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ねこの国の勇者様  作者: かなぎ
一章
15/46

章中 ねこの国のお姫様

どこで挟もうか悩んだけど、ここに挟みます。


今回は、タッチを変えて、本編から少し脱線した短編です。





 私は今日もお城を抜け出して…


 いや、勇気のある人を見つけるために、こっちの世界に来ています。


 こっちの世界には、ゴリラに似ている人間って生き物がいっぱいいます。


 私の世界にはいない生き物ですが、こっちに住んでる猫族の人曰く、(ねこ)たちには優しくて……

 しかも猫を(つが)いにして一緒に住むんだそうです!


 なんと素晴らしい夢の様な世界でしょう!


 そんなの聞いたら、こっちの世界に来たくなるに決まってますよね!


 でも、父上、母上は酷いんですよ! 一人で行っちゃダメとか言うんです!


 一人で行かなきゃ、私の「運命の人を見つけて(つが)いになる夢」が叶わないじゃないですか!


 なので、今日は駐車場において来ましたけどね。

 姫の私が言うことは絶対なんです。


 あ、勿論、勇気ある人探しも忘れていませんよ?


 まあ、(つが)いになった運命の人を連れて帰っちゃえば良いですよね。きっと。うんうん。


 でも、一人で何度もこっちに来てるのに中々いないんですよね。

 ご飯くれたりして優しいのは優しいんですが、(つが)いにしたいと言ってくれる人がいません。


 そんな感じで色々考えながら私が歩いていると、前からブツブツ言って歩いてくる人がいます。

 正直、ちょっと気持ち悪いです。


 そんな視線に気がついたんでしょうか? その人と目があってしまいました。


 なんでしょう? この人やけに見てきます。

 もしや………………

 (つが)いにするかどうか、迷ってるんでしょうか?


 チャンスですよ! チャンス!


 さっき気持ち悪いとか言っちゃいましたが、きっと良い(つが)い候補に恵まれてなくて心が荒んでたんですね!!


 あ、座って私のこと撫で始めました!

 これは審査合格ってことですよね!!!


「可愛いね。どこから来たのかな? うちに連れて帰りたいなぁ」


!!!!!!!


 聞きましたか! 早速出ました!!

 連れて帰って(つが)いにしたい発言!!

 しかも、どこから来たの? って……家に連れってて親に紹介しろって事ですよね!!!


 もう、この人が勇者です! 決まりです!

 それ以外に考えられません!


 さあ、家に帰って、父上、母上に報告しないといけません!

 早く行きましょう!!


 そして、その運命の人を連れて帰る為に、私はその手から一旦、離れました。

 でも、その人は凄く寂しそうな顔をしています。


 愛されてますね。私……


 心配しなくても、これからずっと一緒ですよ!


 そんな私の視線に気がついてくれた様で、私の運命の人も元気になって立ち上がってくれました!


 さあ、行きましょう!


 私たちの明るい未来のために!



次回更新は、明日の予定


2018/02/03 誤字修正

2018/03/01 一部修正

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