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言葉のないボクと、一人ぼっちの黒髪メイド(8)
英語の勉強は完全に英検2級にシフトした。
学校の英語の授業では、
教科書のコピーに書き込みをする程度でついていけた。
なにせ、単熟語で苦労することはなくなったので、英文が訳せないということが激減した。
時々、『DUO3.0』を辞書代わりに使えば済む。
数学の勉強の仕方は変わらない。
ただ、授業は公式や定理の定着に充てるという役割が明確になった。
授業中寝ていることはなくなった。
別に真面目になったというわけではなく、
寝た分だけ公式の暗記や基礎問題の学習に
放課後時間をかけなくてはならなくなるから、
損得勘定でそうしているだけだ。
国語は相変わらずだ。
古文と漢文のみ、英語同様に
教科書コピーに授業中に書き込み。
ちょっと「内職」となるが、
勉強以外のことをしているわけではないので、教師から文句は言われない。
物理・生物・地理総合・歴史総合も古文・漢文と変わらない取り組みだ。
『らくらくマスター』や『ひとつひとつわかりやすく。』のコピーに
書き込みする。
授業を聞いていないわけではないのだから、これも文句は言われない。
なるべく、昼間に目が開いているいる時に、できることをする。
そして放課後は数学、
帰宅してからは英語の音声を聞く。
趣味の時間も睡眠時間も確保できている。




