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2学期のボクと、黒髪メイドと、あとひとり(2)
「実力テストの結果。」
ブッキラボーに、母さんに個票を突き出す。
母さん、へたりこんだ。
「どれどれ、どうした?」
オヤジ、へたりこんだ。
『似たもの夫婦』とはよく言ったものだ。
それにしても、
進学校の学年17位、
大した威力である。
一応、リコさんにも見せる。
「そうか。」
まあ、その反応、予想できたけどね。
「ちょっとは褒めてくれないの?」
「元々2番で入学した者が、
ちょっと本気を出しただけだ。
大したことではない。」
「褒めておいた方がいいんじゃない?
ほらっ、ご褒美があったじゃない?」
「褒美とはなんだ?」
「オッパイ揉ませるって言ったはずだけど?」
「この程度でいちいち揉ませていたら、
そのうち垂れるぞ。
やめておけ。」
相変わらずの毒舌だ。
「それじゃ、いつご褒美出せばいいのよ?」
リコさん、ちょっと考えて、
「大学受験で希望の大学・学部に合格したらだ。
それまではプロセスに過ぎないし、
今回はたまたまうまくいっただけかもしれぬからな。」
「それよりも、そろそろ文系、理系を選ぶ時期ではないのか?」




