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無限成長の魂喰者〜魔物やハンターから身体能力値とスキルを奪い、無限成長の果てに神殺しを果たす〜  作者: 無名
第4章 中国

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第6話 神話の炎と包囲網

 十体のムスペルを率いる炎の巨人王━━スルトを討伐し、目の前に出現した宝箱に手をかける。


 中身はボスの魔石と━━剣身が激しく燃え盛る炎で形成された大剣が納められていた。


━━━━━━━━━━

・名称 レーヴァテイン

・分類 大剣

・効果

 ①対象を灰燼に帰すまで消えない炎を生成・放射。

 ②不壊特性

 ③筋力値+80、器用値+80

・等級 神話級ゴッズ

━━━━━━━━━━


 早速【鑑定】で詳細を確認したが、①の効果がヤバすぎる。対象が燃え尽きるまで消えない炎とか、喰らったら死亡確定ということだろ?


 もしこういう系統の武器を所持する者と対峙する羽目になったら、絶対に接近せず一定の距離を保ちながら、遠距離から攻撃し続けるしかない。


 ただ、同じ神話級ゴッズに相当する武具やユニークスキルの能力次第では、抗う手段もあるのだろうか?


 リスキー過ぎて自分で試そうとは思わないが、都合のいい奴がいて余裕がありそうなら、そいつで確かめてみるべきだな。


 攻略報酬を〈マジック・ポーチ〉に収納した俺は、外で待機しているジンさんの元へ急ぐべく、足早に魔法陣へと向かい、外へ転移した。


♦︎♢♦︎♢♦︎♢♦︎♢♦︎♢


 ダンジョンの外に戻ってきた俺は、素材を売却しようとギルドの出張所へ向かいかけて、ふと足を止めた。


 ダンジョンの入口を取り囲むように、大勢のハンターが集まっていたからだ。


 来た時よりも明らかに人数が増えている。どこかのクランの遠征でも鉢合わせたか、と思っていると、一人のハンターが俺を指差して叫んだ。


 途端、その場にいた全員の視線が俺へと集中する。


 (おいおい、めっちゃる気満々なんだが?)


 こちらを見据えるハンター達の目は、決して友好的ではない。むしろ獲物を前にした猛獣のような、ぎらついた眼光だった。


 どうにか活路を見出せないかと周囲に視線を走らせ、ジンさんの姿を探す。しかし人が多過ぎて、見つけることができない。


 (……ていうか、何故俺が狙われているんだ?)


 この国に来たばかりだし、他のハンターやクランから反感を買うような真似をした覚えもない。


 他国のハンターが気に入らないというだけにしては、この規模はどう考えてもおかしかった。


 俺を倒したところで得られるのは、精々装備や所持品程度のはず。


 返り討ちに遭うリスクを天秤にかければ、大きなメリットがあるとは思えない━━が、それでもこうして集まっているということは。


 いや、あるんだろう。俺を狙うだけのメリットが。


 今まさに目の前に集結した奴等が、その事実を証明している。


 ならば何人か生け捕りにして、直接吐かせるか。通訳ならジンさんがいる。


 そうして俺は、四方八方から一斉に飛来する魔法の弾幕へと、静かに目を向けた。

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