コード25「世界の成り立ち」
第25話
前回、入学式を終え教科書などを話裏で受け取ってから
遥か太古の昔
創世期
この世界は、”神”という存在が創ったとされている。
この宇宙には神の"魔素"という物質がが大量に漂っている。
神は、世界を創るにあたり表の世界と裏の世界を創り出した。
表は現世界、裏は精魔界。この2つは必ず作らねばバランスが取れなかった。
神はまず初めに大魔女と呼ばれる存在を多く生み出した。
大魔女達は皆、神から権能を授かった。
とある大魔女は概念を、
とある大魔女は空間を、
とある大魔女は時間を、
とある大魔女は現象を、
とある大魔女は物質を、
とある大魔女は生命を、
とある大魔女は記憶を、
とある大魔女は感情を、
それぞれ力を持っており
大魔女達は世界の管理をしているとされている。
大魔女達は考えました。
我々も、下に仕える者を生み出せば世界の管理がもっと楽になるのではないかと。
そこで、大魔女達は、権能の欠片を持つ魔王と魔女を生み出した。
魔王と魔女は大魔女達に命じられ更に配下を
魔人などの多くの者を生み出していた。
また別系統で、悪魔、魔物、魔獣などの存在も確認されている。
人種族や精霊、エルフ等は大魔女とはまた別に、神により作られた
別系統の存在である。基本的に人類種が大魔女に勝ることは
絶対的にあり得ないとされており、そのような事例は今までに存在していない。
このようにして今の世界があるとされている。
「え~、このように、この世界の歴史において、様々な種族が存在しています。大魔女様は偉大なる力を持ち、崇敬をする者、畏敬する者、崇拝する者、たくさんの考えがあるでしょうが、大魔女様は世界の至る所に居、どこにも居ないとも言われています。それは確認事例が極端に少なく伝説的な存在だからです。ですが魔女や魔人は多く確認されているのも事実です。彼らは危険な者も居れば友好的な者も居ます。それは人種族も同じです。」
そしてチャイムが鳴る。
「では講義を終わります。次回は…」
私達は魔術本を受け取ったのち、授業に出ていました。
この世界の成り立ちについて、大魔女について、
種族について等、たくさんの話を聞いている。
魔術、講義、演習、調合など、様々な授業に分かれている。
今日は講義。講師の先生の話を聞きそれを紙束に書き纏める。
前世の世界で言う、板書スタイルの授業だと言えるだろう。
この世界に手帳は存在しているが
ノートというものはまだなく、
本などは存在している。
ノートが無い為、紙に書いてそれを束ねている。
ルーズリーフを想像してもらうと早いだろう。
本は多少高価なものだと認識されている。
私達は歴史の講義を受けたのち、次の授業までの間しばし休憩の時間があった。
「この世界の歴史を知るのってすごく楽しい!なんかこう、わくわくするよ!」
マナと2人で授業終わりに学園都市を散策することにした。
「マスター、1時間半後に演習がありますね。大型演習場に集合とのことです。それまでの間はどうされますか?」
「それなら、この間見つけたおしゃれな喫茶店があったんだ。マナもどう?」
マナはカナリーとほとんど同じ学科ですべて揃えており、休憩時間などもおなじであった。
「私はマスターと同じ授業なので、マスターさえよければ喫茶店にお供します。」
2人で学園都市内にある喫茶店に入った。
喫茶店バリーシュタイン。通称バリシュ。
喫茶店内は多くの人たちで賑わっており、
音楽魔道具でゆったりとした音楽が流れている。
「いらっしゃいませ~お好きな席にどうぞ~。ご注文はこちらカウンターにて承ります。」
店員さんがカウンター越しに丁寧に対応してくれた。
この世界には、紅茶はもちろん、コーヒーなどもあり、
前世の世界よりも豊富な種類が存在している。
中でも、人気なのが、魔猫獣の糞からとれる魔豆のコーヒーは絶品らしく
この世界での有名なものとなっているらしい。
私達はブレンドコーヒーとホイップクリームパンケーキを注文した。
番号の書かれた紙を受け取り、注文が出来れば、拡声魔術で呼んでもらえるらしい。
「番号札134番のお客様~ご注文の品が出来上がりました。カウンターまでお越しください。」
「こちら、ご注文の品です!あなた達、新入生ですよね?イチゴはサービスになります。ゆっくりしていってくださいね!」
新入生だとサービスがあるらしい。新入生歓迎週間様様である。
「あの店員さん優しいし、可愛かった~。あの制服もとってもかわいい~。じゃあ、食べよっか!」
喫茶店の外に鳥が羽ばたくのが見えた。
窓が開いており、風が気持ちいい。
私達はゆったりとした時間を過ごした。
マナが懐中時計で時間を確認した。
「マスター、次の授業の時間が近づいてきました。名残惜しいですが、そろそろお店を出ましょう。」
「ご来店ありがとうございました!またお越しくださいね!お待ちしてます!」
店員さんの素敵な笑顔に癒され、私たちは次の授業の準備に向かうのであった。
世界の成り立ちについてのお話でした。
本当は第1話で話そうかとも思ったのですが、
魔術学園の授業の方が自然だろうと思い今になりました。
第25話、読んでいただきありがとうございます。




