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夏休み明け、ボクと黒髪メイドの日々(3)
いつもと、全く変わらない。
リコさんがウチに来た。
「昨日、英・数・国の実力テストがあったよ。」
「そうか。」
「何か、訊くことはないの?
難しかったかとか、
できたかとか、」
「興味がない。
結果が戻ってきたのか?」
「そんなに早く戻るわけないじゃん。」
「なら、言うことはない。」
本当に、ブッキラボーな人だ。
まあ、やたら「どうだった?どうだった?」と訊いてくる
オヤジと母さんよりはいいか。
2人は出資者だから、訊くのも当然の権利だから仕方ないけど。
しつこいとは思うけどね。
今できる、今の実力でできることをして、
あとは採点に任せる。
ボクができることはそれしかないじゃない。
それに、テストはこれからも続く。
いつも同じこと、
ただし可能性がありそうなことを
毎日こなす。
それだけなんだよ。
なんだ、だんだんボクも
リコさんぽくなってきてる。




