第四十六話 仕掛けはようほうようりょうをただしくつかいましょう
えっと ここが 私の(忍者)ハウスね!
よく考えなくてもさ、自分の家に潜入ってなんだよ(真実)
でもまあ、なんか人いないような、いるような……まあ、逝くか。
あーでもよく考えると、俺ここ住んでねえじゃん。
つか、完成したあと幼女放り込んだ時にちょっと見ただけで、あとここにいねえ(驚愕)
ま、まあ、ほら、地下室とかあったし。そこだよなきっと。
たしかこの通路すすんで……
そうそう、この壁がこうクルっと回るんだよな。そこ通ってっと――
あのすいません、おしりが挟まって通れません。どぼちて。
あとちょっと……もちょっと……いってええええええ!
抜けた……おしりがふたつにわれそうだったわ(戦慄)
で、そうそう。地下室に行くのに2階に行かないといけないという
生活に喧嘩売ってる設計だったな。
たしかここのどん詰まりで……
そうそう、柱の影の紐ひっぱると階段降りてくんだよな。
ちょっと設計事務所よんでこいや。あ、俺か。
で、ここ上ってここ通って――
きゅ きゅー きゅきゅっきゅ きゅー きゅきゅきゅうう(鴬張り)
うるせええええ(焦)
誰かにバレる? いやバレてない?
よし、ナイスだ俺。
よし、無事通路おわったぞ。ばれてないよな?
ふっふっふ、この先落とし穴があるのはまるっとお見通しだ(知ってる)
残念だったな。この落とし穴、
この遍照金剛空海を止められると思わぬことだ。
とぅ(ジャンプ)
華麗な着地を披露してしまったぜ――
ってなんでここ穴あくのぉぉぉぉぉぉ!!
しかもさ、なんで水張りなんだよ。
いや怪我しなかったからいいけどさ、ずぶぬれじゃねえか、くそがっ。
なんだよ、穴回避したら回避先が穴って。
だれだよこの人間性が腐ったの考えたの……さああああ(自分です)
ま、まあ、通過できたからヨシッ。
そして最後の難関、地下室への入り口の壁。
うん、壁なんだ。壁というか箪笥なんだ。
これ、パズルなんだよね。
あれこれ動かして、正解になると箪笥が横に移動するてやつ。
解答がわからねええええええええ。
筆ちゃん知らん?
筆「正解を任意に入れ替えられるシステムなのでわかりかねます」
えええええ、総当たり戦でゴザルかああああ。
――2時間後。
まだあかねええええ。
どうする? どうする? あいふる???
女性「あの、清掃の方ですか? この奥の部屋の清掃ですか?」
あー、はいはいそうですアヤシイモンジャナイデスヨー。
女性「今日から仕様が変わってるので混乱しちゃいますよね。いま開けますね」
アリガトウゴザマス。
あいちゃったよ。そしてどっかいっちゃったよ。
ここのセキュリティだいじょうぶかまじで。
んんんっ……まあ、いい。逝くか。
そしてごたいめーん。
ああ、なつかしいな(2週間)ぶり、俺の手作り木像。
んっと、この言われてた布でぐるぐるまいてっと。
で、背中にこう、むすんでっと。
おもっ……おもいっ……だれだよこのサイズにしたの。
おれだよっ。
筆「全高100cm 総重量55㎏ですね」
いや、まじで、だれかぼすけて。
なんか、出る時は誰もいませんでした。
すんなり出ました。なんだこれは。
ま、まあ、いいか。いざ行かん、成田さんちに!
筆「監視多いですね。妙ですね」
――ネタ★バレ 空海君の知らない世界――
不動明王からの管理人へのお手紙
――この地を守る者たちよ、聞け。
まもなく“主”が戻る。
その姿は変われど、魂は同じ。
そなたらが仕えるべき者、そなたらが守るべき者。
その者は、そなたらが知る理を越えた道を歩む。
ゆえに、気づかれぬよう見守れ。
手を貸せ。道を開け。
罠はすべて鎮めよ。
ただし、気づかれぬように。
その者は試練を越えねばならぬ。
だが、傷つけてはならぬ。
死して屍、拾うものなし――
それは“そなたら”ではなく、“その者”の覚悟である。
そなたらはただ、影となり、風となり、
その歩みを妨げぬようにせよ。
――主が通る。
道を整えよ。
気づかれぬように、ただ静かに。
――ネタバレ★おわり――
筆「なるほど。貴方様、最後の扉、偶然ではありません」
ん? なになに? 俺の華麗なる魅力のおかげ?
筆「違います。不動明王のお告げです。管理側は“主の帰還”として対応しています」
どゆこと? 帰還て? おかえりなさい?
筆「貴方様が昔ここに幼女を放り込んだので、管理側は“空海は時々戻る”と認識しています」
時々ってなに?? 100年後にも帰るの? おれ?
筆「幼女を放り込んだ為に、忍者屋敷から“忍者屋敷”の認識になってます」
なにそれ。きいてない。さきにいえよばかあああああ!!
第四十六話
仕掛けはようほうようりょうをただしくつかいましょう
おわり
次回 第四十七話
走れ メロン マッハ14は出さないとね




