↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
復讐狂気の不等録  作者: 工藤
帝都強襲
36/37

帝都強襲被害報告書


まぁ、ハルト君だけが成長してるとは、誰も言ってませんからねぇ


 以下の項目全ては、極秘事項に相当するものとする。


 第1項 国王、騎士団長および大司教が目を通した時点で剣聖の監視下で焚書とする事。


 第2項 これらの書類の情報を第三者に流すことを固く禁ず。

 

 第3項 この書類の作成者および、それに随する者は、書類制作後速やかに自害、または斬首すること。





 この度の【魔神七将】の襲撃による被害総額、および人為的被害の確認。


 一般人への被害はゼロに近く、襲撃直後の『剣聖』の大規模転移魔術が功を成した結果となった。

 

 その代わり、建造物への被害が目立っており、文化財でもある【正義の魔人の手記】【戦車の尾】【恋人の粉骨】が紛失。おそらく何者かに盗まれた可能性がある。

 三つのどれらも、守征二十一柱(アルカナ)の重要な聖遺物となってる物で、現状継(・)承(・)方(・)法(・)が判明している物のため、至急奪還、または破壊が好ましい。


 もう一つ、後日判明した事だが【恋人の粉骨】に関しては、発見されたが半分近く無くなっており、これにより【恋人】を殺害または確保するため『完成体(ハーブメンツ)』である【月】が解き放たれた。




 襲撃者は『篠暮晴翔』である事が証言で分かっているが、名前以外の情報は生き残った勇者、兵士達からも聞き出す事は出来なかった。

 容姿は黒いボロボロのローブを羽織り、フードを深く被っている。顔は残念ながら、仮面を被っていた事で分かってはいない。全身を服や手袋などで隠しているとのこと。

 戦闘方法は『魔力糸』と呼ばれる物を両手の指先から出し、それらを操り戦うとのこと。


 『魔力糸』は魔力を伴わない物体には、とてつもない反応を見せるが、わずかでも魔力を纏っていれば、『魔力糸』は霧散する事が判明している。


 主な攻撃手段は『魔力糸』だが、他にも『宝具』と呼ばれる複数の武具を確認している。


 証言によると、『魔力を際限なく増やす弓』や『空間を抉る円柱状の何か』と『記憶した魔力を切断する短剣』などが確認されている。

 素材、製造過程および方法は判明していないが、『宝具』と呼ばれる武器たちは、そのどれらも優れた能力を持っていると予想していた方がいい。


 勇者達の証言だと、どうやら『宝具』の名前に内(・)臓(・)の(・)名(・)前(・)が(・)入(・)っ(・)て(・)い(・)る(・)とのこと。

 それを踏まえると、『宝具』は多くても十個はあると仮定した方がいい。

 そしてそのどれらも、一個で軍を壊滅出来る可能性がある。


 そして、『宝具』と呼ばれる武器たちは守征二十一柱(アルカナ)に傷(・)を(・)つ(・)け(・)る(・)こ(・)と(・)が可能であると判明している。

 これらから推測するに、『宝具』は守征二十一柱(アルカナ)保持者の遺体で作成した対権能、対魔力に優れた物である事がわかった。


 以後、勇者の一人『運命の輪(ラ・フォーチュン)』の権能により、同時多発的に起きていた戦闘は、強(・)制(・)的(・)に(・)終(・)了(・)し(・)た(・)。


 その際、敵の首謀者である『ハルト』と名乗る存在を確保。

 教会にて武装、および『宝具』の全てを没収後、特殊地下牢に幽閉している。


解説

愛莉ちゃんの権能の効果によって、敵味方関係無く【振り出し】に戻されたって感じです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。