間話 人物紹介No.1
―リリィ―
ヒューマンコロニーの一つ、「プラントシティ」で生まれる。幼い頃に両親が砂漠で行方不明になり、二度と戻ってくることはなかった。その後、師匠に引き取られ、彼女は戦闘技術を一から叩き込まれることになる。幼いながらも過酷な環境で育ち、鍛えられたその腕は、プラントシティでは師匠に次いで2番目に強かった。
―武器―
「モータ式微振動剣(新型)」
この剣の最大の特長は、刃が微細に振動することで、硬い物質を驚くほど正確に切断する力を持つこと。柔らかいものはうまく切れないものの、鋼鉄やAIの装甲など、硬いものに対してはとことんその力を発揮する。さらに、鞘に戻すと同時にモーターが作動し、刃を高速で押し出す機構が搭載されている。
新型モデルでは、刃に磁力が帯びており、鞘との反発力を利用して、旧型よりもさらに高速での抜刀が可能に。これにより、戦闘中の瞬発力が飛躍的に向上し、リリィの戦闘スタイルをより攻撃的にすることに成功した。
この新型モータ式微振動剣は、リリィの義手以外では使いこなす事はできない。
「義手と義足」
リリィの義手と義足は、筋肉部分が強化ゴムで作られており、これにより驚異的な瞬発力と高い耐久性を誇っている。特に義足にはエンジンが内蔵されていて、必要に応じて信じられないほどの加速を可能にする。本気を出せば、音速に匹敵するスピードを発揮することができるため、リリィはその機動力を最大限に活かして敵を翻弄し、瞬時に距離を詰めることができる。この驚異的な速度は、通常の人間では到底追いつけないものである。
―ゲンテツ―
かつて世界がAIによる支配の脅威にさらされていた頃、ゲンテツの祖父は元博士であり、AIの侵略が地形的に最も遅れると予想したグリーンランドにて、巨大な機動要塞「レヴナント」を建造した。その目的は、AIの勢力から人類を守るための最後の砦を築くことだった。祖父が亡くなった後、その遺志を継ぎ、孫であるゲンテツがレヴナントの指揮を引き継ぐ。彼は見た目こそ威厳に満ち、風格も備えているが、まだ誰も彼が本気で戦う姿を目にしたことはない。
―武器―
「機動要塞レヴナント」
ゲンテツの武器と言えば、何よりもこの巨大な機動要塞「レヴナント」そのものだ。彼はレヴナントの船長として、要塞全体を巧みに操り、広大なフィールドを動き回りながらAIと戦う。要塞に搭載された強力な大砲を使い、比較的弱いAIを瞬時に殲滅するその姿は圧巻で、敵に対して圧倒的な火力を誇る。
しかし、彼自身の戦闘力については謎に包まれており、どのような武器を使い、どのように戦うのかは誰も知らない。彼がレヴナントの外で戦う日が来るのか、それともこの要塞こそが彼のすべてなのか――それはまだ誰も予測できない。
―リニア―
金髪の縦ロールが印象的な、小柄な少女。外見は可憐だが、その見た目とは裏腹に、いつも口をへの字に曲げて人を罵倒する毒舌家だ。そんな彼女の厳しい態度は、初対面の人間には冷たく感じられるが、その実力を見れば誰もが納得せざるを得ない。
リニアは、機動要塞レヴナントの中で生まれ育ったため、幼い頃から過酷な訓練に耐えてきた。その結果、まだ小さいながらも大人顔負けの戦闘力を身につけている。彼女の戦闘技術はすでに完成されており、特にAIとの戦いにおいては、華麗かつ冷静な立ち回りが光る。
しかし、あまりにも強いためか、彼女には負けるという経験がほとんどなく、AIの脅威をどこか過小評価している節がある。それでも、リニアの戦闘IQは高く、戦況を瞬時に把握して適切な行動を取ることができる天才肌の戦士だ。その強さと自信は、彼女を部隊の中でも特異な存在にしている。
―武器―
「ヘルファイア」
巨大な鎌の形をした武器で、リニアの相棒ともいえる存在。柄にあるボタンを押すことで、刃の部分が一気に高温になり、AIを文字通り焼き切る力を持っている。通常の武器では、切った部分を形状記憶で再生してしまう Level3相当のAIも、この「ヘルファイア」の前ではその能力が無効化される。焼き切られた部分は再生できないため、この武器は特に再生能力を持つAIとの戦闘において絶大な効果を発揮する。
その威力は、リニアの強気な戦闘スタイルにピッタリであり、彼女の冷酷さと相まって、AIにとってはまさに「地獄の炎」のような恐怖を植え付ける。
―ルーカス―
メガネをかけ、どこか気弱そうな印象を与えるルーカス。しかし、その外見とは裏腹に、内に秘めた強い復讐心を抱えている。彼は、リリィがレヴナントに来る5年前からこの機動要塞の一員であり、地中海に存在していたヒューマンコロニー「アクアリネ」の数少ない生存者だ。リリィと似た境遇を持ちながら、彼のAIへの怒りと執念は彼女以上かもしれない。
―武器―
「重装変形式銃剣」
ルーカスの持つ武器は、変形機構を備えた「重装変形式銃剣」。大剣モードとライフルモードの二形態を持ち、それぞれの状況に応じて使い分けることができる。大剣モードでは、その重厚な刃を振るうことで敵を圧倒するだけでなく、刃を相手に押し当てた状態で銃弾を発射することも可能だ。
ライフルモードに変形すると、弾丸は必要なく、圧縮空気を利用して見えない弾を撃ち出す。このエネルギー弾は、大砲を超える威力を誇り、最大射程は約3キロに及ぶ。近距離ではショットガンのように広範囲に攻撃することもできるため、どんな距離でも対応可能な万能兵器だ。
人物紹介終わり___




