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しんと、やよい

『やあ、違ちゃん。』



3日後。

天草警視、今は巡査部長だそうだ。

私は駐在所の奥の部屋で天野さんとテーブルを囲んでいた。



『あの、、女の子は?』


『女の子?それは誰だい?』


『え、、、?』





3日間、私は天草さんをお父さんと呼ぶ女の子にご飯を作った。



『違ちゃんもいろいろあったからね。疲れてるんじゃあないのかい?』


『そ、そんなはずは、、、!!』


『見ての通り、しがない一人暮らしさ。』





何かがおかしい。

私はこの3日、あの子にご飯を、、、





財布を漁る。

無い。


駅前のスーパーで食材を買った。

レシートがない。

ふと台所を見る。


台所はカップラーメンの空箱の山だ。

1日で積み上がりようのない量だ。





『ああ、、ごめんね、、、なかなかかたす暇がなくてね。それで、、なんだっけ?』



『あ、いや、、、山岸さんって、、、お子さんとかいたのかなって。』


『山岸くんね。彼には1人、娘がいたかなあ。山岸くんに顔つきが似ていてね。整っているよ。名前はなんだったかなあ、、、あ、ちょっと待って。』



天草さんはそう言うと戸棚から何かを出す。



『ほら、かわいい子だろう?』




プリクラ、、か?



『プリクラなんて後にも先にもこれだけさ。』




山岸さんの前には手書きで、、『しん』と書かれている。




女の子の前には、、、、










『やよい、、、、』




『そうそう弥生ちゃん!』




プリクラに写っていたのは痩せ細っていて車イスに乗っていた桃色の髪色の女の子だった。

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