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作詞したかった頃の詩片  作者: 黒使
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7/8

透明な魚の骨 2016/4以降

この生き方しか知らないこと

他人にとって無価値だって知ってる

曖昧な笑顔が 気持ち悪いといわれても

都合がいいやつだと陰で嗤われても

ただこれが孤独だと知っても

それなら たった一人の孤独でいいよ

泣きたくなるようなさみしさも

こんな侮辱を受ける意味はないだろ

生きやすい世の中だけを願うよ

簡単に生きることなんかじゃない

ただ息をしたいんだよ


真冬のかぜが骨身に染みる

孤独でるあるほうがずっとましだ

無関心が残酷だと知っていても

心を凍てつかせる以外に呼吸もできないんだよ

涙なんてでやしないよ

唇が歪んだ笑みをかたどって

相手の顔色をうかがって

自尊心もプライドも砕かれて

僕は何度も殺されてる


あぁ 僕の顔が醜いって嗤う

笑顔が腐ってるってるって投げつける

こんな卑屈な僕がきれいになれるわけがない

騙されたほうが悪いとわらわれる

神様が救ってくれないと知れば

強くなるほかなくて 耐えられるか

常に業火にあぶられて 生きてる

あぁ 誰も裁いてくれない

過ぎ去った亡霊あつかいだ

今だけをすごせれば 世界も開くのか


わかってるんだ 閉じた世界だって

でも それが僕を殺し続ける

麻痺するしかない 今日も僕はわらってる

誰かへの憎しみが

またひとつ僕のトゲになる

誰かを傷つける誰かになりたくはないけど

僕は僕らしい何かも忘れたんだよ

弱くていいよ 棘だらけで愛されないから

閉じた世界が僕を殺すなら

僕は僕を殺し続けるしかない

もう とっくに腐ってるんだ

まだ 僕が生きてると思ってるのかい

せいぜい ゾンビがいいところだ

腐っても生きてる 殺しても生きてる

死んでないから 生きてる

なんで息をしてるんだろ

誰の許可もなく


誰かのために生きてるわけじゃないはずなのに

僕は息をするのも 誰かの許可がいる

あるいは もうとっくに僕は亡霊で

誰にも見えない 真っ黒だ


もう 僕は僕の生き方も忘れて

ただ呼吸してるんだ

強くなんて生きられない、生きてるだけで精一杯。

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