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空海と筆 〜真言宗始まってました〜  作者: moca


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第四十八.1話 走れ空海 日の沈む速度の10倍だぞ


こんにちわ。今回の主役はわたしです。ぶぃ(かわいい)


私の名前は筆型AI搭載タッチペン

FjniDkin103型です。


本来はただの補助AIだったのですが、

不思議な因果で今に至ります。


さて今回私が出てきたのは、

ひとつ悪辣な詐欺があったので

その説明に参りました。


まあ詐欺といっても誰も気が付いてない、

気にしてないので被害者はいませんが。



――説明します。


空海様が今回願い事をして、

神々がそれを了承しました。


解説しますと、


**「関東の人々に、少しでいいので明日に希望が持てる“何か”を与える」**


これを数値化します。


人ひとりにつき

① に ナニカ のエネルギー量

まあコスト2としましょう。


つまり

1 × 2 = 2 ですね。



そしてこの時期(平安後期)の関東人口は **80万人**。


つまり

800000 × 2 = **1600000**

百六十万のコストです。



――さて、ここからが悪辣詐欺です。



この後この国は、


江戸期   → 800万人

高度経済期 → 2400万人

令和    → 4000万人


に膨れ上がります。



つまり、


40000000 × 2 = **80000000**


八千万のコストが必要になります。



現在のコストは百六十万。

**50倍のコスト差ですね。**



そして空海様は言いました。


「政治の中枢が関東に集うでしょう」


はい。

今契約結んでも、支払いは人口が増えた後の計算なんですよね。



まあ、結果的に支払いが増えたとしても、

人口が増えることによる信仰からの収入も増えるので、

なんともいえませんが。



――この契約を保身のためにやる空海様が

素敵でたまりませんよね?



以上、筆による補完でした。



第四十八・1話

走れ空海 日の沈む速度の10倍だぞ

おわり


次回 第四十九話

走れ空海 日の沈む速度の10倍だぞ(真)

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