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女子プラモ部  作者: 志村けんじ


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抽選結果


 真唯は、そう気軽に言ったが、その「ガンダムベース」に、全員のスケジュールが合う土日に、この四人全員揃って入店するためには、「終日・事前抽選」に揃って当たらなければならない。


「えーーっ!? そうなんですかぁーー!?」

 と真唯マイは、がっかりした声で言った。


 ところが、その隣では、舞花まいかと、そして環季が、早速「ガンダムベース東京のwebサイトで、その「事前抽選」に応募している。


「環ちゃん……。なにしてるの……?」

 わかってはいるが、恐るおそる確認する。


「何って、応募」

 環季は、そう答える。


舞花まいかちゃんも……」


 舞花まいかは、悠希の方をチラリと見ると、ニコリと笑う。


「ほら。悠希さんも早く応募してください。取りあえず、来週か再来週の土日のどれかに当たれば」


「そうそう。みんな同じ日に行きましょう」


 舞花まいかと環季の早速の行動に合わせて、真唯マイも同じことを始める。


 それに先に応募手続きをしていた環季も、真唯マイに同意する。


 舞花まいかも、「うんうん」と縦に首を振って同意した。


「でも、悠希さんが、簡単に入れてもらえるような伝手つてでもあればいいのに……。そういうの、ありませんか?」

 そう真唯マイが聞く。


 そういう伝手つて……。なくは無いが……。いや。それは駄目だ。


「残念多けど、そういうのは、無いかな」

 そう答えた。


「なら早速」

 と環季が、悠希に応募をうながす。


 悠希も、この三人の熱気ある圧力に負けて、その「終日・事前抽選」に応募する。


 その結果……。なんと、ものの見事に再来週の土曜日に、四人全員が「ガンダムベース東京」に入店するための「事前抽選」に当たった!


「やっぱり、軌跡っていうものは、起こるより、起こすものですよ」

 そう環季が、自信満々に言った。


「それはあります!」


「Yes! Of course!」《もちろん!》


 その環季に、真唯マイ舞花まいかも同意した。


 これでもう。完璧な「決定事項」である。


 この三人の勢いに押されて、悠希も参加したが、内心では、久しぶりの「ガンダムベース東京」に行くことに、ワクワクしていた。


「それじゃ先生。当日は、引率のほど、よろしくお願いします」

 そう真唯マイは、あらためて言った。


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