番外編 その⑤ 御前試合
おだいりさ~まとおひなさま~
どうも 僕です
げんばっ かんとくっ いんっ 内裏っ!!
陰陽師の人に舞台の設置はまかせたはずっ
何故っ 仕事っ 増えたっ
圧倒的………圧倒的………ブラックッ
おお!? お庭に 素晴らしい舞台が 出来ておる やるのぅ
ほほぅ なるほど 桃の力を利用して 結界ですね さすが陰陽師
なるほどなるほど 最外周に 桃を利用した 邪気払い結界
その一つ内側に おお これが 五行陣というやつかっ かっけえ
なるほどなるほど そして舞台 この隅が 東西南北と合致しないように
東西南北を合わせて 8か所 8望星の結界を 敷く というわけですな
さす陰 さす陽
かもっちやるねぇ え?なに?弟子入りっつーか 教えを請いたい?
いいよいいよ ももの香りにさそわれて おしえちゃう おしえちゃう
これおわったら 今後無事においでね
筆「(金剛峯寺はちゃんと言いなさいって前いったよね?)」
そして 伝説のぽけも 訂正 御前問答試合が 始まる
サイキョー君や 始まる前に 一言 言っておく
宗教がどうとか 真言宗がどうとか 天台宗がどうとか
叡山学習塾がどうとか 高野山僧侶体験ツアーがどうとか
そんなのは 一切合切 置いておいて
今日 この場で サイキョー君と 論じれる事を 誇りに思う
だから お互い精一杯 論じ合おう
筆「(実は最澄さんの事大好きですよね あなた様 性格が致命的に合わないだけで)」
什麼生っ
最澄「説破」
曼荼羅は宇宙の設計図である
宇宙=身体=食物 という 教えもある
すなわち 曼荼羅は肉食への設計図でもある
最澄「ちがうっ なんでっ そうなるっ」
右大臣「(………ちがうでおじゃるよなぁ)」
簾の中の人「(………のっけからとばしてんなぁ)」
筆「(ああ はじまってしまったか)」
今は 否定してもいい だが いつまで 否定する心を持ち続ける事が出来るのか(嗤)
護摩壇とは 煩悩を焼き払い 悟りへ近づく儀式である
つまり
① 護摩壇の設置
② 点火(鑽火)
③ 読誦・真言
④ 護摩木・供物を投じる
⑤ 三密相応(身・口・意の一致)
印を結ぶ(身密)
真言を唱える(口密)
本尊を観想する(意密)
ここまでは サイキョーも分かってることだと思う
ここからが 本当の 始まりだ(地獄の)
曼荼羅=肉食の設計図 これを語るには
この護摩壇の炎のうえに 曼荼羅陣網(鉄網)を 敷いてだな
その上で こう 薄く切った肉を 焼く これで 煩悩を 落として ゼロボン肉にするわけだ
ああ 反論は 全部終わった後でな
最澄「(なるかっ 煩悩が無いなどとどういうつもりだっ)」
右大臣「(………最澄法師が恐ろしい顔してるでおじゃる)」
簾の中の人「(………いいにおいだなぁ)」
筆「(誰が最初に堕ちますかねぇ)」
そして この秘伝(密教)のタレをからめるのだ
まず これだけでも 大変 おいしゅうございます だけども これじゃだめだ
この秘伝のタレを 口で 味わうことで 感じることで 知ることで
口密となるのだ これで口密クリア
意密とは悟りの極意、すなわち大いなる器である
密教には 器 = 心 = 宇宙 という 象徴論がある
と なると 大きい心=宇宙 となる
そして大きい心とは すべてを受け入れる広い器である
で あればこそ 日本の民としては それに該当するものをすでに知っているはず
そう あつあつのごはんである
しょっぱいもの あまいもの すっぱいもの ありとあらゆるおかずに対して
悠然と全てを受け入れる そう 日本の心
それが おこめ様 すなわち あつあつごはん なのである
と なればこそ あつあつごはん = 宇宙の器 すなわち 意密になるのである
これで 意密クリア
そして この 焼きあがって タレをからめた ゼロボン肉を
すべての器である あつあつのごはんの上に 乗せて
それを 口で味わい 宇宙開闢の真意を知ることによって
そしてそれが 悟りになるのである
しかるに 一連の 食への所作これが 身密である
よって これは 許された所作であり 願いであり 祈祷である
見ろ この 煙を 肉の煩悩がしたたり落ちて 炭にあたり よく煙が出ている
そして この煙こそが 天の国(高天原)への連絡となるのだっ
これぞ うちさぁ 肉焼いてんだけど よってかない? の 術(密教)であるっ
ほれ サイキョー くってみぃ
食うてみて 初めてわかる その思い (空海心の川柳)
最澄「……… くっ うまいっ」
じゃろ?じゃろ?
どんだけ焼いても この空間なら ゼロ つまり ゼロボンノー うひゃひゃひゃ
焼け 焼け やけ~い そして 味わうのじゃ~ これぞ 最終的に悟るからオッケー理論
陰陽師「ああ 結界が 結界の中が 桃の匂いと 焼き肉の匂いで えらいことに」
加茂何某「ちょっと結界 軋んできてるんだが まだ 平気か?これ?」
陰陽師「あのお方 だれか止めてくれないかなぁ(呆)」
右大臣「これは空海法師が勝ったといえるのか?そもそも勝負になってたのか?」
簾「まぁ、ガチにやりあったら宗教戦争まったなしだしね 盤面ひっくり返したとみるならばアリかな」
右大臣「これ処理するの麿でおじゃりますのん?」
簾「やれ(無慈悲)」
筆「(あっ ちょっと やばいかも あなた様 あなた様 上位存在を確認 超高エネルギー確認)」
あれ 結界が きしむぅ あああ どうすんだこれ 熱ぼうそう? やっべえええ
アマテラス「きちゃった♡」
アマ「というかねぇ あんたねぇ 護摩の煙なんかを届けちゃったら 天界 匂いハザードなんだけど?」
アマ「いろんな奴らが 食わせろって 騒いでるんだけど?」
アマ「ほっといたら あんた 大惨事になるけど?」
す゛み゛ま゛せ゛ん゛
最澄「 な な な な あ あ あ ら す ああ ああ」
サイキョーが壊れたな
筆「いやしょうがないですよこれは」
あーあー あえて盤面gdgdにして 騒いでるバカ共にざまぁしようとおもったら
おれらがざまぁされちゃった(テヘペロ)
筆「まあ わかりますけどね」
あとはまあ 関白にがんばってもらおう がんばれ(他人事)
筆「右大臣様ですよまだ」
いいんだよ なるから もうすぐな もうすぐ
後日談
胃にダメージが大変なことになった右大臣と その関係者達
結果的に 神が降臨ということは なかったことにされた
ついでに御前問答も なかったことに
最澄が 空海から 二冊の本をせしめた という
最澄の判定勝ちなような決着になったらしい
その本というのが
焼肉定食完全版 と
護摩壇倶楽部巫女巫女天国 なのである
そっこうで 禁書庫入りしたようです
また 350年ののちに これが 騒動を起こすなんて 誰も予想もしてなかったのでした
番外編 その⑤ 御前試合 おわり
次回 番外編 その⑥ 空海君の 出番はありません
まじでっ???
この次も サービスオービスゥ




