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2学期のボクと、黒髪メイドと、あとひとり(1)
またなんとなく日々が過ぎて、実力テストの結果がいきなり返ってきた。
恐る恐る、『個票』を見る。
なにこれ。
信じられない順位。
17位って何よ。
しかも現代文は学年1位ときている。
冗談、印刷間違い、何かの間違い、他人の個票?
そんなことはなかった。
200番台から一足飛びの脱出。
話がうますぎる。
240人中17位。
なにこれ。
それから一日中、ボーッと過ごす。
放課後の数学の勉強、まるで上の空。
なんとなくやって、
なんとなくバスに乗って、
家に着く。




