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月曜日の放課後、君は今日も眠そうだ  作者: 佐倉伊月
ドキドキ臨海学校編
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3/7

三日目 臨海学校の臨は林って書きがち

「来週臨海学校を予定している。泳ぎたい人は水着などを持参するよう。詳細は要項を確認しておくように。」

担任の連絡にクラスがざわめく。やれ一緒の班になろうだの、やれ水着着るために痩せたいだの。

それもそのはず。臨海学校は眠ヶ崎高校に入って初のお楽しみイベントなのだ。友達と楽しくお話ししたりカレーを食べたり、、、友達がいればすごく楽しいだろう。そう、、、友達がいればね!!!!


友達ゼロの僕からしてみれば孤立することはほぼ確定なわけで。きっと人数の足らない班に入れられるんだろう。

そして諸君。勘違いしてはいけない。普段爆睡している眠り姫こと雨宮さんにも友達はいるのだ。

つまり、このクラスでぼっちなのは僕だけである。

「だが僕はめげない、、、!臨海学校を機に1人くらいは友達を作ってみせる、、、、!」

そんなん感じの思いで班決めの時間がやってくる。

「おい佐藤〜!一緒の班になろーぜー。」「ねえねえ鷹見さん。臨海学校一緒に行こ〜?」

DE・SU・YO・NE!

もちろん僕の名前が呼ばれることはないだろう。そう思っていると、、

意外な人から声をかけられる。

「あ、、、朝倉、、くん。私の班、、くる?」

この時、雨宮さんの頭の上に天使の輪、背中に羽根、そして天使の羽衣が見えた。僕はこの光景を生涯忘れることなく一生を終えていくのであった、、、、


と、いう冗談はさておき、まさか雨宮さんが誘ってくれるなんて、、、、!!!

これはもしや友達認定なんだろうか、、、!!!

否、きっと違う。孤立している僕を見てこの女神様は声をかけてくれたんだろう、、、

「ありがとう、、、雨宮様、、、謹んでお受けいたします、、、!!」

「あ、、雨宮様、、、、?」

臨海学校、、、楽しみになってきたな!!!

そういえば他のメンバーは誰なんだろうか。

「雨宮さん、僕ら以外の班のメンバーって誰?」

「え、、えとね、、千尋と、乃々と、藤崎くんと瀬戸くんだね、、、」

なるほど。名前を聞いてもわからないのである。顔と名前が一致してないってやつだ。


とりあえず班員とカレー作りの役割分担の話をしなければいけないらしく、班員が集まり自己紹介することになった。

みなさんよーーーくみててくださいね。僕の素晴らしい自己紹介をお見せしよう。

「朝倉湊です。よろしくお願いします。」(90度のお辞儀)

かんっぺきだ、、、、、、

「ぷっ、、、あはははははは!なんだよそれ!真面目すぎんだろ!あはははははははっ!」

あれ、、笑われるようなことだったかな、、、そう思っていると笑っていた彼が謝る

「はぁ、、わりーわりー。俺、藤崎陽太。で、こいつが瀬戸悠真。よろしくな。湊。」

み、、、、湊呼びだとーーーー!?!?!?

そう、友達のいない彼にとって家族以外に下の名で呼ばれたことはこれが初めてなのである。

「よ、、、よろしく、、!!陽太に、悠真!」

これは、、初めての友達と言ったっていいのではないだろうか、、、!!

悠真がメガネをぐいっと上げて

「よろしくお願いします。湊くん。陽太くんは凄まじくうるさいので、ご注意を。」

い、、いじっている、、、これが友達、、、次元が違う、、、!!

「えっとー男子で盛り上がってるとこ悪いんだけど、私たちのことも忘れんでね?」

女子の1人が声を上げる。

「お、わりーわりー。俺たちの自己紹介は済んだし、女子の方も聞いていいか?」

陽太が明るく話しかける。

「うちが藤谷千尋でー」「あたしが白石乃々!」「わ、、私は、、雨宮澪、、です、、」

雨宮さん、とんでもなく緊張している、、、!?プルプル震えているようにも見えるし、、

そう考えていると白石さんが

「ねーねー!あたしらのグルラつくろーよー!臨海学校終わっても仲良くしたいし!」

ら、、ラニン交換だと、、、!?母さんと妹のラニン以外持っていない僕がついにラニン交換を、、、!?

震える手でスマホを取り出す。

「是非!!!!」

僕のその発言にみんなが笑う。

「あっはは、気合い入れすぎだよー。よろしくね。朝倉くん。」

臨海学校というラニングループが作られる。

初のグルラ、、、感動だなぁ、、、、

感情に浸りつつ、役割分担をしていく。

「うち料理できなーい」「右に同じくー」

白石さんと藤谷さんが真っ先に声を上げる。

「俺もパス。」「僕も経験がありませんね。」

陽太と悠真も料理担当から降りる。

「まぁ、、一応僕料理できるから僕やろうか、、?」

そう。僕は意外と料理ができる。数少ない得意分野の一つだ。

すると白石さんが

「ほんと!じゃあ朝倉くんは決定で、確か澪も料理できたよね!じゃあ料理担当は2人で!」

な、、なにーーー!?!?あ、、雨宮さんと2人きりで料理、、、!?そんなの、、

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「雨宮さんっ。僕こんなに素早くじゃがいもの皮を剥けるんだっ。」

「朝倉くんすごい!!是非私を友達にして!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

きっとこうなるに違いない、、!

「よろしく!雨宮さん!」

雨宮さんの方を見ると、雨宮さんは少し顔を逸らす

「よ、、よろしく、、、」

少し近すぎただろうか、、、だがしかし、より良い友達となるにはこの臨海学校はきっとビッグイベントになるはず!!やったるぞーーーー!!おーーーー!!

次回、気合い十分で挑む臨海学校!小説では全然伝わらないご褒美の水着回だぞ!

想定以上に文量が増えそうだったので、4日目の前に雨宮さん視点の3.5日目を挟む可能性大です。

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