これからのお楽しみ
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今日の「RG 1/144 RX78‐2 ガンダム Ver.2.0 こだわりのつくりかた」というイベントは、数名の各プロのモデラーが、その製作過程を順に並べて展示しているというものである。
つまり、その製作過程ごとに分けた数の、同じガンプラを作ったというわけだ。
それなのでモデラーによっては、その製作過程を、10工程から、多いで人で、20工程の「RG 1/144 RX78‐2 ガンダム Ver.2.0」を作ったということになる。
叔父の鉄二は、12製作過程のガンプラを完成品を含めて作った。
そして叔父、鉄二のプロのモデラーとしての売りは、ジオラマにも通じる、実写を思わせるような塗装を含めた造形である。
それが、今回も見事に表現されていた。
遥香も、プロのモデラーとして、作品を展示していたが、同じガンダムではなく、赤い彗星のシャア専用ズゴックだった。
遥香は、丸みと曲線のある、美少女フィギュアのプラモデルのモデラーなので、直線的なデザインのガンダムより、曲線的なデザインのジオン軍のガンプラの方が得意ということだった。
そして、遥香もやはり、塗装にこだわるモデラーとして、その実力を表現していた。
「やっぱ、凄いなぁーー。二人とも」
悠希は思わず、声を上げる。
「いや。本当にスゴイですよ。この大先生、二人の作品は」
そう環季が言った。
真唯と、舞花は、何も喋らずに、二人でいろいろと見て回っている。
その二人が戻ってきて、真唯がこう言う。
「いやぁーー。やっぱり、プロの方のって、凄く参考になりますよねぇーー」
そう感動したように言ったあとに、こう言う。
「なので、同じガンダムのプラモデルを作ることにしました!」
「ん? 同じプラモデルって、二人とも同じプラモデルを作るっていうこと?」
そう、悠希が聞いた。
「いえいえ。それじゃ、面白くないじゃないですかぁーー。舞花が、同じこのプラモデルを作ることにしたということです」
そう言った。
「それで、話し戻りますけど。どのエアブラシとかが、おすすめですか」
そう聞いてくる。
「なんか、先生の顔が困ってるみたいなんで、あたしが選んであげる」
遥香は、悠希が、少し困った顔をしているのを見て、そう言った。
「おぉーー。大先生が選んでくれるんですね。わたしも一緒についていきます」
と、環季はそう言って、四人は悠希と鉄二を残して、ショップゾーンへと消えていった。
「良かったぁー、悠希。やっぱり、プラモ友だちが増えたんだな」
鉄二が言った。
「これから、プラモ作りがもっと面白くなるんじゃないか」
そう、続けて言う。
「そうだね……。絶対に、そうなる! そうしたい!」
悠希は、笑顔で言った。




