みんなで作ります
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「じゃあ、えーーっとぉーー……。どうやって、作っていこうか」
悠希がみんなに聞く。
「いや……具体的にどうと言われましても。わたしたち、なんだかんだ言っても、みんな素人の集まりなんで」
そう真唯が言う。
「じゃあ、みんないろいろとYouTubeとか見てるみたいだし。それを参考に作ってみるのとかはどうかな」
そう聞いてみる。
「でも……。あたしがそのやり方をどこまで教えられるのかは、わからないけど……」
そう言った。
「情けない!」
そう言ったのは、環季だ。
「悠希ちゃんは、もう十年ぐらいは、毎月のようにプラモデル作ってるんだから、もっと自信持たなくっちゃ」
そう言った。
「大丈夫! どの道、みんな素人なんだから、失敗しても当然!」
そう環季は言う。
「そうよ。みんな、そんなところまでは求めてないから。そうでしょう、みんな」
そう言ったのは、絢子さんだ。
「まぁ、逆にわたしたちに、そこまでを求められても困るんですけど」
そう真唯も言う。
「その通りです」
舞花も言った。
「でも、妥協せずに作りたいですよ。わたしは」
真唯が言う。
「それは確かに」
環季が言った。
舞花は、真剣な眼差しで悠希を見る。
「それじゃ、こんなやり方はどうかしら。みんなで一斉に作るんじゃなく、小日向さんが教えながら一人ずつ作って、それをみんなで見学するというのはどうかしら」
そう絢子さんが言った。
「いや……。それはそれで作ってるときに、みんなに見られてて緊張しそうですけど」
そう真唯は言う。
「でも、そのやり方なら、みんなも覚えられるし。みんなで確認し合いながらもできるわよ」
そう絢子さんは言う。
「それにあなた、さっき自分で言ってたじゃない。わたしはじっくりと観察しながら作りたい派なんでって」
そう絢子さんは、真唯に言った。
「あぁーー。そうですねぇーー。わたし、さっきそう言いました。なら、わたしはそれでOKです」
そう真唯が言った。
「わたし。一番に作りたい!」
そう言って、舞花は手を挙げる。
「それなら、わたしも同意しましょう」
そう環季が、何故か自信満々に言う。
「なら決定ね。それにあなたたち。別に急いで完成させたいわけでもないんでしょう」
「Yes! Of course!」《もちろん!》
「そうなります」
「よろしくお願いします。部長」
そう最後に、舞花が言った。




