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第六章 (3)

ソフィアの様子が.....

「まったく、どうなっているのよ!」怒りに満ちた目付きでソフィアがモッキンに入ってきた。

「どうしたんですか?」とショウタが訊いた。

「記事を載せようとしたんだけど断られたわ。 3日前までは載せると言っていた大手 Webニュースサイトが昨日、急に掲載できないと言ってきた。今日も何社かに掛け合ったけど全て断られた」

「どうして?」ショウタが訊くとソフィアがまくし立てた。

「圧力がかけられたのよ! Webニュースサイトの編集長は昔からの知合いで、最初は『それは大スクープだ!』って乗り気だったのよ。ところが急に『ごめん、載せられない』と言い出して、理由を聞くと『会社の方針だ。それ以上は言えない』って歯切れが悪いの。そして今日聞いたところも皆、口を揃えて『掲載できない』って言って断られたわ。既に私がその記事を書こうとしていることは知っていたみたい」

「コンフォス財団は多くの要人がメンバーだからな。ほとんどの会社の経営を裏で握っている」ケントの言葉にショウタは不快感を覚えた。

「いやな奴らですね」

「こうなったら権力者を嫌っているところを頼るしかないわね」イライラしているソフィアにユキエが横から言った。

「リミエルト教団は?私、そこの幹部を知っているわよ」

「え、あの怪しげな新興宗教のところですか?」新興宗教を嫌っているショウタは大きな声を上げてしまった。

「でもそれはいい案かも。リミエルト教団は地球に住めなくなる恐怖の心を和らげてくれるということで、今やその信者が全人口の10%もいるのよ。発信力も高いし。お願いしてもいいですか?」ソフィアの顔がほころんでいた。

「ソフィアさん、報道も大事ですが、エミリーちゃんの強く説得しお蔭てサンザムが1週間の休戦を受け入れてくれました。その間に植物を宇宙船に乗せるように研究所を説得する必要があります。さもないとまたサンザム達は侵攻しだします」安堵しているソフィアにショウタは釘を刺した。

「すごい、エミリーちゃんやるわね」ソフィアの言葉にエミリーがこっくりうなずいた。

「でも産業技術研究所は簡単に説き伏せられないわ。市長を動かした方がいい。権力者を動かすには権力者を使わないと」


研究所に会えるのか

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