終わる
『ケイ!』
『違っ!ああ!ヨワ!うまくいったのね!』
『うん、でも。六村弥生だった。』
『そう、、、、』
『ミネは大丈夫?』
『わ、私は大丈夫です、、、』
『お姉様!体を休めていて下さい!』
『そ、そうもいかないわ。六村は弥生さんを取り返す為にいろいろやってくるはず、、、』
『まあ、しばらくは出て来ないけど、、時間の問題よね。ほら、ケイの入れてた袋にゴムバンド入ってたから、、、』
『ゴムバンド?私は、、そんなもの、、、』
『え、、?じゃあ誰が、、、』
『まあ、、とりあえずなんとか出て来れたから。』
『どうしよう、これから。』
『とりあえずスレイブユアセルフのサーバーを壊す。あと、ここからの脱出口を見つける。』
『うむう。なかなか難儀なミッションだな、、、』
『お姉様、違。問題ないわ。』
『え?』
『たぶんそろそろだと思うの。』
地下世界の天井が崩れる。
轟音を立てながら、岩肌が崩れていき
地表に落ちる。
『な、なにが、、、?』
『違、私の動画配信見たかしら?』
『ああうん、見たよ、、でもそれが、何の、』
『動画配信者はね、金になりそうならなんだってやるのよ。』
光が差し込む。
そこには、大量のショベルカー、掘削機が見え隠れしていた。
『すげーえ!やっぱり、桑島ケイの言う通りだ!これは再生数稼げるぞ!!』
『おい、あそこにいるの桑島じゃね?』
スマホを片手になら叫んでる人が複数人。
『どういう、、、?』
『動画配信してたでしょ?スレイブユアセルフの世界でもある方法で外部とやり取りが可能だった。』
『六村がそんなこと許すはずが、、、』
『六村を凌駕する存在が必要ね。』
『それって、、、あ、、』
六村弥生だ。
『でも弥生は、、、』
『そう。お姉様を傷つけたように見えた。ただ、外部と繋げる回線を提供してくれた。これはどういうことかしら。』
そう。
私らを嵌めようとしたAIが六村の世界がバレるようなリスクある行いに及ぶ。
『その辺は弥生に聞かないとわからない。』
『そうね。』
『スレイブユアセルフが終わるまでに。彼女に聞かないとね。』
私らは動画配信者たちの騒ぎを聞きつけた
地元警察らが地下世界に傾れ込んでいく様子を見ながら、この世界が終わる様を見つめていた。




