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12:邪神再臨!希望への戦い ③

第12章・3話目、更新しました!

…毎日更新中です♪

「あ…あのアンデッド!」

 出てきた集団を見て目を見張るラルシオン。

「ムクロマンドの軍団じゃない!!」

「えっ!?」

 そのラルシオンの言葉に、鉄の塊の隙間…地面に伏しているアルフレッドも目を丸くする。


「ああああああ」

 そのアンデッドの集団を前に、どんどん顔色が真っ青になっていくバーバラ。

「いやあああああああーッ!!!」

 ついには握っていた剣までを投げ捨て、だーっ!と全力遁走。

 ウケケケケ…と、その逃げるバーバラの後ろ姿を追いかけるように、嗤いながらゆっくり進むアンデッド達。


「だから言っただろう。…全てお見通しだと…」

 デスフォートが嗤う。

 …確かに、パーティの頭脳とも要とも言えるアリスが我を忘れる程小銭レベルの金にすら弱いということも、全てにおいて戦いを優先する戦闘狂バーバラの唯一の弱点がアンデッドだということも、今まで一緒に行動していたから既に知られてしまっている。


「ムクロマンドもあんたが呼び出したのね!?」

 地面から出てきたアンデッド軍団に見覚えのあるラルシオンがエドマンド睨みつけながら問いただす。

「フフフ…」

 エドマンドは小さく嗤いながら

「奴には結構苦労しましたよ。なかなかがめつくてね」

 皮肉めいた表情でラルシオンの問いに答える。

「だが…」

 バーバラの方を見て、

「おかげで彼女の弱点もわかった。…まあ高い買い物ではなかったよ」

 とバカにするように嗤う。

 エドマンドの視線の先にいるバーバラは、わらわらわらと現れたアンデッド集団に囲まれ、完全に戦意を喪失している。

 ひーん! ごめんなさーい!! ゆるして~!!!

 …と、泣きながら何かに謝るようにぶつぶつとつぶやき、頭を抱えて蹲っている。


「くっ…」

 自分の仲間達をそんな風に嘲笑われ、クララが珍しく怒りの表情を浮かべる。

 上げたクララの手が、ブン…と魔力(エナジー)をおびて光り輝く。


「アリスちんとバーバラのかたきよ!!」


 その言葉と同時にさっと手を大きくかざす。

「炎の矢よ!! 集いてつらぬけ!!」

 掌の光り輝く魔力(エナジー)がさらにゴオッ!と高まる。


「…それに」

 魔力(エナジー)を高めるクララのその姿を落ち着いた様子で見ながらエドマンドも、スッ…と指を前に向ける。


「呼び出せるのは、アンデッドだけではありませんよ」

「フレイムアロー!!!」


 静かなエドマンドの言葉と、魔法を放つクララの叫び声は同時だった。

 ブン!!と大きな音を上げ、デスフォートとエドマンドに向かって巨大な火の矢が向かおうとする。


 …が…


「異界に生きし者共よ!! …出でよ!! デスフォート親衛隊!!!」

 そのエドマンドの声と同時に、目の前の空間がゆがみ…


 ドシュン!!


 …と、その歪んだ空間から異様な半裸筋肉男集団が湧いて出てきて、「ウオオオオオーッ!!!」と、野太い雄叫びを上げる。


 彼等の頭には各々いろんな形の角が生えている。その異形はおそらく幻とも言われる魔族の一種なのであろう。

 その額には『DEATH♡』だの『LOVE♡DEATH』だの『DEATH親衛隊』だの…各々デスフォートへの愛と忠誠を誓う言葉が古代文字で書かれたハチマキを巻かれている。

 さすが『デスフォート親衛隊』である。

 その暑苦しい集団を前に涼し気にフッ…と嗤いを浮かべるとデスフォートは

「囲め!」

 と一言。

 その言葉と同時に、「うおおおおお!!!」とさらなる絶叫に近い雄叫びを上げクララに突進する筋肉集団!

「きゃあああああ」

 今までの緊迫の空気が一変する悲鳴。

 デスフォート達に向かうはずだった火の矢(フレイムアロー)も悲鳴と共に霧散してしまっている。

 親衛隊(半裸筋肉集団)はデスフォートの命令に忠実に、クララの周りを囲むと、かーごめかごめ♡と文字通り囲みながら威嚇する。

 苦手な男臭い筋肉集団に囲まれ、ひぇ~ん!筋肉はいや~ん!!…と泣くクララを見て、

「く…くく…」

 と嗤いをこぼすデスフォート。

 戦闘力の高いアルフレッドパーティを完全に沈黙させてしまった。

「全てお見通し」と豪語するだけはある。


「あっけないものだな。どーした? 私を止めるんじゃなかったのかい?」

 足元の人間達を小馬鹿にした物言いに、ラルシオンはギリッと歯を食いしばる。


「ギル、行くわよ」

「オーライ♡」

 小さい声で横にいるギルに囁くラルシオン。

 その言葉に、この先楽しめそうだと嬉しそうに答えるギル。


人形よ(エスディ)…」

 バッ!と手を広げ、ラルシオンが解呪の呪文を唱え始めた。


 その瞬間…


 ビュ!!


 …と周囲の空気を切る音!

 そして、


 バキッ!!


 と硬いモノが壊れる音と散らばる破片。

「ラルちゃん!?」

 その急展開に、目を見開くティム。

「あっ…あうっ…!」

 顔色を変えるティムの目の前には、首元の鎧が壊れ、その露わになった首に長い鞭が絡まり、ギリッ…と絞められているラルシオンの姿が…!?


「命拾いしましたね、お嬢さん…」

 その鞭を握る元を辿れば、逆光で影になっているエドマンドの手が。

「本当は首を落とすつもりだったんですが…」

 その逆光の影の中、うっすらと嗤うエドマンド。

 硬い鎧を砕く程の鞭の攻撃だ。生身の首に直接向かっていたら確かに簡単に命が刈られていただろう。砕けた鎧がかろうじて彼女の命を救ったと言える。

 …が…

「まあ…このままでもいいでしょう」

 エドマンドの鞭はそのままラルシオンの首を絞め続けている。

 言葉を発するどころか息も出来ない状態だ。

「解呪文がなければ彼もただの人形…」

 そう言いながらラルシオンの横に立ち尽くすギルを見下ろすエドマンド。その言葉になすすべなく汗を垂らすギル。

 …いや、人形が汗を出すなんて随分と器用な話ではあるのだが。果たして人形に汗腺はあるのか!? …謎である。


「死になさい!」

「ぐはっ!!」

 そんな不思議現象は完全無視し…グイっとエドマンドが手に握る鞭を勢いよく引き絞る。

 苦しさにラルシオンは顔をゆがめ、切れた口から血が吐き出される。


「やめてぇッ!!!」

 戦場に場違いな子供の悲痛な声が響く。

 その声にデスフォートとエドマンドも手が止まる。

※下の方 ↓ に、原作マンガや同人誌が読めるサイトや、Twitter(X)のリンク先が貼られています。

よかったらぜひ、のぞいてみてくださいませm(_ _)m


挿絵(By みてみん)


第12章3話目、更新です。

毎日更新中です!

進みは遅いですが…まだまだこの先盛り上がっていきますよw

次回…明日は第12章4話目です。よろしくお願いしますm(_ _)m

…うっかり今日で止まって三日坊主にならないようにしなければ…orz


クライマックス展開+春休み企画?…というコトで、この先ラストまで連日更新(予定)中でございますw

…平日の更新というコトで、あまり遅くない時間…毎晩20:30頃に明日以降も更新していく予定です。


それと…春の同人イベントにも参加予定がありまして…自動更新任せになる可能性大ですw

よかったら、私の代わりにぜひ拡散とか宣伝とかもしてやってくださいませm(_ _)m


ちなみに…

明日…3/29(日)・「スーパーヒロインタイム2026春」内「プリティステークス45R」参加決定です!

都産貿浜松町館にて「茶々組&初心の会」ウマ19!…にて♪

ウマ娘の新刊だけでなく、大冒険の本や色紙などのグッズ等も持参予定です♪

ぜひのぞきに来てくださいませm(_ _)m


ではでは。

次回…明日も無事更新できましたらまたお会いしましょう。

よろしくお願いしますm(_ _)m



あと…最後にお願いがw


このお話を見て、もしよかったと思って頂けましたら、ぜひ、下にあります『評価(☆☆☆☆☆)』ボタンを押してやってくださいませm(_ _)m

リアクションマークもぜひw 感想もお待ちしております♪

よろしくお願いいたしますm(_ _)m

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原作マンガ、電子等で読めますw
「熱血!大冒険大陸」
DMM版kindle版、他、お好きなプラットホームでぜひ♪
とりあえず、どんなのか見るだけでも…という方は、 帰ってきたマンガ図書館Zで見れますw
あと、続編的なというかスピンオフ的なというかそんな同人誌も出してます。
同人イベントか、電子で良かったら見てやってくださいませm(_ _)m
…詳細情報はHPよりもTwitter(X)の方が早いのでw、ぜひそちらものぞきに来てくださいませ♪
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