MJR
「これがMJR!?」
「すごい!? ロボットだ!?」
望たちはキャサリンに連れられて、MJRのドックまでやって来た。
「足短い。」
「三頭身だから仕方がないだろう。」
軽く望の頭を叩くキャサリン。
「良かったら操縦してみる?」
「いいの?」
「武器は装備させられないが、テスト走行としてなら運転しても問題ないぞ。」
「やったー! ロボット! ロボット!」
大はしゃぎする望。
「まったく男ってやつはロボットが好きなんだから。」
ロボット好きの男子に呆れる女子。
「いくぞ。」
MJRのコクピットに乗り込んだ望。
「全駆動系OK。いいわよ。どうぞ。」
「うおおおおー! 動いた!?」
望の騎乗したMJRが動き出した。
「すごい! スゴイ! かっこいい! カッケイ!」
「いつも魔法のほうきで空を飛んでるくせに。」
「ロボットは別物だ! 男のロマンだ! ワッハッハー!」
大興奮の望である。
「しかし地味なロボットだな。」
「聞こえてるわよ。」
「ごめんごめん。」
望の会話は全て通信機でキャサリンたちに筒抜けである。
「俺の魔法で少し肉付けしてやろう。夢魔法! イクイップ・ウエポン!」
望の夢魔法で丸裸だったMJRに剣や鎧兜盾が装備されていく。
「これで完璧なロボット・ナイトだぜ。」
望も自画自賛の装備の装着であった。
「キャア! キャア! あれが私のMJR! スゴイ! カッコイイ!」
望以上にエンジニアのキャサリンは喜んでいた。
「私、ついていけない。やっぱり1話完結のゲストキャラクターということにしてもらえば良かった。」
一人蚊帳の外のハチコであった。
「よし! 折角だ! 一発必殺技でもぶっ放しておくか! 夢の世界に消え去れ! 極大夢魔法! ドリーム・ディサピア!」
望の乗るMJRドリームが極大夢魔法をぶっ放す。
「ドカーン!」
あたり一面は壊滅状態に吹き飛ばされ滅んだ。
「どうだ! 俺の腕前は! ワッハッハー!」
望は満足感から満面の微笑みを見せる。
「すごい! すごい! なんというパワーだ!」
エンジニアとしてキャサリンもMJRの圧倒的なパワーに魅了される。
「これなら勝てるかもしれない!? 魔法日本MJR選手権大会!?」
望の夢魔法とMJRの融合された夢の機体は戦場に赴くことになる。
つづく。




