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警衛高校の作家《リライター》  作者: 稲宮鹿
第1巻 紅の瞳《ルビーアイ》
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15/21

あとがき 

あとがき


 ここまで『警衛高校の作家』第一巻をお読みいただき、ありがとうございます。稲宮鹿です。

 今回が初めての小説投稿になります。こうしてあとがきまで読んでくださる方がいることを、とても嬉しく思っています。


 読書好きで、面倒なことにはなるべく関わりたくない。そんな浅瀬光希の高校生活、いかがだったでしょうか。

 本人に言わせれば、転校生が来てから面倒が増えたという話なのでしょう。ただ、転校生が来る前から、授業中に本を読んでいるだけでチョークが飛んでくる生活です。平穏だったかどうかは、少し怪しいところですね。


 その隣へやって来たのが、琴乃葉エイル。

 光希にとっては放っておいてほしい相手で、エイルにとっては放っておけない相手。第一巻は、そんな二人の出会いの物語でした。


 本作でモチーフの一つにしているのが、『レ・ミゼラブル』です。

 法に従うことと、人を救うこと。その二つがどうしても重ならない時、人は何を選ぶのだろう。光希とエイルを書いている間も、そんなことを考えていました。

 誰かが苦しんでいることには、二人とも腹を立てる。それなのに、同じ場所へ立った時、選ぶ行動は違ってしまう。お互いに譲れない理由があるからこそ、相手の言葉を聞くだけでは済まなかったのだと思います。


 読んでくださった皆様は、どちらの言葉に頷いたでしょうか。

 光希の方が分かるという方も、エイルの言う通りだという方もいるでしょう。途中までは賛同していたのに、そこまでは認められないと思った場面もあるかもしれません。

 私としては、あの二人なら、そう簡単に相手へ頷けなくても仕方ないだろうなと思っています。どちらも、自分が見てきたものをなかったことにはできませんから。


 だからこそ、港で互いの名前を呼ぶところは、大切にしたかった場面です。

 エイルは光希のしてきたことを認めたわけではありません。光希も、自分の選んだ道を撤回したわけではありません。それでも、名前で呼んでみる。隣へ座って話をする。

 あれだけ派手にぶつかった二人が、最後には取り留めのない話をしている。そのくらいの変化から、二人の続きを始められたらと思いました。


 もっとも、名前で呼ぶまでにも命の危険があるのは、光希に少し同情します。素直に呼べば済んだ話ではありますが。


 そして、彼の周りには輝夜や雪名、榊原をはじめ、何かと関わってくる人たちがいます。

 本人は読書の時間を奪われると文句を言うでしょうが、気付けば律儀に返事をしているのも光希です。重い話もある第一巻でしたが、彼らとのやり取りで笑った場面も、一緒に覚えていていただけたら嬉しいです。

 この先、何かの拍子に「あいつなら、こう言いそうだな」と思い浮かべてもらえるようになったら、書き手としては幸せですね。


 二人が組むことになった捜査も、警衛高校での日々も、まだ始まったばかりです。

 次巻では、エイルにとって初めての学校行事が待っています。その名も「地獄祭り」。光希の嫌がり方が大袈裟だったのかどうか、よろしければ見届けてやってください。


 初投稿ということもあり、この物語や登場人物が皆様にどう届いたのか、気になっています。

 好きだった場面や気になった台詞、光希とエイルのどちらに共感したかなど、ぜひ感想を聞かせてください。一言でも、読んでくださった方の声をいただけたら嬉しいです。

 また、続きを読んでみたいと思っていただけたら、ブックマークをしていただけると励みになります。レビューでほかの方にも紹介していただけたら、なお嬉しいです。


 最後に、たくさんの物語の中から、この作品を選んでくださった皆様へ。

 光希たちと出会い、第一巻の最後までお付き合いくださったことに、心から感謝いたします。


 それでは、また次の巻で。


                         稲宮鹿あとがき


 ここまで『警衛高校の作家』第一巻をお読みいただき、ありがとうございます。鹿です。

 今回が初めての小説投稿になります。こうしてあとがきまで読んでくださる方がいることを、とても嬉しく思っています。


 読書好きで、面倒なことにはなるべく関わりたくない。そんな浅瀬光希の高校生活、いかがだったでしょうか。

 本人に言わせれば、転校生が来てから面倒が増えたという話なのでしょう。ただ、転校生が来る前から、授業中に本を読んでいるだけでチョークが飛んでくる生活です。平穏だったかどうかは、少し怪しいところですね。


 その隣へやって来たのが、琴乃葉エイル。

 光希にとっては放っておいてほしい相手で、エイルにとっては放っておけない相手。第一巻は、そんな二人の出会いの物語でした。


 本作でモチーフの一つにしているのが、『レ・ミゼラブル』です。

 法に従うことと、人を救うこと。その二つがどうしても重ならない時、人は何を選ぶのだろう。光希とエイルを書いている間も、そんなことを考えていました。

 誰かが苦しんでいることには、二人とも腹を立てる。それなのに、同じ場所へ立った時、選ぶ行動は違ってしまう。お互いに譲れない理由があるからこそ、相手の言葉を聞くだけでは済まなかったのだと思います。


 読んでくださった皆様は、どちらの言葉に頷いたでしょうか。

 光希の方が分かるという方も、エイルの言う通りだという方もいるでしょう。途中までは賛同していたのに、そこまでは認められないと思った場面もあるかもしれません。

 私としては、あの二人なら、そう簡単に相手へ頷けなくても仕方ないだろうなと思っています。どちらも、自分が見てきたものをなかったことにはできませんから。


 だからこそ、港で互いの名前を呼ぶところは、大切にしたかった場面です。

 エイルは光希のしてきたことを認めたわけではありません。光希も、自分の選んだ道を撤回したわけではありません。それでも、名前で呼んでみる。隣へ座って話をする。

 あれだけ派手にぶつかった二人が、最後には取り留めのない話をしている。そのくらいの変化から、二人の続きを始められたらと思いました。


 もっとも、名前で呼ぶまでにも命の危険があるのは、光希に少し同情します。素直に呼べば済んだ話ではありますが。


 そして、彼の周りには輝夜や雪名、榊原をはじめ、何かと関わってくる人たちがいます。

 本人は読書の時間を奪われると文句を言うでしょうが、気付けば律儀に返事をしているのも光希です。重い話もある第一巻でしたが、彼らとのやり取りで笑った場面も、一緒に覚えていていただけたら嬉しいです。

 この先、何かの拍子に「あいつなら、こう言いそうだな」と思い浮かべてもらえるようになったら、書き手としては幸せですね。


 二人が組むことになった捜査も、警衛高校での日々も、まだ始まったばかりです。

 次巻では、エイルにとって初めての学校行事が待っています。その名も「地獄祭り」。光希の嫌がり方が大袈裟だったのかどうか、よろしければ見届けてやってください。


 初投稿ということもあり、この物語や登場人物が皆様にどう届いたのか、気になっています。

 好きだった場面や気になった台詞、光希とエイルのどちらに共感したかなど、ぜひ感想を聞かせてください。一言でも、読んでくださった方の声をいただけたら嬉しいです。

 また、続きを読んでみたいと思っていただけたら、ブックマークをしていただけると励みになります。レビューでほかの方にも紹介していただけたら、なお嬉しいです。


 最後に、たくさんの物語の中から、この作品を選んでくださった皆様へ。

 光希たちと出会い、第一巻の最後までお付き合いくださったことに、心から感謝いたします。


 それでは、また次の巻で。


                         稲宮鹿

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