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生徒会と生徒会戦 その4











春臣と小鉢先輩の模擬戦は春臣の圧勝で終わった。





そして次は、夜々木と図書委員会の副委員長らしい志村先輩(おかっぱ眼鏡)の対戦カードだったが………




試合が始まった直後に夜々木が



「ねえねえメガネ先輩………これ見ててね?」




「メガネ先輩って………さっき名前は言ったは…」





メガネ先輩(志村)の言葉を遮る様にして夜々木が、放射魔法を放った。





訓練室中が炎で満たされるのではないか………………それほどの火力だった。




その両手から放たられた爆炎………放射魔法では考えられない威力を目の当たりにしたメガネ先輩は





「ふっ………降参です…………」





足を震わせながらそう言った。













―――――――――――――――――――――――――――












「お前達!…揃いも揃って何なんだその体たらく!」




ドレッドヘアーの先輩が声を荒げながら2人に叱責している。

特に戦わずに降参したメガネに対してプッツンしている。



「おい明日葉………次は君の番だ」



「………………はい」



「こーちゃんガンバッテー」



「幸輝君なら大丈夫だよ!」



「あいつらに一発ぶちかましてやれ」



三者三様の激励を受けながら俺は訓練室の中央に足を運ぶ。

すると、一通りキレ終わったドレッドが声を荒げながらこちらに近づいてきた。





「3年風紀委員会副委員長!!須郷 弾(すごう だん)だ!!!」




そして、さらに俺の事をさらに強く睨むと




「俺は他の2人の様な腑抜けじゃあないぞ!!!」




と言いながら、魔力を左手に集め始めた。



その手からは炎が放出されている………だがそれはそのまま放出されずにソフトボールぐらいの大きさとなって留まっている。





何だ?いったい何をしているんだ。



まさか、アレはアーツなのか?

何だかヤバそうだ………………どうする?





「吹き飛べ!生意気な一年坊!!!」




「クソッ」




考えている暇はない!


あの炎球に直接当たるのはどう考えてもマズい!!




俺はほとんど反射的に魔力壁を展開しながら先輩に向かって走った。



先輩はどんな物か分からないが、たぶんアーツ使いだ………………けど、あの炎球を作る際に隙ができる。


このまま魔力壁であの炎球に直接触れずに近づいて叩く!!





が、俺は自分の魔力壁越しに見た………俺の一連の行動を見て嘲笑する須郷先輩の姿を………






そして俺の魔力壁に炎球が触れた瞬間、炎球は炸裂し

俺の魔力壁をまるでクラッカーの様に粉々に砕いた。





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