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紫竜2
夕食は昨日よりも和やかにスウリも少し笑って会話に入りながらできた。昨日はヒサキの仕事ぶりや、ウールの現在だったが、今日は市場の様子や、市場で何が美味しいか、スウリの子どもの頃が主な話題となりそうだった。
ご飯を食べ始め、会話も少し弾んできた時に、カリカリと音がスウリの部屋の戸からした。
「何の音?」
「さ…ぁ…なんの音かなぁ。」
「見に行かないのか?」
「あ、うん。大丈夫。」
「何?そういえば籠って…あんた鳥か何かまた連れて帰ってきたの?」
「そう、鳥なの。少し弱ってそうだから連れて帰ってきたの。でも逃げたら大変だし開けないほうがいいと思う。」
「寂しいのよきっと。知らないところだし。玄関閉めてるし、連れてきてあげなさい。」
諦めよう。
「う…ん…」
扉を開けると、テテテっとムラサキが出てきた。
それはもう二人は沈黙…
鳥かと思えば、仔竜なのだから。




