第9章:小指を絡めた日
朝、由良は目覚めてすぐ携帯電話の画面を確かめた。景吾から短いメッセージが一件届いていた。
「今日、ちょっと話したいことがある」
その一文だけを見て、由良の胸に小さな不穏な影が差した。話したいことという言葉の裏に、何が隠れているのか見当がつかなかった。
由良は起き上がる前にしばらく天井を見つめていた。昨日までの穏やかな余韻がまだ部屋の空気に残っている気がする。
そのメッセージの短さがかえって由良の不安を煽った。普段の景吾ならもう少し詳しく書いてくるはずだった。
由良は、布団から出る前にその文面をもう一度読み返した。何度読んでも意味は増えも減りもしないが、朝の光の中でその一文だけが妙に重く感じられた。
支度をしながら、由良は昨日までの穏やかさを思い出す。橋での告白、あの日の本、少しずつ縮まっていった距離。今日もその延長のはずだった。
洗面所で顔を洗いながら、由良は鏡の中の自分に問いかけた。何を心配しているのか、まだ自分でもはっきりしない。
朝食も喉を通らず、由良はコップの水だけを飲んで家を出た。
御茶ノ水の駅を出ると、空はいつになく高く澄んでおり、風の中にわずかに秋の気配が混じっていた。
坂を上ると、景吾はすでに待っていた。いつもと変わらない笑顔だったが、由良にはその奥に何かを抱えている気配が見えた。
「おはよう」
声をかけると、景吾は少し間を置いてから応じたが、その間の長さに由良は身構えた。
景吾の表情には隠しきれない緊張の色があり、いつもなら軽く冗談を交えるはずの朝の挨拶が今日はどこかぎこちない。
由良はその硬さから、自分の予感が的外れではないことを確信し始めた。
「話したいことって?」
由良が先に切り出すと、景吾は視線を橋のほうへ向け、すぐには答えなかった。
「歩きながら話そう」
その返事に由良は頷き、歩き出す足取りがいつもより慎重になる。
坂を下りながら、由良はさまざまな可能性を頭の中で巡らせる。
橋を渡る足音がいつもより硬く響いている。景吾は言葉を選ぶように何度か口を開きかけては閉じている。
由良はその沈黙の長さに心臓が締めつけられるのを感じた。仕事のこと、家族のこと、あるいはもっと個人的な何か。
由良は、自分が想像していた「話したいこと」の候補を頭の中で並べ直す。仕事の悩み、家族のこと、あるいはもっと重い何か。
そのどれもが、今の景吾の表情の硬さにはしっくりこない気がする。
「実は、来月から」
景吾が口を開き、由良は息を止めて続きを待った。
「大阪に転勤することになった」
その一言が由良の耳の奥でゆっくりと意味を持ち始める。転勤、大阪、来月から。単語が一つずつ由良の中に沈んでいく。
「そう、なんだ」
かろうじて出た言葉は思っていたよりも平坦で、景吾はそんな由良の様子を心配そうにうかがっていた。
由良は、自分の声が震えていないか内心で確かめていた。平静を装うことに、これほど神経を使ったことはこれまでになかった。
景吾はそんな由良の様子を痛ましそうに見つめている。
「期間は多分二年くらい」
二年という数字が由良の胸を静かに締めつける。二年という時間の長さを由良はまだうまく想像できない。
「急な話で、ごめん」
景吾の謝罪に由良は首を振った。謝られることではない。ただ、由良の中で何かが急速に形を変えていく感覚があった。
橋を渡りながら、由良はいつもと同じ景色をいつもとは違う目で見ていた。
由良は橋の欄干に手をかけ水面を見下ろすと、流れる水の模様がいつもより速く感じられた。
時間の流れそのものが今日は急かされているようで、この橋をこれから景吾と何度渡れるのだろう。
「月に何度かは帰ってこられると思う」
景吾がそう続けたが、由良にはその言葉が遠くから聞こえるように感じられた。月に何度か。今までの頻度とは明らかに違う。
神保町へ向かう道すがら、由良は今まで意識してこなかった細部に目を留めていた。看板の色、舗装の継ぎ目、街路樹の枝ぶり。
失うかもしれないという予感が、見慣れた景色の解像度を急に上げているようだ。
神保町に入ると、いつもの通りが今日はいつもより長く感じられ、看板の一つひとつが由良の視界の中でやけにゆっくりと流れていく。
「古書店巡り、続けられるかな」
由良がつぶやくと、景吾は少し困ったように笑った。
「続けたい。俺は続けたいと思ってる」
その言葉に由良は救われる思いがしたが、それでも物理的な距離という現実はそう簡単には消えない。
一軒目の店に入ると、由良は棚の前でしばらく立ち尽くしていた。手を伸ばす気力が今日はどうしても湧いてこない。
景吾も同じようにいつもより静かに棚を眺めており、会話のない時間がその場に重く流れていた。
一軒目の店に入っても由良は本を選ぶ気になれず、棚を眺めながら頭の中では別のことばかり考えていた。
棚の奥で由良はふと、これまで選んできた本の記憶を思い出す。それぞれの選び方に互いの性格がにじみ出ていたことに今更ながら気づく。
二年間、その積み重ねが途切れることを想像すると、胸の奥が締めつけられる。
「大丈夫?」
景吾が声をかけてきたので、由良は無理に笑みを作り、頷いた。
「うん、大丈夫」
嘘だ。大丈夫ではないことを、由良自身がいちばんよくわかっている。
店を出ると、由良は空を見上げた。雲一つない青空が、今日はやけに広く感じられた。
公園に向かう途中、由良は自分の胸にそっと手を当てた。鼓動がいつもより速い気がする。
不安なのか、それとも別の何かなのか。その正体を由良はまだ正確に言い当てられずにいる。
「ちょっと、休もうか」
景吾の提案に由良は頷き、近くの公園のベンチに並んで腰を下ろした。
ベンチに座ると、木々の葉が風に揺れる音がその場の沈黙を埋めていき、その音の穏やかさが由良の張り詰めた気持ちを少しだけほぐしてくれる。
景吾は膝の上で両手を組み、視線を地面に落としている。何かを言おうとしてまだ言葉を見つけられずにいるようだった。
沈黙が流れる中、由良は胸の中に渦巻く感情の正体を探ろうとしていた。悲しみなのか、不安なのか、それとも別の何かなのか。
由良は膝の上で指を組み、爪の先を軽く押し合わせた。緊張をやり過ごすときの昔からの癖だった。
「由良」
景吾が名前を呼びかけ、すぐに口をつぐんだ。呼び慣れない名前の響きが宙に浮いたまま消えていく。
その一瞬の呼びかけに由良の胸が強く反応し、呼ばれかけた自分の名前の余韻がまだ耳の奥に残っている。
公園の入り口近くで、由良は見覚えのある親子連れとすれ違う。子どもが無邪気に走り回る姿に、由良はふと時間の流れの残酷さを感じた。
子どもの成長も、離れた時間も、止められないものはいくつもある。
「ごめん、また」
景吾が苦笑すると、由良は首を振って小さく笑い返した。
「ううん、いいの」
いいのと答えながら、由良は自分の中で何かが変わり始めていることに気づいた。転勤の話を聞いてから、感情の質が明らかに違うものになっている。
由良は自分の中でこれまで積み重ねてきた言葉にならない気持ちを一つずつ数え直していた。恋かどうかを迷っていた時間はもう戻ってこない。
「正直に言うと」
由良が切り出すと、景吾が視線を向けた。
「転勤の話聞いて、一番最初に思ったのは、会えなくなるのが嫌だってことだった」
その言葉を口にした瞬間、由良は自分の本音の輪郭をはっきりと捉えた気がした。恋であるかどうかを考えるよりも先に、その答えが出ていた。
「会えなくなるのが嫌」
景吾がその言葉をゆっくりと繰り返すと、由良は頷いて続ける。
「うん。それが、一番大きい」
正直な告白に、景吾は少し驚いたような、それでいてうれしそうな表情を見せる。
由良の告白を受け止めながら、景吾は何度か頷いている。その仕草の一つひとつに、由良の言葉を丁寧に扱おうとする姿勢が表れている。
「俺も」
短い返事だったが、その重みはこれまでのどんな長い言葉よりも確かだった。
昼を過ぎ、由良たちは近くの定食屋で食事を取った。会話は途切れがちだったが、その沈黙にも以前とは違う質感があった。
運ばれてきた定食を前に、由良は箸を持ったまましばらく手をつけられずにいた。空腹よりも頭の中の整理のほうが優先されていたのだ。
景吾も同じように、食事より会話を選んでいるようだった。
「二年後、俺が戻ってきたら」
景吾が箸を止めて言うと、由良は顔を上げた。
「そのときは、ちゃんと言うから。今は言えないことも」
その約束に由良は胸が熱くなるのを感じる。二年という時間が突然意味のある区切りに変わった気がする。
由良はその言葉を、テーブルの下でこっそり指折り数えるように心の中で繰り返した。二年後、戻ってきたら言うから。三つの約束が一つの文章に収まっている。
「私も、その時までに」
由良が続けようとすると、景吾が興味深そうに視線を上げた。
「待てる」
由良がそう答えると、景吾は少し驚いたように目を見開いた。
「待つっていうより、たぶん私も同じくらいの覚悟を持ちたい」
その言葉の意味を、景吾はしばらく考えているようだ。やがて、静かにうなずく。
食事を終えて店を出ると、午後の光が通りを橙色に染め始めていた。季節の変わり目らしい澄んだ夕暮れだった。
夕暮れの光の中、由良は今日一日の会話を頭の中で再び並べ直す。転勤の報告から始まり、想いの確認へと至った道筋が確かに一本の線を描いている。
その線の先には、まだ見えない二年後の景色があった。
「今日は、いろいろ考えさせられる日だった」
由良がつぶやくと、景吾も同意するようにうなずいた。
「俺も。まさか、こんな形で気持ちが固まるとは思わなかった」
「気持ちが固まる」という言葉に、由良はその変化をあらためて確認した。認めるかどうかを迷う余地は、もうどこにもない。
橋のたもとに着くと、自然と足が止まった。夕焼けが川面を赤く染めている。
橋の上を自転車に乗った学生が一人通り過ぎていき、ベルの音が静かな夕暮れの空気に短く響いた。
由良はその音を聞きながら、日常はこうして変わらず続いていくのだとあらためて実感した。
「また、来月までにたくさん会おうね」
由良の提案に景吾は頷き、残された時間の貴重さが由良の中でくっきりと輪郭を持ち始めた。
欄干にもたれ、由良は最後にもう一度川面の色を目に焼き付けた。夕焼けの赤が水の流れとともにゆっくり形を変えていく。
「うん。会えるだけ、会おう」
その言葉に由良は強くうなずき、限られた時間だからこそ一つひとつの瞬間を大切にしたいという気持ちが由良の中で確かな形を成していく。
「じゃあ、また」
「うん、また」
いつもの別れの言葉を交わし、それぞれ橋を渡って別々の方向へ歩き出した。今日という日の重さを、由良はしっかりと胸に刻んでいた。
家までの道を歩きながら、由良は空を見上げた。月はまだ薄く、輪郭だけを浮かべている。
今日という一日の重さを、由良は一歩ごとに確かめるように歩いている。
家に帰る道すがら、由良は今日聞いた話を何度も頭の中で反芻していた。転勤、二年、会えなくなる不安、そしてその先に見えた自分の答え。
商店街の店先で、由良は普段なら気にも留めない小さな花に目を留めた。名前も知らない小さな花が健気に咲いている。
その健気さに、由良は自分の今の気持ちを少しだけ重ねてみる。
これまで由良はこの気持ちに名前をつけることをずっと避けてきたが、今日、その問い自体が意味を失った。
会えなくなるのは嫌だ。恋であるかどうかという問いは、その一言の前ではもう意味を持たなかった。
その単純さが由良にとってこれまでのどんな複雑な理屈よりも確かに感じられた。
部屋に着くと、由良は窓辺に立った。夜の街の灯りがいつもより温かく感じられた。
由良は椅子に座り、しばらく動かずにいる。
仕事のノートを開き、明日の予定を確かめようとするが、文字を追う集中力は続かず、気づけば同じ行を何度も読み返している。
結局、由良はノートを閉じ、代わりに机の上に置いた本をもう一度手に取った。今日という一日がこれまでのどの日とも違う重さを持っていることを身体全体で感じていた。
窓の外から、遠くの電車の音が間隔をあけて響いてきた。その規則正しい音が、由良の思考を静かに整えてくれる。
由良は携帯電話を取り出し、景吾とのメッセージのやり取りを最初から順に読み返してみた。素っ気ない一文から始まった関係が今、こんなにも大きな意味を持っている。
履歴をさかのぼるうち、由良は最初のやり取りがどれほど素っ気なかったかをあらためて実感する。日付と時間だけの短い文が今では想像もつかないほど遠く感じられる。
その素っ気なさからこんなにも豊かな時間が生まれたことに由良は静かな驚きを覚えた。
由良は携帯電話を机に置き、代わりに部屋の隅にある小さな鏡をのぞき込んだ。今日一日でさまざまな表情を浮かべたはずの自分の顔がそこにある。
その顔を見つめながら、由良は自分がどれだけ変わったかをあらためて確かめようとした。
窓の外を見つめながら、由良は次に会うときのことを考えた。次に会ったら名前を呼ぼう、という決意が由良の中で静かにしかし確かに固まっていった。
由良は鏡から視線を外し、もう一度携帯電話を手に取った。景吾に何か送ろうかと迷ったが、結局言葉は浮かんでこなかった。
次に会うときに直接伝えればいい、と由良は自分に言い聞かせ、携帯電話をそっと机に戻した。
由良は机の引き出しからあの日渡された本を取り出し、表紙を撫でながらこれまでの日々をもう一度心の中でたどり直した。
名前のない朝から始まったこの関係が今、確かな答えを手にしている。その事実に由良は静かな達成感を覚えた。
これまで名前を呼べない理由はいくつもあった。恋を認めるのが怖かったし、失うことを恐れていた。
けれど今、その恐れよりも強い気持ちが由良の中に生まれている。本の重みを両手で確かめ、由良はその変化をはっきりと感じ取った。
由良は水道の蛇口をひねってコップに水を注ぎ、喉を潤す冷たさが頭の中の熱を少しだけ冷ましてくれるのを感じた。
由良は台所の椅子に腰を下ろし、少し冷めたお茶を一口飲む。渋みだけが舌に残るが、それでも由良の気持ちは落ち着いていく。
一か月あまりという時間の短さを、由良は今夜初めて貴重なものとして数え始めていた。
グラスを置きながら、由良は明日からの日々を漠然と思い描いてみた。転勤までの一か月あまりをどう過ごすべきか。
由良は本を胸に抱え、しばらくそのまま座っている。
由良は残された日々を指折り数えてみようとするが、すぐに数え切れなくなり、その多さに小さく安堵する。
短いようで意外と長い一か月。その時間の使い方次第で二年という空白の意味も変わってくる気がした。今日一日で起きたことの重さが胸のあたりに確かな質感を持って残っている。
由良は台所の照明を消し、寝室へと向かった。廊下を歩く数歩の間にも、今日の出来事が次々と胸をよぎった。
寝室の扉を開けると、いつもと変わらない静けさが由良を迎えたが、その静けさが今夜はどこか優しく感じられた。
窓の外から、風に揺れる木の葉の音が、かすかに届いている。
失いたくない、という一心が由良の背中を押していた。
由良は窓辺に歩み寄った。街の灯りがいつもと同じ配置でいつもと違う意味を持って瞬いている。
その灯りの一つ一つに、由良は今夜だけの特別な感情を重ねていた。
カーテンを閉じる前に、由良はもう一度夜空を見上げた。星は少ないものの、月がいつもより明るく感じられた。
その予感を胸に、由良は静かにカーテンを引いた。
ベッドの端に腰掛け、しばらく足元を見つめていると、今日一日の重さが身体の芯にじんわりと沈んでいく。
やがて由良は体を横たえ、天井を見上げた。今日という一日の始まりに感じた不安と今の落ち着いた気持ちの落差を、静かに噛みしめる。
由良は目を閉じたまま、今日一日の景吾の表情をもう一度心の中で並べ直す。転勤を告げるときの硬い顔、正直な告白を聞いたときの驚き、橋での約束の眼差し。
そのどれもがこれまでよりも近くに感じられ、距離という物理的な現実がありながらも、心の距離はむしろ縮まった気がした。
夕方の記憶がまだ鮮やかに残る中、由良は今日一日を通して自分の中で起きた変化をあらためて言葉にしようとした。恋かどうかという迷いはもう由良の中には存在しない。
存在するのは、ただ一つの確かな願いだけだった。この人を失いたくない、という願いだ。
由良は目を開け、暗い天井をもう一度見つめた。この答えを明日にはもう疑わなくなっている自分を、由良は少しだけ誇らしく思った。
朝の一文だけでこれほど揺さぶられた自分を由良は少しおかしく思った。
朝からずっと張り詰めていた肩の力が今ようやく抜けていくのを由良は感じ取り、長い一日の終わりにふさわしい脱力感だった。
由良はもう一度瞼をゆっくりと閉じ、今日という日に得た答えの重さがそのまま眠りへの道しるべになっていくのを感じた。
次に会う日、由良はきっと景吾の名前を呼ぶだろう。目を閉じて深く息を吐くと、その決意の重さが身体全体に広がっていく。
由良は最後にもう一度、今日という一日を胸の中で締めくくった。始まりの不安も途中の動揺も今はすべて、一つの答えへと収束している。
由良は右手を胸の上に置き、鼓動の速さを確かめてみる。落ち着いたけれど確かな鼓動が、由良の答えを裏づけているようだった。
遠くで犬の鳴き声が一度だけ響き、すぐに静けさが戻った。その静けさの中で、由良の呼吸は少しずつ穏やかになっていった。
明日の朝、また同じように目覚めるはずだ。それでも、今日という一日を経た自分はもう昨日までの自分とは違う気がした。失いたくないという単純な答えが由良の中で確かな輪郭を持ち始めている。
転勤の知らせから始まった今日一日が、こんなふうに一つの決意で締めくくられるとは、朝の由良には想像もつかなかった。
由良は寝返りを打ち、枕に頬を押し当てた。柔らかな感触が今日一日の緊張を少しずつ解きほぐしていく。
壁の向こうから隣室の生活音がかすかに聞こえてくる。誰かの日常もまた変わらず続いているのだと、由良はぼんやりと思う。
カーテンの隙間から漏れる月明かりが天井にうっすらとした線を描いており、由良はその線をぼんやりと目で追いながら瞼が重くなるのを待った。
意識が薄れていく最後の瞬間まで、由良の頭には、橋の上で交わした約束の言葉が静かに響き続けていた。




