リコさん(3)
ここのところ、微熱が続いて仕事を休みがち、執筆も思うように進みませんが、
なんとか少しずつやっていきます。
酷暑です。皆様ご自愛を。
翌日は、なかなか起きられなかった。
気がついた時には、時計は午前11時をまわっていた。
横にはなぜか、オヤジがいた。
在宅勤務だから、そういうこともあるとは思っていたが、
意外にも思っていた。
ボクのことは、ほったらかしなところがあると思っていたから。
「腹減ったか、起きられたら、下に下りてこい。
いつでも食べられるようにしてあるぞ。
それとも、こっちの部屋に持ってこようか?」
いつにもまして優しい。
「大丈夫だよ。ベッドからは出られる。
のんびりやるよ。」
「当面の間、学校は欠席するという連絡はしておいた。
リコさんが言うには、
朝起きる時間、
昼食の時間、
晩御飯の時間、
就寝の時間はなるべく一定にして、
あとはとにかく寝ていろとのことだ。
これから夏休みが終わるまで、
そうしていろとのことだ。」
なんか過保護に聞こえるがそういうものなのか。
「『あとでわかる』とも言っていたぞ。
とにかく黙ってそうしておけ。
学校は、行けるようになったら考えておけばいいさ。
のんびりやっておけ。」
なんか、オヤジらしくない、気持ち悪いくらいの優しさだな。
「そうそう、この際、少しダイエットしておけ。
なんかちょと見ない間に、オマエ、
女らしい体になっているじゃないか。
リコさんがうらやましいぜ。」
「このバカオヤジ、娘に欲情してどうする。」
「母さんと結婚したのも、それが楽しみだったんだから、
ケチなこと言うなよ。」
「エロオヤジ!」
枕を投げてやった。




