聖女じゃないからと言って婚約破棄された元勇者は魔王に会いに行く。
「サーシャ・ディヒガルドとの婚約を破棄し、新たに聖女である妹のローナー・ディヒガルドと婚約をする!」
ある日、己の婚約者らしい第二王子にそう言われたサーシャ・ディヒガルドは冷静にその事実を受け入れた。勝ち誇る妹と関心すら向けない両親に見切りをつけた彼女は、城を、屋敷を、国を出ると名を変えて冒険者として身を立てていく。
何しろ彼女は、異世界で魔王を倒した勇者であり、その知識と経験、スキルはきちんと彼女に受け継がれていたのだから。
――ぼくの半身を殺した国なんぞに未練なんかない。
そう吐き捨てる彼女は知らない。彼女こそが間違いなく聖女であるということを。この世界をおびやかす魔王が、自身が倒した魔王であることを。そして、その魔王がこともあろうに彼女に惚れていることを。
聖女de勇者な彼女の珍道中は魔王をも巻き込んで止まらない。
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珍道中と入っていますが、実際のところはサクっと終わるお話。
主人公の性別が変わっているためご注意ください。異世界転生ですが、ファンタジーからファンタジーに転生しています。
ある日、己の婚約者らしい第二王子にそう言われたサーシャ・ディヒガルドは冷静にその事実を受け入れた。勝ち誇る妹と関心すら向けない両親に見切りをつけた彼女は、城を、屋敷を、国を出ると名を変えて冒険者として身を立てていく。
何しろ彼女は、異世界で魔王を倒した勇者であり、その知識と経験、スキルはきちんと彼女に受け継がれていたのだから。
――ぼくの半身を殺した国なんぞに未練なんかない。
そう吐き捨てる彼女は知らない。彼女こそが間違いなく聖女であるということを。この世界をおびやかす魔王が、自身が倒した魔王であることを。そして、その魔王がこともあろうに彼女に惚れていることを。
聖女de勇者な彼女の珍道中は魔王をも巻き込んで止まらない。
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珍道中と入っていますが、実際のところはサクっと終わるお話。
主人公の性別が変わっているためご注意ください。異世界転生ですが、ファンタジーからファンタジーに転生しています。