて呪文を唱える。すると三角形から光が溢れ、人影が光の中から現れ――、

「どこのバカだ! 今時正式な雇用契約も交わさず、窓口も通さず直接魔神を召喚しやがった奴は! 『天人魔権利条約』を知らねえのか!」

 現れたのは獅子の顔を持ち、首に毒蛇を巻き、黒馬にまたがった魔神。その迫力と雄々しさに、テスラを含む周囲にいた中等部の生徒はおののいてすくみ上がった。

『天人魔権利条約』……あらゆる種族は平等であり、相手の人格・権利を無視して使役・従属させることを禁止する条約。その条約によって、相手の都合を考えない召喚術は禁止となって、ほとんど廃れた。

 激怒している魔神に、レイは跪いて深く頭を下げる。

「いきなりのお呼び出し、お怒りは至極ご最も! ですが、なにとぞ落ち着きください! 偉大なる王にして伯爵である、第四十五の魔神ウィネ様!」

 ウィネはレイの口上を聞き、ひとまず黙った。

「…………印章を見せよ」

 言われてレイは平伏したまま懐から羊皮紙を取り出して見せる。そこには円形の中に、王冠っぽい図の下に十字があった。

「ふん、最低限の礼儀作法は知っているらしいな。だが、貴様が条約を無視し、魔神を使役しようとしたのは重罪だ。名を名乗れ」

「レイ=ロッドです」

 そこで、ようやくレイは顔を上げた。彼の顔を見て、ウィネは衝撃を受けた。そしてレイが突き出している羊皮紙を注意深く見て、ふちにある黒い汚れに気づいてたてがみをかく。

「マラクスのツイッターを見て、おまえがいることは知っていた。折を見て会いに行こうと思ったが…………まさか、おまえから呼び出しがかかるとはな」

「申し訳ございません! 今は一秒を争います! 何卒、私にお力をかしていただきたい!」

 急ぐレイの瞳を見て、ウィネは懐かしさを覚える。すぐさま、馬上で腕を振る。

「ならば早く言え! おまえの望み、我が叶える!」

「魔法使いアイリス=マサラの居場所を教えていただきたい!」

「造作もない」

 ウィネの爪の先から放たれた光がレイの頭を射抜いた。その瞬間、レイはアイリスの居場所が分かった。

「おまえの力では、父と違い我をこの魔三角陣から出すことは出来ん」

「これだけで十分です。不躾な願いに関わらず聞いてくださり、ありがとうございます」

 立ち上がったレイは杖を振るう。すると、三角形の光が一際強くなりだした。

「我がそばにいながら、おまえの父を助けることが出来なかった。すまない」

 言われた謝辞に、レイは驚いた後に眉を下げて笑った。

「いいえ。魔法使いを発見するウィネ様の能力がなければ、父も私も死んでいたかもしれません……七百年……長く心に留めておいてくださった。それだけで十分でございます」

「おまえは、死ぬなよ」

 光の中にウィネの姿が消え、レイが円から出ると地面に描いた図は音を立てて消えた。

「テスラさん!」

 呼ばれて、テスラはビクリと反応した。あまりに非常識で現実離れした光景(それほど召喚術というのは使われないようになった)に、どこか別世界の出来事のように感じていた彼女は一気に現実に引き戻された。

「アイリスさんの居場所は分かった。僕が先行するから携帯とやらを連絡できる状態にして貸してくれ!」

 言われるまま、手に持っていたアイリスの携帯から自分の携帯にかけ、通話状態にしてレイにアイリスの携帯を手渡す。それを受け取って彼はテスラの頭を胸に抱く。

「大丈夫。アイリスさんは無事に連れ戻すよ。テスラさんは先生に報告して」

 余韻を残さず離れたレイは、ホウキに乗ってかっ飛ばして行った。

 真っ赤な顔で見送ったテスラは、状況を思い出して先生に報告しようと走り――

「テスラ」

 呼び止められた人に短く経緯を答えてから、走り出した。

 さらわれたアイリスを助けるために単身飛んでいくレイ。魔法使い一人で戦闘なんて大丈夫なのだろうか?

 そして、徐々に分かってきたレイの過去。弟子とその子孫であるアイリス。どうしようかな……。

 それじゃ、次回はアイリス救出大作戦です。

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