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女神様に祈り続け遂に授かったモノは日本の記憶…?これでどうやって戦えと!?  作者: ラノベ読者


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03 仲間

そんなこんなで冒険者になれたのは良いものの、肝心な仲間がいない


というかどうやって作ればいいのかがわからない


「…なぁ、2人だけのパーティって聞いたことある?」


「ないなぁ」


「………募集しようか」


「そうだね。丁度ボクもそう思ってたんだ」


「とりあえず俺たちの方向性は決まったけど、ここでまたひとつ問題がですね………どうやって仲間を増やせば…?」


そう聞くと何やらタマヤは不思議そうな表情をしながら…


「…なんでボクに聞くの?」


「お前俺の事ナチュラルに誘ってたじゃん!?」


「うーん…まぁ直談判も良いんだけど、やっぱり王道は張り紙かな?」


張り紙というと…パーティメンバーの情報や募集メンバーの職業指定などを書いて貼るそれか


果たして張り紙なんぞで良い仲間が出来るのだろうか…?

まぁ、物は試しだ。まずは書いてみるか


「…内容はどう書くよ」


「まず紙とペンを用意しようよ」


………


「…さて、どう書くよ」


「紙とペンを持ってきたからって今さっきの会話が無くなる訳じゃないんだからね!?」


「んな事はどうでもいいんだよ!!早く!!内容を!!」


「そっそうだね…」


俺の怒涛の押し込みによって若干押された様子のタマヤだったが、考え始めるとなにやらすごい真剣な表情になっている。


「…まぁまずはボク達の特徴じゃない?」


「特徴…ボーイッシュな女子1人とズタボロな男子1人です…っと、職業は癒術師と無職。募集メンバーの特徴は…」


「…!?ちょ、ちょちょちょちょ……っと待って!?」


と、そこまで言ったところでいきなりタマヤがツッコんできた


何だよ。ここからが大切なのに


「何だよ?なにか文句でもあるのか?」


「ありまくるよ!?そこ、無職ってバカ正直に書いちゃダメでしょ!?」


「………………うーーーん……例えば…?」


「…引きこもり」


「大して変わんねーよ!!というかむしろ酷くなったわ」


というかそもそも俺に家なんてないんだから引きこもる場所もないのである。全く酷い話だ


もういい、あいつの忠告なんて聞いてたまるか。こうなったら俺のやり方で全て書いてしまえ


そう思いペンの先を走らせようとした、その時


「ハヤト様、ハヤト様、ギルド長がお呼びです。ハヤト様は至急長官室の方へお越しください。繰り返します―――」


「…ねえねえハヤト、君呼ばれてない?」


「…呼ばれてるね」


「うん」


「………………」


周りがえらいごった返しているのは気のせいなのかな?


「ハヤトってやつは何をしでかしたんだよ!?あの慈悲深いギルド長だぞ!?」

なんて声が聞こえますけど俺だって知らねーよバーカ


「………えっ行かないの?」


「なんだか怒られそうな気がして胃がキリキリしてんだ」


「なんと言う怠惰心!!」



そんなのではとてもでは無いが仲間など集まらないよ!?



そう言われて渋々ギルド長のいる部屋まで行くことになったのだが…




「なんでお前まで着いてきたんだよ」


「うーん、仲間を増やす一貫で…?」


「何をどうしたらそこを一貫として捉えられるのかについて小一時間ほど議論したいのだが」


「くだらない冗談言ってないで早く行こうよ」


…えっ待って俺本当に心当たりないんだけど

俺は今日何をした…?まさかタマヤが勝手にテレパシーを使ったんじゃないだろうな…なわけないか


「じゃあさ、長官室に入る前に心当たりのあることをせーので言ってみないか?」


「やってやろうじゃないか」


なぜこんなにも強気なのだろうか


「せーの」


「鎧倒した」

「テレパシー」


「やっぱりテレパシー使ってんじゃねーか!!!!!どうすんだよもし本当にそれで呼び出されてたら。あぁぁ……」


「待って落ち着いて!!もしバレてたら君じゃなくてボクが呼ばれるでしょ?」


「それもそうだけど仲間の俺も呼ばれるに決まってるだろ」


「というか鎧倒したって何!?あっあの玄関口の!?入口の??!?!」


「…ま、まぁ、一旦中に入って答え合わせを…」


「あっ逃げた!!」


逃げてねーよバーカ。というかそれ言ったらお前だって逃げてるだろいきなり話を変えやがって


そんなことを思いつつドアを開けると、目の前には何やらデカイおじさんが………


「…あっ、ギルド長?」


「ノックもせずに入ろうとするとは、なかなかの度胸があるようで…」


「…えぇっと、まぁそれは置いておいて…なんで俺たちは呼ばれたんですかね…?」


「…別に隣の女性を呼んだつもりもなければいまさっきの話を置いておくつもりも無いのだが、まぁいい。2人とも中に入りたまえ」


うーん何やらお怒りのようで…


「…まずはそこに座れ」


「「…はい」」


………えっ


「…こ、こんにちは…」


隣を見るとなにやら自分達と同じように呼び出されたであろう1人の少女がちょこんと腰をかけていた


なんだ俺だけじゃなかったのか。これだけで随分と心が軽やかだぜひゃっはー


「今回、集まってもらった理由がわかる人はいるかな?」


…はぁ?そんなの分かるわけ………えっ隣の子手上げてる!?えぇっこれ挙手制…?


「えぇっと……私が、暴風魔法で試験会場を吹き飛ばしたからですか…?」


「よく分かっているな。では次はお前だ」


「…えっ」


何が何だか分からずに意味もなく狼狽えていると


「………えっ…」


相手も狼狽え出したんですけど

これは俺はどうしたらいいんだ…?


「…ハヤト……ハヤト、聞こえてる?」


「聞こえねーよバーカ」


「聞こえてるじゃん!今ふざけてる場面じゃないでしょ!?」


互いに声を潜めながら喋ってはいるが、どうせ筒抜けなんだろう。今ここで下手に仕出かしたことをぶちまけるぐらいなら会話なんてしません


「…鎧ですか?」


「…あの鎧はお前が犯人だったのか………それはまた別件で呼び出そう。お前、おまえもそこの小娘と同じように試験会場を破壊したであろうが」


小娘呼ばわりされた隣の子がキレているがそれどころじゃない

というか俺がキレたい


「俺は別に試験会場を破壊なんてしてないと思うんですが」


「…えぇっ!?」


なんで仲間のお前が驚くんだよ


………えっ?


「まさかとは思いますけどもしかして俺試験会場壊してたんですか!?」


「お前のせいで試験会場として使っていた森がただの丘になったんだからな!?お前が出した大量の水と氷で!!植物という植物が全て死んだんだわかるか!?」


「なるほどすみませんでした!!!!!!」


「という事でお前らには試験会場の修理代としてひたすらにクエストをやってもらう」


「「「!?!?」」」


「ただ、修理費の額は一人一人が別々でやって行ってとてもでは無いが返し切れる額ではない。なので小娘とそこ二人でパーティを再編成しこれからは3人で活動してもらう」


「「…!?!???!!!?!?!??!?」」


「おい、小声で問題児が処理できてよかったと言っていたのを聴き逃すほど俺もヘタレじゃねーぞ」


「「!?!?!?」」


なんでそれをわざわざ言ったんだ!?とでも言いたげな不審な目がこちらを貫いてきてますねわかります


「…まぁ、問題児同士仲良くしたまえ」


「なんかゆるーく解決した風にしてんじゃねーぞ!!?」

次話からは2日〜3日に1話ずつ投稿していきます

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