バール家 (8話 前編)
今回は三人称視点も入れてます。
これからも 三人称視点増やしていくかも
エドガーの案内で ルミナ達は客室に案内された。
「アンナ様 ルミナ様 こちらにおかけください。 お嬢様はどうされます?」
「私もここに座ってる」
「承知いたしました それでは奥様を呼んでまいりますよね 少々お待ちください。」
エドガーはそう言うと 部屋の外へ出た。
私は 母とセシリアに質問をした。
「お母さんとリアは親しげだったけど、母さんはどのくらいの頻度でここに来ているの?」
それに母は答えた。
「うーん だいたいふた月に1回かしら その時にセシリアちゃんの方から話しかけてくれてる」
「そうなんですね...」
仲間はずれにされてる感じがあり、少し寂しい。
「なぜ 今回は私を誘ってくれたんですか?」
「前々から誘おうと思っていたのだけど、なかなか機会がなくてね ほらルミちゃん よく書斎室にこもって本読んでるじゃない、話しかけたいけど、邪魔したらダメだと思って なかなか誘えなかったの だけど今日は部屋にいて 話しかけられそうだったから話しかけたの」
「そうだったんですか!? なんかごめんなさい...」
「ふふふ、大丈夫 」
会話していると、ドアの外から足音が聞こえ ガチャりとドアが開いた。
「アンナ〜」
ドアから入ってきた女性は、セシリアと似ている髪色に容姿をした女性だった。
「セレナ〜 きたわよ あとほら 私の娘を連れてきたわ」
「あなたがルミナちゃん?」
「はい」
「可愛らしい子ね 顔なんかアンナにそっくりね」
「ありがとうございます」
私はそう言って お辞儀をした。
「あらー 礼儀の正しい子ねー アンナの小さい時とは大違い」
「ちょっと失礼じゃない 私だって ちょっとやんちゃしてたけど、礼儀しっかりしてたわよ」
「どうかしら〜 っで そのふたりは仲良いわねー」
セレナはそう言うと、隣で座り合っていた ルミナとセシリアを見た。
「でも しょうがないわよね セシリアが前にルミナちゃんと一緒に本を読んだ出来事を楽しそうに話してたもんね 初めて友達出来た!っで」
それを聞いたセシリアは照れながら言った。
「もー 母様 それは言わないでって言ったでしょ」
私はさらに罪悪感が募った。
セシリアは友達ができたと喜んでいたのに その当の本人の私は すっかり忘れてたのだから...
モヤモヤしながらも 私は母に質問した。
「お母さんが会わせたい子って言っていた もうひとりの人って誰なんですか?」
私がそう言うと セレナが答えてくれた。
「ルミナちゃんには セシルにも会わせたかったのよ」
「セシル?」
そうすると、隣に居たセシリアが答えてくれた。
「私の兄様の名前よ」
「セシリアのお兄さん?」
「うん 双子だけどね」
「ということ年は一緒ってこと? そういえばセシリアって今幾つ?」
見る限り 自分と一緒の年齢に見える。
「八よ」
やはり 一緒か。
「ルミナは?」
「私も八だよ」
セレナがセシリアに言った。
「セシルを呼んできてくれる?」
「わかったー」
そう言って、ソファーから立ち上がるセシリアに私は話しかけた。
「私もついて行っていい?」
「別にいいよ じゃー 一緒に行こ」
「うん」
セシリアのお兄さんがどんな人か早く知りたい。私とセシリアは部屋の外に出て、お兄さんがいる部屋へ向かった。
廊下を歩いていると、ある部屋があった。
まるで襖のような扉があるのがわかった。
その部屋のことをセシリアに聞いてみた。
「セシリア あの部屋はなんの部屋なの?」
「ん? あ〜 あの部屋わね 父様が騎士魔法学校の生徒だった時に 一時留学した時に行った ''ヤマト''って国の家の一部を再現したものなんだって」
「中見せてもらっていい?」
「いいよ」
セシリアは襖を横に開けた やはり 開け方は前の世界の和室と同じ感じだ。
肝心の部屋の中は 畳があり、木の柱に 壁にタンスのような構造に 床の間まである。
まんま 和室だ。
ということは、その''ヤマト''と呼ばれる国は前の世界の日本ような国なのか。
面白そうだな いつか行ってみたい。
「ルミナ どうしたの 考え込んで?」
「うんーん なんでも」
「それじゃ 行こ」
「うん」
そうして 私とセシリアはその部屋を後にした。
部屋の前につくと、セシリアがドアをノックした。
「兄様〜! 母様が呼んでるよ〜」
ドアが開くと、そこからセシリア似た少年が出てきた。
「母さんが呼んでるってどうゆう要件?」
少年は、こちらに気づくと
「セシリア その子は?」
私は思わず、セシリアの後ろに身を潜めた。
それを見たセシリアは ひいっと私の背中にまわり、背中を押した。
「この子はルミナ」
セシリアの言葉に続いて 私も言った。
「初めまして ルミナ・アルカディアといいます」
「ルミナ? もしかして 君が母さんが言ってた子?」
「まぁー 多分そうだと思います 私も母さんにリアとセシルさんを紹介すると言われたので、」
「ということは アンナ夫人もいらっしゃってるってこと?」
「はい お母さんもいますよ」
「わかった なら行こうか」
そうして、客室に向かった。
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客室につくと、アンナとセレナが話していた。
「今年''も''貴族交流、カルシュタイン家は参加できないって言ってたわよね」
「そうみたいね でもその方が嬉しいわ あそこの家はどうにも よく思わないのよね」
聞いていると、セシリアがその会話に割入った
「母様 アンナ伯母様 なんの話をしているの?」
「あら 3人とも戻ってきてたのね せっかくだし 言いましょうか 3人とも 半年後の貴族交流に出てみない?」
「「貴族交流?」」
8話後編は6月12日 20時10分に投稿します




