両親に兄妹からプレゼントをすることになった話
金婚式ってなんだ?
母親から聞く初めての言葉。あー、結婚五十周年なんだ、そう聞くと凄いよね!! そりゃ僕も歳をとるわけだ。いやいや、そういう話じゃなくてね。
僕は前に、この頭の中でも話したように、兄貴一人と妹二人の四人兄妹の次男です。
その時に、もしかしたら言ったかどうかわかんないけど、兄妹同士でそんなに仲は良くないほう。良くない、ていうか、兄貴も高卒で就職して家を出たし、僕も高卒で就職して一人暮らしをした。
それに、上の妹は、母親嫌いで遠方に農業をしに行った。親と暮らしているのは下の妹のみ。あとはバラバラだ。
と言ってもいがみ合っているとかではないんだけど、普段のやり取りとか、上の妹とは遠方に行く前にはたまにご飯は行ったりしていたけど、そこまでしょっちゅうではなかった。
そこで、両親の金婚式。
お祝い……してあげないとだよね。
次にお祝いする時なんて、もうないでしょ? 誕生日とかは別として。
あ、これも言ったかどうかは忘れたけども、僕の母親の宗教上の理由で、僕は今まで誕生日を祝ってもらったことがありません。親にっていう意味です。宗教上の理由で祝わない理由は謎だけど、まぁそういうことです。
ホントは兄妹みんなで揃って、両親とご飯、というプランもあったんだけど、上の妹が断固拒否!! 顔見たくないらしいので。
初めはもう祝いもいらんでしょ、となってたんだけど……でも、親が生きているうちにできる、最後のお祝いのような気もしたから、妹を説得して。
みんなで少しずつ出し合って、旅行をプレゼントすることにしました。
同居している下の妹にヒアリングしてもらって、前に行った北海道が凄くよかったから、死ぬまでにもう一度行きたいと言ってたみたいなので。
実はプレゼントするものを話し合う時も、ちょっぴり兄妹で揉めました。
グループメール上での会話です。
くろくま「旅行とか二人とも好きやから、いいと思うんやけど」
兄「旅行ギフトなんて、旅行にしか使えんから、ギフトカードでええやろ、自由に使えるほうがええやろ」
くろくま「プレゼントって、何が喜ぶかなーとか考えたりして、それがいいんちゃうの? ギフトカードとか現金みたいなものやったら、もうせんほうがええで」
しばらく無言。
そして、上の妹から怒られる僕。
上の妹「くろ兄がお祝いしたいって言い出したんちゃうの? ケンカしたいんとちゃうんやろ? もう少し色々我慢して、話できんかなぁ?」
くろくま「ごめん、頭に血がのぼった。昔から嫌いやねん兄貴」
上の妹「それはようわかっとるから。なんか家おったとき流血騒ぎなってたやんな〜」
流血騒ぎなんてあったんだ……全く記憶にございません。
くろくま「まぁ……ちょっと頭冷やして再度お願いするわ。てか代わりに言ってくれへん?」
上の妹「自分で言え!!」
まぁまぁ、上の妹はキツイ。なぜか僕はよく怒られる。
というわけで、去年の秋くらいからなんやかんやと話し合いをして、あーだこーだ紆余曲折ありながらだったのですが。
先日、無事に旅行ギフト&お土産やお小遣い用のギフトカードを両親にプレゼントを手配することができました。
喜んでくれたらいいな。
みなさんも、誰かに何かをプレゼントをしたり、何かをしてあげる時って、色々大変だったり、時には嫌になったりすることもあるかもしれない。
でも、贈った相手や、してあげた相手が、喜んでくれる姿を想像したり、それがかけがえのない相手であれば尚更、一生懸命するとよいかもしれません。
今回の「頭の中」は、両親へのお祝い、でした。
※追記
なんだか両親へのプレゼントよりも、兄妹仲悪すぎじゃね?? という感じのエピソードになってしまったので、つい最近、両親から兄妹みんなに宛ててお礼のメッセージがあったので、ここに記します。
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この度は素敵なプレゼントをありがとう。
金婚という節目を今のところ2人揃って、まずまず健康に迎えられそうで
有り難く思っています。
親として皆に十分な事をしてやれたとは思っていませんが、このような
お祝いをしてくれて感謝でいっぱいです。
私たち夫婦の子どもとして生まれてきてくれてありがとう。
皆の幸せを祈りながら、これからの人生をできるだけ健やかに、穏やかに過ごしていきたいと思
います。
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もし、これから先の人生で、兄貴や妹、そして両親に対して何かがあって、腹を立ててしまうことがありそうな時は、
このメッセージを見て、おさめようと思いました。
くろくま




