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無限成長の魂喰者〜魔物やハンターから身体能力値とスキルを奪い、無限成長の果てに神殺しを果たす〜  作者: 無名
第4章 中国

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第5話 炎の巨人王━━スルト討伐

 ソロでダンジョンを攻略している俺を、格好の獲物と見なしたのか――複数のパーティーが束になって襲いかかってきた。


 【隠密】を無効化するアイテムを持ち出してきた時は、さすがに虚を衝かれた。だが今更、Aランクハンター程度に手こずる俺ではない。


 奴らの装備や所持品には一切手を触れず、そのまま放置することにした。あくまで、魔物との戦闘で命を落としたように見せるためだ。


 【隠密】を無効化するランタンは気になったが、俺には【生命感知】がある。わざわざアイテムに頼る必要はなかった。


 攻略を再開し、十体目のムスペルを討伐したところで、ボス部屋へと続く入口を発見した。


 等間隔に並ぶ松明の灯りに照らされた長い廊下を進み、重厚な扉に手をかける。


 ボス部屋もまた炎海フィールドだった。中央まで足を踏み入れると、頭上から十一個の光球がゆっくりと降ってくる。


 全ての光球が一層眩しく輝いた瞬間――十体のムスペルと、その倍近い体躯を誇る巨躯、身の丈ほどもある巨大な炎の剣を握る魔物が姿を現した。スルトだ。


 「一瞬で片付けてやる! 【飛翔】」


 その場で大きく跳躍し、【飛翔】でスルトの頭上へと舞い上がる。通常よりも多くの魔力を注ぎ込み、【氷魔法】を行使した。


 「氷柱雨アイシクル・レイン


 スルトと同等の大きさを持つ氷柱つららが、俺の周囲に無数に生成される。


 手をスルトへと翳すように振り下ろし――


 「貫け!」


 一斉に射出された氷柱つららが、激しい雨のように降り注いだ。スルトとムスペル達を呑み込むように。


 〜

 〜

 〜


 『魔力が32UPしました』


 『筋力が36UPしました』


 『頑丈が51UPしました』


 『敏捷が29UPしました』


 『知力が36UPしました』


 『精神が58UPしました』


 『器用が29UPしました』


 『幸運が36UPしました』


 『【気配感知】Lv.10にUPしました』


 『【魔力感知】Lv.10にUPしました』


 能力値とスキルレベル上昇の通知が響く。


 ムスペルは殲滅できたようだが……スルトは健在だった。


 スルトの全身を覆う炎と、その手に握る炎剣が蒼色へと変化している。


 降り注いだ巨大な氷柱つららは、スルトの肌に触れる寸前、一瞬で蒸発していた。


 周囲には濃い水蒸気が立ち込め、俺とスルト、互いの姿が目視困難な状況に陥っている。


 もっとも俺には、各感知スキルでスルトの居場所など筒抜けだったが。


 スルトは漂う水蒸気を嫌ったのか、炎剣を勢いよく薙ぎ払い、瞬く間に霧散させた。


 水蒸気の晴れた空間で、滞空する俺を捉えたスルトは、周囲に蒼炎の剣を大量に生成し、一斉に射出してくる。


 素早く真下へ向かって【飛翔】し、蒼炎の剣をかわす。


 着地と同時に〈マジック・ポーチ〉から〈バルムンク〉を引き抜き、【斬撃術】を発動した。


 その場で何度も〈バルムンク〉を振り抜き、斬撃を連続で放ち続ける。


 スルトは【蒼炎化】した炎剣を薙ぎ払い、飛来する斬撃を相殺しようとした。


 しかし斬撃の勢いは衰えることなく、スルトの巨体を次々と斬り刻んでいく。


 燃え広がる蒼炎を跳躍してかわし、再び斬撃を放ちながら距離を縮める。


 限界まで肉薄したところで、渾身の力を込めた一撃を叩き込んだ。


 その斬撃はスルトの本体に深々と届き――縦長の斬痕に沿って巨体がずれ落ち、地に沈んだ。


 『魔力が46UPしました』


 『筋力が46UPしました』


 『頑丈が64UPしました』


 『敏捷が37UPしました』


 『知力が49UPしました』


 『精神が74UPしました』


 『器用が46UPしました』


 『幸運が46UPしました』

 目標1,000PTを目指しています!

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