臭え
よろしくお願い致します。
湖の中の街ディープール…
石を基調とした建築物が建ち並び
都市の周りに空気の膜が張ってある水中都市
コトハ達は宿を借り、とりあえず情報収集のため
この街にあるギルドに向かった。
「ギルドって何するところなんだ?」
とイリスに質問する。
「基本的には仕事を選んでそれに見合った報酬を
受け取るという場所なのですが
情報収集する上でも結構役に立つ場所かと…」
そういえば村にも一応小さいがギルドがあった様な…
そんなことを考えてる内にギルドへ到着した。
中に入るといきなり酒臭い空気と騒々しい声が
鼻と耳を襲う…
「随分と騒々しい場所だな」
三人はとりあえず受付に向かおうとするが、
見たこともない三人が入ってきたのを見ていた
一人のごつい男が絡んでくる。
「おおぃ…ここはてめぇらみてぇな
ガキがくるとこじゃねぇんだよ…
とっとと女置いて家に帰れよ」
と睨みをきかせてくるがコトハは
無視して受付に行こうとする。
それがその大男の神経を逆撫でしたようで
ちょうどコトハが横を通った瞬間、
殴りかかってきた。
しかしコトハは、そのビジョンが先に
頭をよぎっていた為、ひらりとかわしていく。
「勘弁してくれよ…
俺は別に喧嘩をしにきた訳じゃないんだよ
用が済んだらとっとと帰るからよ」
そう言っても大男はもう頭に血が上って
聞く耳持たないし、周りにいるギャラリーも
煽ってくる…
…がコトハにも少しここにいる奴らに
言いたい事があった。
そして大男が今一度自分に向かって
殴りかかってきたと同時にコトハは
それを躱した後、大男の頭をテーブルに叩きつけながら
「風呂に入ってねーのかてめーは!!
室内干しのタオルみてーな臭いしやがって!」
そのままテーブルも壊れて大男の頭を地面に
めり込ませることに成功した。
「てめーらここにいるギャラリー全員もだ!!
どいつもこいつも…おい!お前!!」
コトハは適当に選んだ男に胸から抜いた銃を
突きつけた。
男は銃を知らないので訳がわからなかったが
大男は結構な実力者だったらしく
震えながら「はいぃ」と返事をした。
「この街に自由に使える広場はあるのか?」
コトハの質問に男は
「はい…近くにかなり広めの場所が…」
コトハは天井に銃口を向け一発撃ち込み、
「全員俺についてこい!
文句のあるやつはいるか?」
その問いにギルド中の人間が首を横に振った
何故かイリスとイヴも…
俺は案内してもらった自由に使ってもいい?広場で
ソルグレイヴに入っているありったけの鉱石材料で
建物を作り外から水を持ってきて、風呂をつくった。
「てめーら全員ここに入れ…
女も男もだ!
ちゃんと分けてあるからよ」
俺は村で作った大量の水拭き用の布を
配ってギルドの全ての人間を風呂にいれる。
その後風呂から出てきたギルドの人たちは
とてもスッキリした顔で全員出てきた。
「これで少しはマシになったか…
ちょうどいいな…お前ら俺にこの街のことを
詳しく教えてくれ」
結果として俺はこの街のことをギルド全員から聞き出す
事ができた。
ありがとうございました。
次もよろしくお願い致します。




