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エピソード57 人のための場所

東門の外で

騎馬の男は

敷居から十歩離れた場所に馬を止めていた


その後ろには暗い布をかけた荷車


さらに車輪の左右には

二人の徒歩の男が立っていた


もう誰も

あれをただの荷車だとは見ていなかった


布の下にあるのは人ではない


人を入れるために

空けられた場所だった


ショーンゴは染料倉庫のそばに立っていた


右手の指を一度だけ曲げる


親指が半拍遅れた


この朝

二つの境界を引いた代価は

まだ身体から消えていなかった


冷たさは引いていたが

指は以前より遅れて動いた


それでも拳を握りしめず

手を隠しもしなかった


周囲の人々がすべてを勝利と呼び始めるより先に

彼の身体だけは

代価を忘れていなかった


サルマは路地の端に立っていた


腰の鍵は布で包まれていた


それでも人々は

まるで音が聞こえているかのように

その鍵を見ていた


ランゼは倉庫の扉の前で盾を構えていた


朝の光が

広い肩と擦れた鎧

短く切られた灰色の髪に落ちていた


見せるために立っているのではない


彼のそばでは

開かれた通路さえ狭く見えた


盾の内側の革紐には

町の新しい名が書かれた

折り畳まれた紙が挟まれていた


ラリオン


ケルトは別の紙を持ち

エンナの後ろに立っていた


親指についたインクの染みは

不揃いな筋となって乾いていた


間違った言葉を残すことを恐れるように

慎重にペンを持っていた


エンナは道ではなく

広場の囁きに耳を澄ませていた


誰かがうっかり

相手の言葉を繰り返してしまいそうな場所に

特に注意を向けていた


リオルは空の樽のそばに立ち

掌を片耳へ押し当てていた


聞いているのは荷車の軋みではない


暗い布の下に残された

空白だった


広場にいた人々の肩が

小さく強張っていた


誰も叫ばなかった


だが全員が

荷車が商品を取りに来たのではないと理解していた


門のそばにいた老いた証人は

内壁の影に立っていた


サルマはすでに彼女の名を知っていた


ヴェイラ


小柄で痩せた

暗い肌のハーフエルフだった


黒い髪には

白い一房が混じっていた


頭巾の下から

左耳の尖った先がのぞいていた


だがそれが彼女を

か弱く見せることはなかった


顎の線と大きな掌には

尖った耳よりも強い

生身の逞しさがあった


だからこそ彼女は

ラリオンの一部に見えた


混ざり合っていて


頑固で


整った記録の中へ

簡単に押し込められるような者ではなかった


ヴェイラは門から離れなかった


だが門扉にも

それ以上近づかなかった


見知らぬ結び目と自分とのあいだにある

最後の境界であるかのように

頭巾の端を強く握っていた


染料倉庫のそばの長椅子には

老いた勘定係が座っていた


ラデム


暗い灰色の肌をしたハーフエルフで

細長い耳は年齢のために少し垂れていた


太い指は

インクの重さよりも

袋の重さをよく覚えていた


彼は騎馬の男を見ていなかった


荷車の車輪を見ていた


まるで車輪そのものが

一つの記録であるかのように


その隣には

パン屋の女が立っていた


ミルサ


冷たい灰のような暗い肌を持つ

ドッカルヴだった


髪は小麦粉のついた頭巾の下で

きつくまとめられていた


袖には白い筋が残っていた


彼女は指で布を握っていたが

その染みを隠そうとはしなかった


今日はパンにさえ

証人になる権利があるかのように


- 門へ


ショーンゴが言った


サルマは頷いた


- 群衆は連れていかない


それからデランへ顔を向けた


デランはパン屋へ続く路地のそばに立っていた


指のあいだには

再び硬貨が現れていた


- 余計な口を抑えて


- まず自分の口からか


- 他人の口から


硬貨が消えた


- そっちの方が難しい


ランゼが最初に門へ向かった


盾を半歩先へ出して進んでいた


人々は彼を見ると

顔を確かめるより先に道を空けた


サルマがその後に続いた


ショーンゴは少し横を歩いた


セイガは右側

壁際を進んでいた


そこからなら道も

門の上も

パン屋の上の窓も見えた


レルタは通路の左側へ消えた


隠れたのではない


ただ

視線が彼女の上に留まらない場所へ立った


ケルトとエンナとリオルは

倉庫の近くに残った


だが門は見える位置だった


ラデムとミルサも

門へ向かう一行の後についてきた


サルマは残れとは命じなかった


倉庫で起きたことのあと

二人はもう

扉のそばにいただけの人間ではなかった


古い罠に

答えさせられかけた者たちだった


東門は

盾一枚分の幅だけ開けられた


門の向こうで騎馬の男は

敷居から十歩離れたまま動かなかった


荷車はその後ろ


二人の徒歩の男は

車輪の左右に立っていた


旗も


紋章も


どちらかの陣営を示す色もなかった


灰色の服


きれいに結ばれた袖紐


そして不自然なほど落ち着いた手だけだった


二人とも

ダークエルフに似た鋭い目元と

高い頬骨を持っていた


だが広い顎と重そうな掌には

異なる血が混じっているように見えた


普通の街道の雇われ人だと

簡単に見間違えられた


彼らも

それを狙っていた


騎馬の男は

鋭い頬骨と細い顔立ちに

ドロウ特有の硬質さがあった


髪は首の低い位置で束ねていた


銅色の目は

何か一つを記憶に刻むのに必要な時間を超えて

同じものを見つめることはなかった


左手には

人差し指と中指だけを露出させた手袋をしていた


- 私はエイルド


彼が言った


声は平らだった


叫びも


礼もなかった


- 東方街道の仲介人です


サルマはランゼより半歩前へ出た


だが盾の線は越えなかった


- 道の仲介人なら

- 道の色を身につけるものよ


エイルドは彼女を見た


次にショーンゴを


そして再びサルマを見た


彼女と話すことを選んだ


賢い判断だった


だからこそセイガは

肩の位置をわずかに変えた


- 町が答えを変えた時

- 道は旗を持たずに訪れます


- 道はもう結び目を持ってきた


サルマは声を上げなかった


- そして三人を失った


荷車のそばに立つ男の一人が

指を動かした


ランゼは盾を掌一つ分高く上げた


盾の端が

徒歩の男から門への道を断った


男は動きを止めた


エイルドは

そちらを一度も見なかった


- 道の者を三人、ですか


- 誰にも呼ばれていない三人よ


サルマの肩越しから

エンナが言った


彼女は静かに近づいていた


ケルトも隣にいた


彼の手にある木の板には

すでに紙が置かれていた


エイルドはようやくケルトを見た


インクの染みを


ペンを


そして

ケルトの紙と自分とのあいだに

エンナが立っていることを見た


- 学ぶのが早い


- あなたたちは同じことを繰り返しているだけです


エンナが答えた


パン屋のミルサが鼻を鳴らした


サルマが彼女へ視線を投げた


ミルサは口を閉じた


だが目は伏せなかった


エイルドは右手を上げた


二人の徒歩の男が荷車から離れた


荷車を覆う暗い布が震えた


門のそばに風はなかった


通路の左側にいるレルタが

わずかに首を傾けた


リオルは片耳を覆った


- あれは言葉を拾っています


ショーンゴは動かなかった


- どの言葉だ


- 証人という言葉です


リオルが答えた


エイルドは否定しなかった


- 最初の印を見た者が必要です


内壁のそばにいたヴェイラは

身体を震わせなかった


だが頭巾を握る指が白くなった


ランゼは盾の下端を

敷居の石へ落とした


鈍い音が石を伝った


門の内側の人々が黙った


- 断る


ランゼが言った


エイルドが門前に現れてから

彼が口にした最初の言葉だった


短く


飾りもなかった


エイルドは彼を見た


- それは町の言葉ですか


ランゼはすぐには答えなかった


大きな手は

木と金属が背中の一部であるかのように

盾の革紐を握っていた


鼻梁には

古い横向きの傷が走っていた


ランゼは考える時

視線を逸らさなかった


ただ

さらに動かなくなるだけだった


- 俺がこの門に立っている限り

- 彼女は外へ出ない


サルマが少し首を傾けた


笑わなかった


だが一瞬だけ

目が穏やかになった


エイルドはゆっくり手を下ろした


- 力ずくで連れていくつもりはありません


- なら荷車は何のため


ミルサが尋ねた


低く平らな声だった


叫びでも


口論でもなかった


膨らむか


捨てるしかないかを見極めながら


生地へ語りかける時の声だった


エイルドは彼女を見た


- 道が答えを持ち帰れるように


ミルサは半歩前へ出た


サルマは止めなかった


ミルサは盾の前ではなく

その横に立った


- かまどにも場所はある


彼女が言った


- でも私が押し込んだからといって

- 生地が自分から入ったことにはならない


群衆の中で

誰かが小さく息を吐いた


デランが囁いた


- パン屋が今

- 道の仲介人に勝ったぞ


サルマは振り返らなかった


- デラン


- 黙る


- それがいい


ラデムは荷車の車輪を見ていた


震える指で

音もなくスポークを数えていた


一つ


二つ


三つ


四つ目で止まった


- 糸がある


エイルドはゆっくり彼へ顔を向けた


ラデムは息を飲んだ


だが下がらなかった


- 内側のスポークに


彼は目を細めた


- 金色の糸だ


ケルトはすぐにペンを紙へ近づけた


エンナが

紙の端に二本の指を置いた


- 急がないで


ラデムが顔を上げた


車輪がかすかに軋むと

尖った耳が小さく動いた


- こんな糸は

- 普通の街道の荷車には使わない


- 何に使うの


サルマが尋ねた


老人はショーンゴも

エイルドも見なかった


答えれば罰せられるかのように

スポークを見ていた


- 音を立てずに

- 何かを引き渡すための荷車に使います


門の内側の広場が

さらに静かになった


ショーンゴの表情は変わらなかった


セイガはゆっくり

車輪からエイルドへ視線を移した


レルタはすでに

左側の徒歩の男が思っているよりも

その近くに立っていた


サルマが尋ねた


- どこへ引き渡すの


ラデムが口を開いた


その瞬間

荷車の布が急に内側へ沈んだ


落ちたのではない


外れたのでもない


内側から誰かが

布を下へ引いたかのようだった


リオルが顔をしかめた


- 言わせたくないんです


エイルドの言葉が速くなった


- 道には

- 自発的な証人を一人得る権利があります


彼が自発的という言葉を口にした瞬間

ヴェイラの頭巾の端が門の外へ引かれた


ヴェイラの身体が揺れた


布が荷車の方へ引かれていた


ランゼが一歩踏み出した


後ろへではない


前へ


盾がヴェイラと荷車のあいだに立った


下端が石を擦った


暗い布が張った


ランゼは歯を食いしばった


前腕の筋肉が盛り上がった


盾の革紐が軋んだ


内側の革紐に挟まれたラリオンの紙は

落ちなかった


- 彼女はお前たちのものじゃない


ランゼが言った


ヴェイラはその場で初めて

片手を頭巾から離した


指は震えていた


だが荷車へは伸ばさなかった


盾の内側の縁に触れた


守ってもらうためではない


境界が本物であることを

確かめるためだった


- 私は印を見た


古いパンの皮のように乾いた声だった


- でも

- それで私が印の手先になるわけじゃない


荷車の布がさらに強く揺れた


一人目の徒歩の男が

門の左端へ飛び出した


レルタが肘を胸へ入れて迎えた


もう一人は車輪を回り込もうとした


セイガはすでに

その正面に立っていた


剣は持っていなかった


両手は空だった


徒歩の男は一歩の途中で止まった


セイガには

その一瞬で十分だった


肩を相手の重心へぶつけた


男は横向きに埃の中へ倒れた


エイルドが手綱を引いた


馬が後ろ脚で立ち上がった


恐怖からではない


命令によって


頭絡についた

薄い黒い板が光った


リオルは反対の耳も急いで塞いだ


- 馬ではありません


- 造られたものです


エンナが言った


エイルドへではない


ケルトへ向けてだった


馬ではないものを

ただの馬として記録に残さないためだった


ショーンゴは手を上げた


荷車を壊す必要も


騎馬の男を落とす必要もなかった


エイルドはすでに

境界を置く理由を与えていた


強制を自発と呼び換えた


荷車の空いた場所は

ヴェイラが一歩も踏み出していないのに

証人を奪おうとした


ショーンゴは

その言葉と

言葉の背後に隠れた力のあいだへ境界を引いた


門のそばの空気が重くなった


圧は

荷車と盾を結ぶ線だけに落ちた


馬は前脚を激しく地面へ戻した


頭絡の黒い板が割れた


荷車の布が沈んだ


ヴェイラが痙攣するように息を吸った


ランゼは盾を下ろさなかった


左膝がわずかに沈んだ


それでも下がらなかった


ショーンゴは手を下ろした


冷たさが手首から肘まで走った


一瞬


指が空気を感じなくなった


セイガはそれを見た


そして何も言わなかった


エイルドは割れた板をゆっくり見た


それからショーンゴを見た


- 今

- 道を拒絶しましたね


- 違う


ショーンゴが言った


- 道は嘘をつかない


エイルドを見た


- 道の名を使って話す者が嘘をつく


サルマが手を上げた


- 荷車はここに残す


エイルドは

片方の口角だけを上げた


- 東方街道の所有物です


ミルサは

生の生地を

焼き上がったパンだと言い張る者を見るような目で

エイルドを見た


- 東方街道が自分で

- 私たちの門まで運んできたのよ


袖の小麦粉を払った


白い粉は指に残った


- なら持ち主のいないまま

- ここに立たせておけばいい


デランが低く言った


- パン屋が怖くなってきた


サルマが彼へ短い視線を送った


- 正しい反応よ


レルタは一人目の徒歩の男を

膝で地面へ押さえつけていた


- こいつは連れていく


セイガはもう一人を

車輪のそばで押さえていた


- こいつもだ


ショーンゴはエイルドを見た


- お前は帰れ


広場で誰かが動いた


サルマはすぐには振り返らなかった


だが人々は黙った


エイルドもそれを聞いていた


- 慈悲ですか


- 違う


ショーンゴが言った


- お前は旗を持たずに来た

- だから使者としては扱わない


荷車へ目を向けた


- だが

- ここで見た答えは持ち帰れ

- 荷車を置いて帰れ


次に徒歩の男たちを見た


- 証人を奪おうとした手先も置いていけ


エイルドは急いで答えなかった


銅色の目がランゼの上を滑った


ヴェイラ


ラデム


ミルサ


サルマ


そしてショーンゴ


礼儀に必要な時間より少し短く


記憶するために必要な時間より少し長く


一人ずつを見た


- 一本の道を守り切ったつもりですか


- 違う


ショーンゴより先に

サルマが答えた


- どれだけの道が

- 嘘をつきに来るのか数え始めただけよ


エイルドは首を傾けた


- なら急いで数えることです


彼は馬の向きを変えた


頭絡の割れた黒い板が

細かな粉となって崩れた


馬は以前のようなリズムを失ったまま

東の道を進んでいった


一歩ごとに聞こえたのは

生きた動物の恐怖ではなかった


他者の命令が狂った音だった


門はすぐには閉じられなかった


ランゼは通路に立っていた


盾はまだヴェイラを覆っていた


だが彼女はもう

完全にはその後ろに隠れていなかった


暗い灰色の指は

盾の内側の縁に置かれていた


- 自分で立てる


彼女が言った


ランゼはその手を見た


- 分かっている


盾を半歩分だけ横へずらした


彼女が自分で前へ出られるだけの隙間だった


ヴェイラは前へ出なかった


だが後ろにも下がらなかった


最初に荷車へ近づいたのはラデムだった


サルマは止めようとした


エンナが手を上げた


- 見てもらいましょう


老いた勘定係は

布には触れなかった


スポークのそばの木を指でなぞった


手は震えていた


だが金の糸に触れた瞬間

震えが弱くなった


恐怖が消えたからではない


ようやく数える対象が

形を持ったからだった


- これは倉庫の糸ではない


彼が言った


- 町のものでもない


ケルトが記録した


- 誰のものですか


ラデムは首を振った


- 分からない


それから声を落として付け加えた


- でも同じ糸を

- 人の名を抜いて

- 古い町名だけを残していた書類束でも見た


サルマはゆっくり息を吐いた


- 完全な答えではない


- そうです


ラデムは手を離した


- でも

- もう空白ではない


エンナはケルトを見た


- そのまま書いて


ケルトは頷いた


ペンが紙に触れた


今回は

手はほとんど震えていなかった


ミルサは門のそばに立っていた


指の小麦粉が

道の埃と混ざっていた


エイルドが去った道を見ていた


- 道が飢えているなら

- また来るわ


デランが横から近づいた


- いつも道をそんなふうに言うのか


- 老女を食べようとする道にだけよ


ミルサは彼を見た


- 私は帰ってくる者のためにパンを焼く


- 嘘をつきに来る者には


- 固いパンを出す


デランは頷いた


- 覚えておこう


セイガは奪った荷車のそばに立っていた


エイルドを見ていたのではない


道の南側に残った


普通の朝にしては


あまりにも均一な埃の帯を見ていた


レルタがその視線に気づいた


- まだ誰かいるの


- かもしれない


- レヴェンガルド


セイガはわずかに目を細めた


- そうとは限らない


それ以上は言わなかった


ショーンゴもすでに隣へ来ていた


彼も東ではなく


少し南を見ていた


古い境界の茂みの向こうの斜面には

誰もいなかった


旗も


騎馬の男も


武器の光もない


一本の枝だけが

風とは反対へ動いた


そして止まった


リオルが低く言った


- あそこに道はありません


ショーンゴは視線を逸らさなかった


- 目がある


サルマにも聞こえた


布の下の鍵は鳴らなかった


だが手はその上に置かれた


背後の広場で人々は

自分たちの一人を運び去るはずだった荷車と


それを許さなかった盾を見ていた


ラリオンが穏やかになったわけではなかった


だが人々は

何を恐れるべきかを知った


荷車


人を入れるための空いた場所


金の糸


そして町へ入らず


南の斜面から見ていた目を


ショーンゴは門へ振り返った


- 荷車は役所の中庭へ


- 捕虜は別々に


- ヴェイラには触れるな


ヴェイラが顔を上げた


- 話す必要があるなら

- 自分で行く


ショーンゴは彼女を見た


- 必要になる


彼女は頷いた


従う者としてではない


証人として


ランゼはようやく盾を下ろした


革紐を握っていた手が

少し震えていた


恐怖からではない


老女の代わりに引き受けた重さのためだった


彼は荷車の暗い布を見た


それから道を


- 次は

- 盾が間に合わないかもしれない


とても低い声で言った


ショーンゴも同じ声量で答えた


- だから次は

- 道が勝手に人を選ぶまで待たない


茂みの向こうの斜面で

枝が下がった


誰かが指を離したかのように


そしてラリオンでは

ケルトが新しい証拠の最初の行を書いた


誰が連れ去られたのかではない


町が誰を引き渡さなかったのかを

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