↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
梅の花咲く頃に  作者: 瀬戸 水稀


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
8/11

8.完成

短いですが、重要、かも?です

「へぇ……これは、また……」


薫はあれからいつにない速さで真也の絵を仕上げた。

黒木は絵をキャンバスにたてかけ、少し遠目にじっくり見て、ぽつりと言った。


「うん。この距離だな……」


薫は真也を見ていた正確な距離を当てられ、驚いた。普段の軽いノリで忘れていたが、黒木は個展を開くほどの実力者だ。


「分かるんですか」


「分かるよ。まさかお前が鉛筆デッサンで来るとは思わなかったけどな。得意は油絵だろ。……でも、良い絵だ」



黒木は顎に手を当て、少しだけ目を細めた。



「描けてるじゃないか。見かけじゃないところも」



「ありがとう、ございます……」



薫は思わず視線を逸らした。顔が熱くなるのが自分でもわかった。

元々は得意な油絵にしようと思っていたが、あの日、何か違うと感じ、鉛筆デッサンに切り替えたのだった。白と黒のみで表現する方が、この男にはふさわしい。そう思ってのことだった。おかげで、期限はギリギリになってしまったが。





ーー初めてだった。

人を描いて、清々しい気持ちになったのは。


ゆっくり投稿していきます。

お付き合いいただけると幸いです

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。