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言葉のないボクと、一人ぼっちの黒髪メイド(7)
「就職して、それなりのポジションにいたら、
さすがに気安く欠勤するわけにはいかないだろうな。
他の人がカバーしなくては仕事が回らないだろうから。
だけど、学生は違う。
休んだ分だけすぐにリカバリーできる仕組みを
本人が持っているのならば、
疲労感を感じたら、
むしろ『積極的に』休むべきだと
アタシは思う。」
そう言って、リコさんは目を閉じた。
そういう考え方もあるのだな。
この時は、このくらいに軽く考えていたんだ。
あの時までは。




