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月曜日の放課後、君は今日も眠そうだ  作者: 佐倉伊月
ドキドキ臨海学校編
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4/7

三.五日目 気になる子ほど誘いづらい

今日は、水曜日。でも曜日なんて関係なく私はいっつも眠いし、、、

そうやってまどろんでいると、友達の千尋と乃々が私の肩を揺らす。

「澪〜。臨海学校の班決めだよ〜。一緒になろ?」

臨海学校、、、そんなものがあるんだ。いっつもホームルーム中も寝てたから知らないんだろうか。

そういえば、、、

ふと隣を見ると、なかなか班員が決まらないのか朝倉くんが孤立している。

なんか、、笑ってるような、、、、?

誰も声かけるそぶりないし、、、私が声かけてもいいのかな、、、誘っちゃおうかな、、、

そう考えていると、乃々があっという間に男子2人を誘って、あと1人しか誘うことができない。

すると乃々が、

「あと1人適当に誘っちゃうねー」

そう言われた瞬間今まで出したことない焦った声が出る。

「ちょ、、!ちょっと待って、、、!」

私のその言葉に千尋も乃々も驚いた顔をする

「どうしたの?澪。誰か誘いたい子いた?」

私は俯いてこくりと頷く。すると、2人がニヤニヤしながら言う。

「ふーん?そっかそっかぁ?」「澪にもついに春がねぇ〜?」

春、、、?どう言うことだろう、、、まあいっか。あとは朝倉くんを誘うだけ、、、!!

と、意気込んだのはいいものの、、、

なんて誘えばいいの!?!?

例えば、、、

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「朝倉くぅ〜ん?ぼっち君なのかなぁ?お姉さんが一緒に組んであげよっかぁ?」

「雨宮さん、そのキャラ何?変だよ。」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

これは絶対だめだーーーーー!

違和感がなくて、しれっと誘える。そんな方法は、、、、

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

小さく切った紙を朝倉くんに投げる。

「ん、、、?これなんだ、、、?」

朝倉くんが紙を一枚ずつ開いていくと

『班』『一』『緒』『に』『な』『ろ』

「これ、、、誰が書いたんだろ。イタズラかな。ぽいっ。」

ポイっと捨てられる。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

だめだめだめ!これじゃ誰が渡したかわかんないし、全然自然でもないじゃん!!

あ、、、そういえば。乃々達は普通に誘ってくれたな、、、

あんな感じで誘えばきっと、、、

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「朝倉くん!一緒の班になろ?」

「雨宮さん!もちろん!僕も一緒になりたいと思っていたんだっ」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

よしっ!これでいけばきっと上手く誘えるはず!

そう考え、朝倉くんに声をかける。さっきの考えた感じで言えば完璧に、、、

「あ、、、朝倉、、くん。私の班、、くる?」

全然だめだったーーーー!全然想定通り行かないよぉ、、、

朝倉くん、、、オッケーしてくれるかな、、、

すると、朝倉くんは涙を流しながら私に向かって

「ありがとう、、、雨宮様、、、謹んでお受けいたします、、、!!」

「あ、、雨宮様、、、、?」

雨宮様なんて初めて呼ばれたな、、、どう言うことなんだろ、、、

「雨宮さん、僕ら以外の班のメンバーって誰?」

朝倉くんから聞かれて同じ班の男子の名前を思い出す。えーっと、、確か、、、

「え、、えとね、、千尋と、乃々と、藤崎くんと瀬戸くんだね、、、」

間違えてないはずだけど、、、なぜか朝倉くんの頭の上にハテナマークが見えるような感じがする。


そして、班で役割を分担する前に班で自己紹介をすることになる。

朝倉くんがあまりにも真面目な自己紹介をするから笑いそうになっちゃったけど、、、(ぷるぷる震えて耐えてた)

ラニングループができたりして、親睦が深まってきた頃。

ついに役割分担が始まる。

私ができるのは料理くらいかな、、、そう考えていると、料理担当を決めようと言う話になる。

「うち料理できなーい」「右に同じくー」

「俺もパス。」「僕も経験がありませんね。」

これ、、私が1人でやる感じかな、、、そう思っていると

「まぁ、、一応僕料理できるから僕やろうか、、?」

朝倉くん、、、!?料理できるんだ、、、ちょっと意外かも、、

「ほんと!じゃあ朝倉くんは決定で、確か澪も料理できたよね!じゃあ料理担当は2人で!」

な、、、なななななななななな!!

あ、、朝倉くんと、、、2人、、、、、そんなの、、、、、!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「雨宮さん。手、危ないよ。僕が支えてあげるよ。」

そっと手と手が触れ合う。

「朝倉くんっ、、、、手が、、、、」

朝倉くんがニヤッと笑う。

「こんなので照れるんだぁ?雨宮さんは可愛いねぇ。」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

なんてことになっちゃうかも、、、、、!!!(あり得ません)

そう考えていると朝倉くんが私の近くにきて、目を輝かせて言う。

「よろしく!雨宮さん!」

近い近い近い、、、!!直視できないよぉ、、、!

「よ、、よろしく、、、」

こんな調子で2人きりで料理なんて、、、一体どうなっちゃうのーーーーー!

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