18:決戦前夜ですわ
ヴォッサム将軍との話が終わった後、私達は軽く身嗜みを整えてからミレーヌ女帝やウィズベリア宰相についての聞き込みをおこなったのですが……。
(女帝についての情報は私達と大差がありませんし、宰相については闇魔法を使うおっかない人だという事しかわかりませんでしたし…これでは埒が明きませんわ)
そもそもミレーヌ女帝とは面識すらない人の方が多くて、ウィズベリア宰相については文官畑の人なので帝国軍に所属していた人達が主力となっているヴァーナルの人達からしたら畑違いといいますか、帝都の奥深くに居るよくわからない人達という認識なのだそうです。
しかもウィズベリア宰相は昔から高官だった訳でも無いようで……女帝の戴冠時期辺りから台頭して来た人なのでフルネームすら知らない人がいたりと魔物を従えた影の薄い人だったというのが共通の認識で、得体の知れない人だったという事しかわかりませんでした。
(前の宰相は更迭されて行方知れずでは調べる事が出来ませんし、直接本人に問い質す事が出来たら楽なのですが)
どういう理由で女帝に付き従っているのかがわからないと何ともいえないのですが、狂った女帝の話を聞くためには帝都に潜入する必要があるのかもしれなくて……。
(です…が、今は目の前の事に集中しないと)
魔物の様子がおかしかったという辺境領は帝都の遥か北にあるので後回しにするとしても……明日からはベルザ解放戦線が始まってしまいますし、その後はノルニスの住処だった洞窟の調査、その次くらいに女帝や宰相の事をもう少し詳しく調べる必要があったりとなかなか多忙な日々が待ち構えております。
(でも、頑張らないと…私は聖勇者なのですから!)
なんて鼻息荒く気合を入れ直していたのですが、喫緊の問題はここにはファティエラのようなお風呂場がない事で……正確には地熱を利用した立派な温泉が湧き出ていたのですが、イモの洗い場のようなごったがえをしている混浴ですし、決戦前という事で色々とはっちゃけている人達が多いのですよね。
(気を失っている間に拭き取ってくれたようですし、濡れタオルで綺麗にはしたのですが…温泉があるという事を聞いてしまったら体が疼いてしまいますわ!)
元居た世界だと当たり前のように毎日お風呂に入っていたので一度気になってしまうと物凄く気になってしまいまして……アンジェリカが天幕でも入れるようにと桶に温泉水を入れてくれていたのですが、その姿を見ているとムラムラとしてきてしまいました。
「散々搾り取ってくれましたが…アンジェリカも無理やり聖氣を搾り取られる苦しさと気持ち良さを味わうといいですわ!」
「待ってください、何でいきなりそんな事に!?お湯がこぼれっ…あ!?」
神躯の馬鹿力を利用して子供用のビニールプールくらいの桶を運んで温泉水を汲んで来てくれていたのですが、焦らしに焦らされた後にこうして2人きりになるとおチ〇ポの事しか考える事が出来なくて……背後から抱きつきカチカチにそそり立つ肉棒に指を添えるとそれだけでアンジェリカの身体がビクンと跳ねて元気な先走り液が飛びました。
「だって、その…あんなにも他の人達が盛っているのを見せつけられたら我慢なんてできませんわ!」
性に対して緩い人達の決戦前夜となるとあちらこちらで盛っている人達がおりまして、聞き込みをしている間まぐわうところを見せつけられているとこちらまでムラムラとしてきてしまうのも仕方がない事だと思います。
「盛ってるって…愛を確かめ合うという神聖な行為なのですから、その言い方は失礼に…ぅう!?はあっ…待ってください、今は大事な…あっん!?」
マリエラ教らしいお説教を始めるアンジェリカもエッチな事を考えていたのか股間のモノがカチカチですし、衣類の隙間から手を突っ込んでコスコスと軽く上下させるだけで言葉が詰まってしまうのが面白いですわ。
「こうしてアンジェリカが勃たせてくれているのも私を愛してくれているからなのですか?」
搾り取られて聖氣不足に陥っていたのか手についた聖氣を舐め取ると格別の味がしまして……。
「勿論…です、見た目が好みであるというのもあるのですが…たまに勢いで乗り切ろうとするところがあると言いますか、ノリが良すぎて目的を忘れているのではないかと心配になってしまう事がありますが…真っすぐなところや人助けに全力なところには好感が持てますし、豪放磊落に見えて根が真面目といいますか…心配性なところがとても可愛らしいと思っております」
「それは…褒めていますの?」
馬鹿にされているような気がしたので軽く睨みつけるとクスクスと笑われてしまったのですが……まったく、失礼してしまいますわ。
「褒めていますよ、現に魅力的過ぎて色々な人から狙われていましたし…どれだけ私がハラハラしたのか…わかっているのですか?」
なんて事を言いながら桶にもたれかかるように押し倒されてしまい……アンジェリカが言うにはいつの間にか色々な人からラブコールを送られていたようで、手を出されなかったのはアンジェリカが守ってくれていたり移動中だったりで手が出せなかっただけなのだそうです。
「それは…ありがとうございます、でも…移動中だから手を出さなかったっていうのは…私達は野外でも…その、愛し合っていましたよね?今考えると結構危ない事をしていたのでは?」
魔物を倒してからその場の雰囲気とか流れでやる事をやっていたのですが、アンジェリカが言うには上級神躯持ちだと大丈夫なのだそうです。
「私達の場合は不意打ちを受けてもよほどの事が無ければ即死する事もありませんし…むしろ聖氣を調整する為に推奨されている行為ですので」
との事で、ある程度の聖氣を抜いておかないと制御が難しくなるのでやる事をやっておいた方が良いのだそうです。
「それより即…戦うという事で思い出したのですが、本当によろしいのですか?アリシアには後方で待っていてもらうという事も出来るのですよ?」
抱きしめられながら耳元で囁かれるとアンジェリカの体温に蕩けそうになるのですが、アンジェリカは私が戦う事に対して不安があるようで……というのもベルザに攻め込む場合は対人戦に巻き込まれる可能性があるからで、人間相手でも戦えるのかを心配しているのだと思います。
「人は本能的に同族での殺し合いを嫌いますし、どうしても戦えないというのでしたら…」
「そういう人も居る」というアンジェリカの言葉は私の事を思ってくれているのだと思いますし、ゴブリンやゾンビなどの人型の敵と戦う時とウルフのような動物型の魔物と戦うのを見比べて来た人としての忠告なのかもしれませんが、要らぬ杞憂でしゃらくさいですわ!
「それ以上言ったら怒りますわよ?確かに魔物と人間は違います、でも…ですが、私は人殺しの汚名をアンジェリカだけに押し付ける気はありません!それに…私がやらなくても他の人が…アンジェリカが人殺しに手を染める事になるのでしょ?だから…私も覚悟を決めます…って、なんでこんな時にギンギンにしておりますの!?ちょっと、私が良い事を言っている最中ですのに!!」
「すみません、アリシアが健気に戦おうとする姿が可愛くて…先程は人命がかかっていたので我慢をしていたのですが…いい、ですよね?」
向き合い抱き合うような形になっているのでおへその辺りにアチアチのドラゴンち〇ぽが押し付けられているのですが、それが私の決意を聞いてギンギンにそそり立っておりまして……別の意味でやる気が満々なのが解せませんわ!
「ええ、もちろん…」
だからといってこんな魅力的な誘いを拒める訳がありませんし、確かめるようにキスをしながら舌を絡めて私達の夜が始まるといったタイミングで……。
「アリシア様、ルヴァニス様、夕食のご用意が出来ておりますが…どういたしましょう?」
「ひゃい!?っと、え~っと、いま色々と…差しさわりがあると言いますか!?ちょ、ちょっと待ってください!」
今からまさにといったタイミングすぎて間が悪いのですが、そういえばそろそろ夕ご飯の時間帯でして……なんて事を考えていたのですが、声をかけて来た人が天幕の中に入って来ようとしていたので制止させてもらいました。
「そう…ですか?その、ご気分がすぐれないようでしたらお医者様を呼んで来る事も…お食事をこちらにお持ちする事も出来ますが?」
やや不審そうにしながらも呼びに来てくれた人が立ち止まってくれたので安堵の息を吐くのですが、乗り出すように桶の縁を掴みながらワタワタと脱いだパンツを穿こうとしておりますと……アンジェリカが私の腰をガッシリと掴んできたので物凄く嫌な予感がいたしました。
「私もずっと我慢をしておりまして…申し訳ありません」
なんてアンジェリカが耳元で囁いて来たのですが、人命がかかっているからと我慢に我慢を重ねていたのは私だけではなかったようで……ギリギリのところでお預けをくらいそうになった瞬間、アンジェリカの理性の糸が切れてしまったのかもしれません。
(待ってください、今はそんな…駄目、ですわッ…そこ、お゙ッ…奥、にィい!?ンひぃいい!?)
抱きしめられただけで幸せホルモンとか色々な物が溢れて下着がぐちょぐちょになってしまった私には拒む力が残っておりませんし、待ちに待ったアンジェリカのドラゴンち〇ぽが膣壁を抉りポ〇チオを押し潰すとバチバチとした刺激が下半身から脳天に響いて一突きで達してしまったのですが、漏れてしまった私の声に天幕の外で返事を待っている人が不審がっておりまして……。
「違っ、ぅン!?はっ、ちょ、ちょっと…明日の打ち合わせ、打ち…ンっ!?はっ、ぁああ…」
慌ててよくわからない言い訳をするのですが、言ってる最中もじゅぶじゅぶと……多少気を付けてくれているのか動きはゆっくりとしていたのですが、アンジェリカのカリ高チ〇ポは抜く時にもゾリゾリと膣壁を削って声が上ずり恥ずかしい音が漏れてしまいます。
(こんなのを見られたら、見られ…たらぁ…おま〇こが…っ、嫌らしい音を立て、て…このままではエッチな事をしているって、バレてしまいぃいい…ますわぁああッ!?)
もしそんな事になったらと刹那的な破滅願望に昏い喜びが湧き上がって来てしまうのですが、私の事を知り尽くしているアンジェリカのドラゴンち〇ぽが良い所を擦って叩く度に何度も何度も絶頂の波が押し寄せてきまして……噛みしめる歯の隙間から涎とか嬌声が漏れ出しかけてしまいました。
「アリシア、声を…」
「わかって、わにゃって、おり…ます」
元凶がぬけぬけと「声を抑えてください」なんて言ってくるのですが、不思議と腹立たしさより別の感情の方が強くて……なので手で口を押えて恥ずかしい声が漏れないように必死に耐えていたのですが、我慢すればするほど全身が震えて息が詰まってしまい……四つん這いの体勢で弱点である胸を捻り上げるように弄られると何もかもが弾けて頭の中が真っ白になってしまいます。
「ンお゙ぉ゙お゙お゙お゙っ!!?」
瞬間、ドバっと温かな聖氣をお腹いっぱいに吐き出されると下半身が溶けて声が漏れてしまい……。
「アリシア様!?」
「にゃんでもッ!ンンッ…にゅあんでっ、ありみゃせんから!」
必死に取り繕おうとするのですが、余韻を楽しむようにアンジェリカの聖氣が膣壁に擦り込まれると脳髄が蕩けて呂律が回りませんわ。
(駄目、ですのに…こんなに、こんな…気持ち良い…のがっ、あ、頭が…おかしくなります…わ!?)
力が抜けて今にも崩れそうな身体を支えられているだけで幸福感の湯船に浸かっているようで、訳の分からない事を口走ってしまいそうになってしまいました。
「わかり、ました…その、お取込み中失礼いたしました、お夕飯は用意しておきますので…食堂に居る者に声をかけていただければ温め直しますので」
流石に色々と察したっぽい人が慌てた様子で立ち去るのですが、あからさまに挙動不審な態度でしたし……。
(はっ、あぁああ…バレましたわ、絶対にバレていますわぁ…んっ、ああぁああっ!?)
性に奔放なこちらの世界の人達がこういう事態にも慣れている事を祈るしかないのですが、もう何もかもが恥ずかしくてどうにかなりそうで……なんていう乱れた夜が更けていく事になりましたし、私達は色々な英気を養いながら明日から始まる戦いに備える事になりました。
※お風呂云々の話が出た時に補足を入れておきますと、旅をしている間はアンジェリカの魔法でお湯を作って体を拭いていました。川があった場合は行水で済ます事もあります。
※呼びに来た人の声掛けなのですが、アリシアが名前に様付でアンジェリカが苗字に様付だったのは神楽坂という名字がこちらの世界の人達にとって馴染みが無さ過ぎたからで、特に深い理由がある訳ではありません。
※因みに色々あって用意したお風呂がぬるくなってしまったのですが、アンジェリカの魔法で温め直して一緒に入る事になりました。




