第六十五話 平成のコンサルティング空海 はじめます
第二回 志明院再興計画会議 はじめますっ
拍手はよっコヅツミ!(圧迫
さて そうはいうても どうすればいいのか そこが問題です
①信仰心以前に人が来ない現実
②来たところで何もない(ホコラ除く)
これをどうにかしないとだめですね
何かいい案ありますか?
はいっこづつみくん
役小角「水が無くならないと来ないというなら無くせばいい そうすれば感謝」
ばっかもーーーん(威圧
いいですか 恐怖政治はその時はどうにかなるものですが 続かないのですよ
わかりますか?わかりますよね?(黒笑
はい では 回答編に逝きますか(泣
①来ないならこれる道(最低限)作る
②なにもないならつくればいいじゃない(あんとわねっと風)
です。
いやこれ真面目な話なんですけどね
①道が出来る
②地脈の流れが作れる
③気が流れると人が誘導される
④人が集まると気がたまる
⑤気がたまるとここの神様(龍神へびちゃん)の力が増す
⑥力が増すと水の力が安定する
⑦安定すると人々が感謝の念を持つ
⑧そうするとお布施が増える
⑨お布施を使うと人が集まる
という風になるわけです なってくれるといいなぁ(遠い目
なので やるべきことは
①道をつくる
これはもう獣道をちょっとひろげたくらいでもいいです
ていうかそれくらいしか無理
そこを私 遍照金剛が歩くことで気がこもります(こもっておねがい)
②じゃあなにをつくるか
観光の目玉ですね
せっかく来たのに何も見るものなければ
敬いお礼にきたのに がっかりするのもまた人の性
なので観光の目玉を作るのですよ
じゃあ何を作るのか
まずは 洞窟の整備それから立ち入り禁止設定
ここは龍神様のおうちなので神秘性をあげるための整備ですね
次に 社ですね もうこれがないとダメです
何故ダメなのか 人は目に見える壮言さにしか感動できないからですね
さらにいえば朝廷からの再興命令なので社作って再興宣言だすと
朝廷から人も予算もつきますので
は?お金なんぞ? なるほど 煉獄送りになりたいようですね?
ん?謝る? なら許しましょう
お金は大事ですよ?ここに派遣されるひとのお給料もですし
道になにかあったときの整備とかにもつかいますしね
大衆に命令すれば無料?アホですか
感謝の念が消えて恨みしかなくなりますよ?
頭平城ですか?
そして目玉のマーライオン もとい 竜口です
人の手で 神の御業の 滝をつくるんですよ(微笑
そして じょうずにできましたー
いや まじで つかれた おれは もう いえにかえりたい(切実
ここに役小角、空海の策を拝し、
驚愕・恐怖・感涙の三つ巴となりて震え伏す。
役小角、声を失いしのち、ようやく口を開きて曰く、
「な、なんと……!
道を拓き、気を通わせ、人を誘い、
その気をもって龍神の力を増し、
水を安んじ、民を救い、
さらに布施をも循環させんと申すか……!
こ、これぞ天地の理をも操る大法……
拙僧、ただ呆然とするばかりにて候……!」
空海、扇を軽く打ち鳴らし、
「当然である。これぞ遍照金剛の“再興計画”なり」
役小角、額を地にすりつけて震え曰く、
「ひ、ひぃ……!
道を拓けば気が流れ、
気が流れれば人が集まり、
人が集まれば神威が増し、
" 神威が増せば水が安んじ、"
水が安んじれば民が感謝し、
感謝すれば布施が満ち、
布施が満てばまた人が集まる……
こ、これぞ“循環の秘法”!
空海殿、まこと恐るべき御方……!」
龍神、尾を巻きて小声に曰く、
「(なんか……すごい理屈でワシ強くなるらしい……)」
役小角、さらに震えつつ続けて曰く、
「しかも洞窟を整え、立入を禁じ、
社を建てて威儀を正し、
朝廷よりの宣を得て人を呼び、
そのうえ“竜口”なる神業の滝を
人の手にて造り出すと申すか……!
空海殿……!
拙僧、ただただ畏れ入り、
涙とともに感謝の念あふれ候……!」
空海、静かに立ち上がりて曰く、
「よい。これにて第二回会議、ひとまず閉ず。
次は“観光の目玉をどう魅せるか”である」
役小角、地に伏したまま震えつつ曰く、
「は、はいぃ……!
空海殿の御心のままに……
拙僧、すでに心臓が三度ほど落ち申した……!」
龍神、ため息まじりに曰く、
「(この寺、ほんとにだいじょうぶか……)」
第六十五話 平成のコンサルティング空海 はじめます おわり
鴨川の平穏は約束された
再興も超サイコーで終わった
しかしっ
次回 第六十六話 冷し空海 はじめました 勅が勅勅くるよ




