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竜に気に入られた乙女  作者: 相衣 律
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巡り10

ハルワに連れて行かれた先は知識で言うところの普通の家であった。人間はこの中に住んでいるという。ヒサキという男が外で出迎えてくれたからかハルワもスウリも嬉しそうだ。ハルワがヒサキは小屋の前にテントで寝ていると言っていた。竜の降り立つ風で少し煽られている布のような物がテントなのだろう。


「ハルワ、久しぶりのチッタとの会話や子守は楽しんだか?スウリ、早くお入り。ご飯を用意してくれてるよ。ハルワからもうすぐ着くと聴いてたからスウリ待ちだったんだ。」


「そう?では先に入ります。ハルワありがとう。」


“初子守なように感じたけど、12年前にスウリと関わってたのと似てるわ。人間も竜も子守は変わらないみたい。ヒサキは…ラフな格好しちゃって、休日を満喫してるかのようね。”


挨拶もそこそこに建物へスウリは向かった。


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