あとがき
あとがき
ここまで『警衛高校の作家』第一巻をお読みいただき、ありがとうございます。稲宮鹿です。
今回が初めての小説投稿になります。こうしてあとがきまで読んでくださる方がいることを、とても嬉しく思っています。
読書好きで、面倒なことにはなるべく関わりたくない。そんな浅瀬光希の高校生活、いかがだったでしょうか。
本人に言わせれば、転校生が来てから面倒が増えたという話なのでしょう。ただ、転校生が来る前から、授業中に本を読んでいるだけでチョークが飛んでくる生活です。平穏だったかどうかは、少し怪しいところですね。
その隣へやって来たのが、琴乃葉エイル。
光希にとっては放っておいてほしい相手で、エイルにとっては放っておけない相手。第一巻は、そんな二人の出会いの物語でした。
本作でモチーフの一つにしているのが、『レ・ミゼラブル』です。
法に従うことと、人を救うこと。その二つがどうしても重ならない時、人は何を選ぶのだろう。光希とエイルを書いている間も、そんなことを考えていました。
誰かが苦しんでいることには、二人とも腹を立てる。それなのに、同じ場所へ立った時、選ぶ行動は違ってしまう。お互いに譲れない理由があるからこそ、相手の言葉を聞くだけでは済まなかったのだと思います。
読んでくださった皆様は、どちらの言葉に頷いたでしょうか。
光希の方が分かるという方も、エイルの言う通りだという方もいるでしょう。途中までは賛同していたのに、そこまでは認められないと思った場面もあるかもしれません。
私としては、あの二人なら、そう簡単に相手へ頷けなくても仕方ないだろうなと思っています。どちらも、自分が見てきたものをなかったことにはできませんから。
だからこそ、港で互いの名前を呼ぶところは、大切にしたかった場面です。
エイルは光希のしてきたことを認めたわけではありません。光希も、自分の選んだ道を撤回したわけではありません。それでも、名前で呼んでみる。隣へ座って話をする。
あれだけ派手にぶつかった二人が、最後には取り留めのない話をしている。そのくらいの変化から、二人の続きを始められたらと思いました。
もっとも、名前で呼ぶまでにも命の危険があるのは、光希に少し同情します。素直に呼べば済んだ話ではありますが。
そして、彼の周りには輝夜や雪名、榊原をはじめ、何かと関わってくる人たちがいます。
本人は読書の時間を奪われると文句を言うでしょうが、気付けば律儀に返事をしているのも光希です。重い話もある第一巻でしたが、彼らとのやり取りで笑った場面も、一緒に覚えていていただけたら嬉しいです。
この先、何かの拍子に「あいつなら、こう言いそうだな」と思い浮かべてもらえるようになったら、書き手としては幸せですね。
二人が組むことになった捜査も、警衛高校での日々も、まだ始まったばかりです。
次巻では、エイルにとって初めての学校行事が待っています。その名も「地獄祭り」。光希の嫌がり方が大袈裟だったのかどうか、よろしければ見届けてやってください。
初投稿ということもあり、この物語や登場人物が皆様にどう届いたのか、気になっています。
好きだった場面や気になった台詞、光希とエイルのどちらに共感したかなど、ぜひ感想を聞かせてください。一言でも、読んでくださった方の声をいただけたら嬉しいです。
また、続きを読んでみたいと思っていただけたら、ブックマークをしていただけると励みになります。レビューでほかの方にも紹介していただけたら、なお嬉しいです。
最後に、たくさんの物語の中から、この作品を選んでくださった皆様へ。
光希たちと出会い、第一巻の最後までお付き合いくださったことに、心から感謝いたします。
それでは、また次の巻で。
稲宮鹿あとがき
ここまで『警衛高校の作家』第一巻をお読みいただき、ありがとうございます。鹿です。
今回が初めての小説投稿になります。こうしてあとがきまで読んでくださる方がいることを、とても嬉しく思っています。
読書好きで、面倒なことにはなるべく関わりたくない。そんな浅瀬光希の高校生活、いかがだったでしょうか。
本人に言わせれば、転校生が来てから面倒が増えたという話なのでしょう。ただ、転校生が来る前から、授業中に本を読んでいるだけでチョークが飛んでくる生活です。平穏だったかどうかは、少し怪しいところですね。
その隣へやって来たのが、琴乃葉エイル。
光希にとっては放っておいてほしい相手で、エイルにとっては放っておけない相手。第一巻は、そんな二人の出会いの物語でした。
本作でモチーフの一つにしているのが、『レ・ミゼラブル』です。
法に従うことと、人を救うこと。その二つがどうしても重ならない時、人は何を選ぶのだろう。光希とエイルを書いている間も、そんなことを考えていました。
誰かが苦しんでいることには、二人とも腹を立てる。それなのに、同じ場所へ立った時、選ぶ行動は違ってしまう。お互いに譲れない理由があるからこそ、相手の言葉を聞くだけでは済まなかったのだと思います。
読んでくださった皆様は、どちらの言葉に頷いたでしょうか。
光希の方が分かるという方も、エイルの言う通りだという方もいるでしょう。途中までは賛同していたのに、そこまでは認められないと思った場面もあるかもしれません。
私としては、あの二人なら、そう簡単に相手へ頷けなくても仕方ないだろうなと思っています。どちらも、自分が見てきたものをなかったことにはできませんから。
だからこそ、港で互いの名前を呼ぶところは、大切にしたかった場面です。
エイルは光希のしてきたことを認めたわけではありません。光希も、自分の選んだ道を撤回したわけではありません。それでも、名前で呼んでみる。隣へ座って話をする。
あれだけ派手にぶつかった二人が、最後には取り留めのない話をしている。そのくらいの変化から、二人の続きを始められたらと思いました。
もっとも、名前で呼ぶまでにも命の危険があるのは、光希に少し同情します。素直に呼べば済んだ話ではありますが。
そして、彼の周りには輝夜や雪名、榊原をはじめ、何かと関わってくる人たちがいます。
本人は読書の時間を奪われると文句を言うでしょうが、気付けば律儀に返事をしているのも光希です。重い話もある第一巻でしたが、彼らとのやり取りで笑った場面も、一緒に覚えていていただけたら嬉しいです。
この先、何かの拍子に「あいつなら、こう言いそうだな」と思い浮かべてもらえるようになったら、書き手としては幸せですね。
二人が組むことになった捜査も、警衛高校での日々も、まだ始まったばかりです。
次巻では、エイルにとって初めての学校行事が待っています。その名も「地獄祭り」。光希の嫌がり方が大袈裟だったのかどうか、よろしければ見届けてやってください。
初投稿ということもあり、この物語や登場人物が皆様にどう届いたのか、気になっています。
好きだった場面や気になった台詞、光希とエイルのどちらに共感したかなど、ぜひ感想を聞かせてください。一言でも、読んでくださった方の声をいただけたら嬉しいです。
また、続きを読んでみたいと思っていただけたら、ブックマークをしていただけると励みになります。レビューでほかの方にも紹介していただけたら、なお嬉しいです。
最後に、たくさんの物語の中から、この作品を選んでくださった皆様へ。
光希たちと出会い、第一巻の最後までお付き合いくださったことに、心から感謝いたします。
それでは、また次の巻で。
稲宮鹿




