私は六村弥生・・・?
「とにかく!!早くここから出るわよ!!」
頭が割れるように痛かった。
私を引っ張るケイは振り返ることもせずに小屋から出て、
草原を走っていた。
「ど・・・どこへ向かうの・・・?」
「ついてくればわかるから!!」
草原はずっと続く。
「あ・・・あれは・・・・??!」
警邏兵たちだ。
「弥生様を離せ!!」
「隣にいるやつは殺して構わん!!」
だめだ・・・
殺してはだめだ。
だって私の戦友だから!!
「あなたたち・・・・ケイに手を出すことはなりません!!」
頭が割れるように痛いにの来られながら大声を出す。
警邏兵たちは私を見る。
その目は弥生様、というさま付けをしているものへの目ではない。
軽蔑・・・というのが正しい。
なぜだろうか・・
私はこの世界の創造主の令嬢のはず。。。。
「ケイは私の!!私の戦友!!」
「おいどうするよ?」
「記憶が混濁している場合は、一度気絶させろと言われていたな。」
「は・・・・?」
「あなた。」
「何?」
ケイが振り向く。
「本当に自分は六村弥生だと思っているの?」
「そうよ!!私は・・・・・」
そうだ。
私は六村弥生。
この世界の・・・・
「だとしたら私を戦友と言ってくれるのは・・・・なぜだ?」
「だってそれは・・・・・」
あれ・・・
戦友?
誰と闘っていたの?
戦友・・・・・
小屋にいたやせ細った女の子。
あれが六村弥生。。。。
「ああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
私は気が付いたら警邏兵たちへと突っ込んでいった。
「おさえろ!」
「うわあああ!!!!!!」
警邏兵の顔にかみつく。
もう1人の警邏兵が何か振り下ろそうとしてきたが、
とっさによけてその代わりかみついた警邏兵の顔にそれがあたった。
「て・・・てめえ・・・・」
「あああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
振り下ろした警邏兵の首筋にかみつく。
「痛い痛い痛い痛い!!!!」
「ああああ!!あああああ!!!」
血しぶきだ顔にかかる。
「わからない・・・・・・わからない!!!私は・・・私は!!!!」
【お前は六村弥生だ】
「うるさいうるさいうるさい!!!!!!!」
【お前は六村弥生だ】
頭の中に男の声がこだまする。
「わ・・・・・・」
「あああ!!!」
血しぶきをあげている警邏兵はすでにこと切れていた。
応援にかけつけた警邏兵も私に襲い掛かるが、私は彼らをかみ殺していった。
「しっかりして・・・・!!!!ヨワ!!!!」
「ヨ・・・・・ワ・・・・・?」
【お前は六村弥生だ】
「あなたの親友の・・・・・引小森違が大変なの!!あなたの為に戦って!!今、捕まっている!助けないと!!!」
「た・・・・がえ・・・?」
「違はこの病院のどこかにいるの!!だからお願い!!一緒に戦って!!」
「わたしは・・・・・ワタシハ・・・・・!!!!!!」
【お前は六村弥生だ】
「コロスコロスコロス!!!ミンナコロス!!!!!」
「ヨワ!!」
意識はそこで切れた。




