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一般人神になる  作者: 夜桜リオ
一般人、デスゲームに巻き込まれる
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第7話 沈黙の食卓

殺し合いが終わり、最初のところに飛ばされると食卓の上に様々な料理が置かれていた。


「生き残ったのは15人か〜じゃ、5人ぐらいまで生き残るまで第四試験をやるぞ!」


と神が言う。この試験で結構人数減るのか...生き残れるか心配だな...



「大体察しはついてきたんだけど、一応聞く。どんな試験だ?」


と俺が少し呆れ気味に聞くと


「料理の中に一つだけ毒が入っているんだ。人数分の料理があって毒で死んだ人が出たら14人前の料理が出てくるみたいにな」


と神が言う。そしてここにいる全員は思った


『やっぱり毒系か』


「なんじゃ?料理が食べれるのか?そりゃあよい!ちょうど腹が減ってたしな!」


とガハハッと笑いながら緑也が喋る。よくもまぁ、呑気に言えるもんだ


「まぁ、運が悪く毒で死んだ人には最後の晩餐と思えばいいさ」


と神が言う。最後の晩餐なら普通に食わせてくれよな...


「あの...これって毒の見分け方とかってあるんですか?」


とまどかが聞いていると


「ん?見分け方か...知らん!」


いや知らんのかい!相変わらず適当な神だな...というか試験の序盤は敬語だったのに段々とタメ口じゃね?絶対めんどくさくなってきただろ


「...せめて飲み物は無いのか?」


と俺が聞くと神が言う


「飲み物はここから好きにしろ。毒はないから安心してくれよな」


と言い終えるとみんなの目の前に色んな飲み物が出現した。

喉が乾いたから飲み物飲むか...そして俺は近くにあった飲み物に手を伸ばし飲んでいく。普通に美味い


「それでは、第四試験開始!」


そう神の声が響き渡ると、みんなが恐る恐る食卓に向かう中、緑也だけは素早く食卓について食べていた


「ウマっ!なんじゃこのステーキ!脂がのってて美味いんじゃ!」


迷わず緑也が食べているのを見て神は少し引いていた。いや、神以外にもみんな緑也に対して引いていた


「な、なぁ緑也。大丈夫なのか...?」


「ん?今のところ大丈夫じゃ!味も普通じゃしの!」


そう緑也が言い放つと、みんな匂いや味でわかるんじゃないのかと思い始めみんな一斉に料理の匂いを嗅ぎ始める


「よし、俺はこれを選ぶぞ!」


そして俺はラーメンを手に取る。美味しそうな匂いしか無かったから多分大丈夫だろう。

まどかはシュークリームを手に取っていた。女子高生って感じで可愛いな。

みんなも各々で料理を選び始めるが、残り一つの料理が残っている。まだ選んでない人が怖がって手につけていない様子だ。


「よし、みんな!一斉に食べよう!」


と知らない奴が言い放つ。黒髪で真面目そうなタイプの人間っぽいな。


「よし、せーの!」


と真面目そうな人の合図でみんな一斉に食べ始める。俺もラーメンを啜っていく。...美味っ!このラーメン!

そして俺は周りを見渡す。誰か異常のある人がいないかを見てみる。...まどかは大丈夫そうだ。そして俺も体に異常がないから平気だろう

でも...周りを見ても大丈夫そうだぞ...?

会場に少しだけ安心した空気が流れ始めた時─


「ぐ...グハッ!」


先程の真面目そうな人が血反吐を吐いた。普通ならキャー!とか叫んだりするがみんな死ぬのを見るのに慣れたのか誰も叫ばない。代わりに不穏な空気がこの場を支配していた。

何故毒が回るのが遅かったのか...?と疑問に思っていたら…


「あら、もう一人目が死んだのか。まぁ、しょうがないね運だもん。あ、毒が効くのが遅かったと思っている人に言っておくけど、毒って基本即効性じゃないからね?あれ漫画やアニメの世界だけだから」


と神がヘラヘラと笑いながら喋る

次の料理が出されるが、緑也以外は誰も食べたがらない。緑也はまたすぐに料理を手に取り、食べていた


「なんじゃ?お主ら食わんのか?」


とモグモグと食べながら話している。逆にこの空気で食べれるお前が凄ぇよ...

緑也は今回も外れを引かなかったらしく、普通に食べている


(お前が行けよ。いやお前が行けよ)


とみんなが押し付けあっている。


「レオさん、早めに取った方が毒が当たりにくいと思いますよ」


「なんでだ?まどか」


まどかが俺に教えてくれる


「確率ですよ。この中には緑也さんが食べたので13個です。毒は一つしかないので早めに取った方が当たりにくいと思います」


俺は頷いた。確率ってのがあるからはやめに取った方がいいのかー...

そして俺は今度はケーキを手に取りまどかはサンドイッチを手に取った

そして二人同時に食べ始める。美味っ!やっぱり料理は美味いんだな...食べ終わってから少し待ってみるが、2人とも毒じゃなかったようだ。

みんなも各々で食べ始めたようだ。少し様子を見てみると


「グッ...!オエェ!」


また毒が当たった人が血反吐を吐いた。...なんか料理中に口から出るのを見るのは嫌だが...諦めよう


─すると神がニヤリと笑っていた。なんか、嫌な予感がする...─

見てくれてありがとうございます!

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